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2013-09-28 22:28:00

秋田銀行は25日、インドネシアで資産規模5位銀行のマレーシア系バンクCIMBニアガと業務提携したと発表した。海外の金融機関の提携先としては、同日に提携覚書を締結したベトナムの投資開発銀行(BIDV)と合わせて4銀行となる。

CIMBニアガ銀での口座開設、外国為替などの銀行取引や、秋田銀の保証に基づいた現地通貨での融資のほか、現地市場や法令規則などの情報を提供することを盛り込んだ。

秋田銀行は、顧客企業の海外進出支援の一環で、今年5月にはインドネシアの投資調整庁(BKPM)とも提携した。現在の進出企業は十数社とまだ少ないが、同国で自動車メーカーが増産と現地調達率の引き上げを進めているのを受け、同行取引先の自動車部品会社からの問い合わせが増えているという。

海外の金融機関では、フィリピンのメトロポリタン・バンク・アンド・トラスト(メトロバンク)、中国・上海市に拠点を置く交通銀行と提携するほか、香港貿易発展局とも業務連携協定を交わしている。

CIMBニアガは日本の地方銀行との業務提携を進めており、秋田銀行は5行目。これまでに静岡銀行、八十二銀行、千葉銀行、北國銀行と同様の提携を締結している。