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2018-12-16 10:51:00

中国の「ドローンで農薬散布」事業から農業のデータ革命が始まる理由

ジャスティン・ゴン・XAG共同創業者兼副社長に聞く

中国農業ドローン大手XAGが、農薬・種子の世界最大手、独バイエルと業務提携を行った。バイエルはドローンで撮影した畑の画像を人工知能(AI)で解析し、必要な個所にだけ農薬を撒く技術で、農薬という「製品」そのものではなく、効率的に農産物を生産するための「効果」を提供するビジネスモデルに転換を図る。XAGのジャスティン・ゴン共同創業者兼副社長に、データを活用する未来の農業について聞いた。(聞き手/「週刊ダイヤモンド」編集部 千本木啓文)

hジャスティン・ゴン/中国杭州生まれ。仏パリ第9パリ・ドフィーヌ大学、中国清華大学で博士号取得。映画プロデューサーを経て、2014年に中国でXAG(旧XAIRCRAFT)を創業。マーケティングなどを担当。 photo by Hirobumi Senbongi

――なぜ農業ドローンの需要が拡大するのですか。

 世界人口の増大にともなって伸びる食料需要を満たすため、大量の化学製品が散布されています。

 
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 これまで農薬散布にはトラクターや航空機が使われてきましたが、土壌を圧縮してしまったり、不必要な場所に撒いてしまったりと環境に悪影響が出ていました。

 AIを活用する農業ドローンは作物を個別に管理でき、雑草が生えている箇所など必要な部分にだけに薬品を撒くことができます。当社試験では農薬を35%節約できました。

――農薬使用量を減らすプロジェクトの提携先が、世界最大の農薬メーカーであるバイエルです。バイエルは農薬使用量を減らすことに同意したのでしょうか。

 農薬を減らし、コストを下げるというビジョンを共有できるパートナーを探すため、多くの化学メーカーと協議しました。

 バイエルは、農薬をただ大量に売るビジネスではなく、農家に提供する「価値」を高めることに注力しようとしていました。こうした価値観を共有できたので、日本を含めグローバルに提携することにしました。https://diamond.jp/articles/-/188238?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

 

 

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農業向けビジネスの戦い方


2018-12-16 10:48:00

壱番屋/ロンドンに初出店、カスタムできるカレー提案

壱番屋は12月12日、イギリス・ロンドンに「カレーハウス CoCo 壱番屋 レスタースクエア店」を初出店した。

<カレーハウス CoCo 壱番屋 レスタースクエア店>
カレーハウス CoCo 壱番屋 レスタースクエア店

メニュは、約40種類のカレーメニューのほか、サラダ、各種飲料などをそろえた。

<約40種類のカレーメニューなどそろう>
約40種類のカレー

自分好みのカレーにカスタマイズできる、選べる楽しさ(トッピング、ご飯の量、カレーの辛さ)を提供する。

<店の内外装はデザイン性を高めた>

店の内外装は、流行に敏感な女性やカップルも利用しやすいように、デザイン性を高め、洗練された空間を演出している。

主要ターゲットは、ロンドン市民全般、現地で働くアジア人(日本人、中国人など)。30代前後を中心としたアッパーミドル(カップル、グループ、ファミリー)の取り込みを目指す。

客単価は、約15ポンド(日本円で約2100円)を想定している(1ポンド145円で換算)。

レスタースクエア店は、同社の100%子会社「ICHIBANYA UK LIMITED」(英国法人)が直営店として運営。

今後5年間で、イギリス国内に10店舗程度を展開する。

今回の出店により、「カレーハウス CoCo 壱番屋」の店舗数は、国内に1265店舗、海外では12の国と地域において167店舗となった。


2018-12-16 10:45:00

食の革命は「レシピデータ」から ニチレイ100億円超の事業構想

2018年12月12日読了時間:5分
勝俣 哲生
日経クロストレンド 副編集長

食品にとどまらず、家電、小売り、AI・IoTといったテクノロジー分野などを幅広く巻き込んだ近未来の食の革命、「イノベー食(ショク)」の衝撃を先進事例から読み解く本特集。第3回は、クックパッドやニチレイが目指す膨大なレシピデータを活用して家庭の食卓を変える新サービスを取り上げる。

レシピを起点とした新アイデアが続々と生まれている(写真/Shutterstock)
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 近未来の食の革命「イノベー食」において、テクノロジーを使って家庭の食卓を豊かにする取り組み「スマートクッキング」も急速に進化しているジャンルの1つだ。その核となるのが、膨大なレシピデータの活用。調理家電と連携して調理をラクにしたり、個々人の嗜好に合わせたレシピを的確にレコメンドしたりと、新サービスの開発が急ピッチで進められている。

