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2014-04-27 16:33:00

台湾  2014/04/25(金曜日)
ミスタードーナツ、新型店でめん類を販売[商業]

流通大手の統一超商(ユニプレジデント・チェーンストア)傘下で、ドーナツチェーン「ミスタードーナツ」を展開する統一多拿滋は、新型店の出店を強化する。新たにめん類を販売し、男性客の来店を促す戦略だ。

統一多拿滋は、台北市中山区にある店舗を改装し23日に新型店としてオープンした。醤油ラーメンを75台湾元(約250円)で、担担麺を115元で提供するほか、3種類のアイスクリームを38元から販売する。またコーヒーを一新し、豆にこだわり入れたて感を訴求する。新型店の狙いについて、統一超商の広報担当者はNNAに対し「ミスタードーナツは、女性客の来店が多いが、日本の店舗と同様にめん類を導入することで男性客の増加を期待している」と語った。また、当面4店舗の改装を決めており、商圏などを考慮した上で既存店も新型店に切り替えていく方針だと述べた。

統一多拿滋は、2004年にミスタードーナツの台湾1号店を台北市内に開業、現在域内で54店を展開している。年内には60店体制とする計画だ。