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2013-08-07 09:26:00

米コーヒーチェーン大手のスターバックスはベトナム1号店オープンからちょうど半年となる1日、ホーチミン市1区で2号店を開店した。

2号店はナムキーゴイキア通りとグエンズー通りの交差点に位置するオフィスビル「プレジデント・プレイス」1階に出店。統一会堂(旧南ベトナム大統領官邸)や中央郵便局、ノートルダム大聖堂、ベンタイン市場、市人民委員会などの観光スポットからほど近い。60平方メートルほどの室内スペースに加え、屋外にも飲食スペースを用意した。

2日付サイゴンタイムズなどによれば、香港マキシムズ・グループの現地法人で、スターバックスとライセンス契約するコーヒーコンセプツ(ベトナム)のパトリシア・マルキース社長は顧客コンセプトについて、1区のニューワールド・ホテル・サイゴンに隣接する場所に出店した1号店は主に家族連れなどのグループ客をターゲットとしているのに対し、2号店では1区で働くビジネス客の来店を見込んでいると説明した。

■3号店もHCM市

マルキース社長は1号店の売り上げと1日当たりの来客数についてのコメントは避けたものの、「これまでの成果には満足している」と地元メディアに語った。また、今後も引き続き全国の主要都市に展開する方針を表明したが、出店ペースや店舗数などの詳細は明らかにせず、「3号店もホーチミン市内に開店する計画だ」とのみ明かしている。