インフォメーション

2014-10-25 14:22:00

わかりやすい「こだわり」「専門性」による独自性こそがカギ

 2013年の全業態トータルの年間売り上げは2年連続して前年を上回っており(日本フードサービス協会調べ)、好況の様相を見せている外食産業。しかしそのなかで「居酒屋」は売上高・店舗数・客数・客単価すべてにおいて前年を下回っており、その前年割れは、2014年8月現在なんと24ヵ月も続いている。一方で、居酒屋より単価が高く、割烹や料亭よりは敷居の低い"カジュアル割烹"と言うべき業態が、ここ最近活況を呈してきている。どんな店に人が集まり、人気の理由は何なのか。流行りつつある"カジュアル割烹"の現状を4回に渡りレポートする。今回は最終回。
 
ginmasa1.JPG
旧業態の店舗(坐・和民)からの転換で前年比40%増と順調な「炉ばたや 銀政」。落ち着いた雰囲気の高級感ある店で、いわゆる居酒屋メニューをグレードアップさせたこだわりの料理を提供している。