インフォメーション

2013-06-28 14:15:00

外食チェーンを展開するQSRブランズは、ハラル(イスラム教徒向け)食品の管理に関する学位取得が可能な世界初の教育課程を近く開講する計画を明らかにした。現在マレーシア資格庁(MQA)による認可待ちの状態だ。国営ベルナマ通信が22日に伝えた。

同社のイスラム法(シャリア)・ハラル・コンプライアンス担当のゼネラルマネジャー、モハンマド・ロスラン・サルディン氏によると、同課程はQSRが全額出資する「KFCHインターナショナル・カレッジ」で開講される。開講に当たっては、ハラル産業開発公社(HDC)、マレーシア・イスラム発展局と協力する。

同課程ではシャリアとハラルに関する知識を学ぶ以外に、経営方法についても体系的に学ぶ。

QSRはKFC、ピザハット、アヤマスなどの外食ブランドを展開している。ロスラン氏は「イスラム教徒の利用が多く、ハラル食品の提供とハラルの手法で運営に携わる訓練された従業員の存在が重要だ」と述べた。