インフォメーション

2013-12-23 10:21:00

中国  2013年12月20日(金曜日)
雪印メグミルクが12年ぶり、中国に粉ミルク[食品]

乳業メーカーの雪印メグミルク(東京都新宿区)は19日、関係会社の雪印貿易上海(上海市長寧区)を通じて中国で乳幼児用粉ミルク3品を発売すると発表した。同社が中国本土で粉ミルクを発売するのは2002年の撤退後、約12年ぶり。来年1月下旬から広東省内の総合スーパーマーケット(GMS)やベビー用品専門店で発売する予定。

発売する粉ミルクは、◇「雪印Smart Baby1思敏儿(スーミンア)」:250元(約4,300円)◇「雪印Smart Baby2思敏儿(スーミンア)」:230元◇「雪印Smart Kid3思敏杰(スーミンジェ)」:200元――各900グラムの3品。雪印オーストラリアの自社工場で製造した新製品を中国で輸入販売する。

同社製粉ミルクは母乳に含まれ乳幼児の健康維持に欠かせない成分である、ガングリオシド、DHA(ドコサヘキサエン酸)を配合し、さらに独自訴求成分としてスフィンゴ脂質も配合している。

雪印メグミルクは1992年から2002年まで中国本土で乳幼児用粉ミルクを販売していた。香港では1992年から20年以上にわたり販売しており、香港に隣接する広東省から中国本土への再進出を図る。同社広報担当者は「まずは広東省での実績をみて、今後の販売拡大計画を検討したい」と語った。



<全国>