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2013-03-30 17:41:00

広島県は28日、イオンマレーシアの首都圏の店舗2カ所で物産展を開催した。4月10日まで約2週間行う。青果や調味料、日本酒などをはじめとする特産品を展示・販売する。同時にお好み焼きの実演や、子ども向けに折り紙など伝統文化を体験できるイベントも実施する。

広島県がマレーシアで物産展を開くのは昨年6月に続き2回目となる。クアラルンプールのミッドバレー店とスランゴール州のワンウタマ店で、同県の主に食品関係の23社が約140点の製品を紹介している。お好み焼き用ソースを製造するオタフクソース(広島市)がお好み焼きの実演ブースを設けたほか、各社が試食コーナーを設置して県産品を紹介している。

イオンマレーシアの担当者によると、マレーシア人は輸入果物に高い関心を持っており、昨年6月の物産展では、広島県果実農業協同組合連合会(JA広島果実連)が紹介した甘みの強いかんきつ類「はるか」がわずか3日で完売するほど好評だった。このため、今年は「はるか」の出荷時期に合わせて物産展を3月にずらした。

物産展に合わせて折り紙やけん玉の体験教室、和太鼓や琴の演奏会も実施する。同担当者は「期間中に3万人ほどの来場があるとみている」と話した。

http://news.nna.jp/free/news/20130329myr009A.html