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2022-04-02 21:17:00

ポストコロナ時代のフードビジネス産業の展望(1)

 

フードビジネス産業界は、重要な産業として位置づけられているが、新型コロナウイルスの影響で壊滅的な状況になった。しかし、世の中に「フードビジネス産業」がまったくなくなった分けではなく、いままで以上に生活者の欲求は多様化し、さらに生活者は自己実現の欲求は高まり、生活者と企業は「お客様参加・共創」「お客様の感動・感謝・共感」「企業のお客様へのサプライズ(surprise:人を喜ばせること)の時代になった。

つまり、「ヒューマン・ツー・ヒューマン」が最大限に展開される時代を迎えるようになった。なぜなら、従来は「お客様志向」と言いながら、常に「企業」から「お客様」を見ていて、ひどい話になると一流企業の経営者でありながら、「お客様に聞いても何も言わない」と豪語していたが、それでもある程度は、「お客様の心」を見いだしていた。しかるに、「新型コロナショック」に突入すると、まったく「お客様の行動・心理」を読めなくなった。これは何かというと、「企業の傲慢」さが暴露されたということである。

しかも、「新型コロナウイルスの課題と対策」は、内在する課題も数おおくかかえているのが現状である。「フードビジネス参議用界の課題」を克服すると同時に、「ポスト・コロナ時代の予測」をし、新たに「デジタル・トランスフォーメーション」と「コーポレート・トランスフォーメーション」を確立して、「フードビジネス産業界の企業の役割」「日本企業の将来像」「企業ミッション」「企業戦略」を再設計というより、「0」から見直し、「マネジメント時代+ヒューマン・ビジネス時代」を確立することである。

このための「企業マネジメント行動」としては、トップ自らが「創造的破壊とイノベーション」人間になることと、「卓越したリーダーシップ」と「優れたコミュニケーション」を駆使して、高能力のスタッフの創造と旺盛な全員参加マネジメント」という「ビジネス・ツー・ビジネス」を効率していかなければならない。

そのためには、トップ自らの言葉で、「ポスト・コロナ時代」の新たな「企業の役割」企業の将来像」「企業ミッション」を語ることから始め、スタッフ全員に徹底すると同時に、スタッフ自らが行動を起こさせる「動機づけ」をおこなうことである。つまり、「ヒューマン・ビジネス」を念頭に「スタッフの自主性」「スタッフの良き環境づくり」「働くことが楽しい職場づくり」を行うという「企業の役割」の実現である。