 その好例が、レシピ検索大手のクックパッドが取り組む「OiCy(オイシー)」だ。これは、クックパッドに投稿されたレシピをネット接続されたIoTキッチン家電が読み取り可能な形式(MRR: Machine Readable Recipe)に変換し、レシピ内容に合わせて機器を自動制御できるようにするデータプラットフォーム。例えば、クックパッドが試作した調味料サーバー「OiCy Taste」は、しょうゆやみりん、料理酒、酢の調味料ボトルを収納しており、連動するスマホアプリからレシピを選択するだけで、「大さじ2杯」「小さじ1杯」など必要な分量をカップに自動で出せる。料理の途中で調味料を取り出したり、煩わしい計量の手間を減らしたりするためのアイデアだ。

クックパッドの「OiCy」はキッチン家電を進化させるプラットフォームとして期待される

 同社は、このプラットフォームを使った製品やサービス開発のパートナー企業10社を18年8月に発表。そこには、シャープやタイガー魔法瓶、日立アプライアンスといった家電メーカーや、LIXIL、クリナップのような住宅設備会社が名を連ねる。そして12月には、パナソニックが手掛ける家電から住宅設備までの統合プラットフォーム「HomeX」とも戦略的パートナーシップを結んでいる。これらにより、19年中にもクックパッドのOiCyを活用したIoT家電やサービスが登場する見込みだ。すでに海外では、レシピサービスのKitchen Storiesを独ボッシュが買収したり、レシピ連動で加熱温度を自動調節するIHクッキングヒーターなどが登場したりと注目の分野であり、日本でも今後、一気に市場が拡大しそうだ。

 一方、毎日の食卓を飾る料理をより個人の嗜好に合わせたものにするべく、レシピ選択の精度を上げる新種のレコメンドサービスの開発も進んでいる。手掛けるのは冷凍食品大手のニチレイ。実に意外な組み合わせだが、同社は既存事業に縛られず、「次の10年」を担う100億円超えの新事業プロジェクトの1つとして、2020年の本格展開を目指して食のレコメンドサービス「conomeal(このみる)」を立ち上げる計画だ。 https://trend.nikkeibp.co.jp/atcl/contents/18/00093/00003/

 

 


2018-12-16 10:43:00

世界初の完全栄養ラーメン、パン… 食の革新は5分野で進む

2018年12月10日読了時間:8分
勝俣 哲生
日経クロストレンド 副編集長

新たなテクノロジーやビジネスモデルの登場によって、大幅に進化しつつある食分野。本特集は、食品にとどまらず、家電、小売り、AI・IoTといったテクノロジー分野などを幅広く巻き込んだ近未来の食の革命、「イノベー食(ショク)」の衝撃を先進事例から読み解く。第1回は、「完全栄養」という斬新なコンセプトで、パスタやラーメン、パンなど主食のアップデートを仕掛ける日本のスタートアップ、ベースフードを取り上げる。

1食分の栄養素が丸ごと含まれている完全栄養めんを使った、健康ラーメンがデビュー
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 近年、爆発的に広がっている糖質制限ダイエットの影響で、日本の“国民食”が大打撃を受けている。その筆頭が、ラーメンだ。飲み会帰りの「締めの一杯」は、もはやギルト(罪悪感)フードの象徴のようになってしまった。しかし、安心してほしい。長らく進化の乏しかった食の分野で今、現代人が抱える健康問題、古い流通システムが引き起こす飽食の時代のフードロス問題、そして世界の人口爆発による食糧不足問題・環境破壊など、あらゆる課題解決に向けて先進スタートアップによる食の革命「イノベー食(ショク)」が進行中だ。

 世界初の完全栄養ラーメン――。

 従来の不健康なイメージを覆す、こんな衝撃メニューを2018年12月10日から本格展開し始めたのが、濃厚な煮干しスープを売りにするラーメンチェーン「ラーメン凪」(取り扱いは10店舗)だ。16年設立のスタートアップであるベースフード(東京・目黒)が、完全栄養をうたう生めん「BASE RAMEN」を開発。モチモチとして食感豊かな雑穀めんには、チアシード(オメガ3)や真昆布粉末(葉酸)、ビタミンなどの栄養素材が計算ずくで練り込まれている。厚生労働省の「栄養素等表示基準値」に基づいて、過剰摂取が懸念される炭水化物(糖質)や塩分を抑えながら、現代人に必要な1食分の29種類の栄養素が過不足なく含まれているのだ。

BASE RAMEN1食当たりの栄養素(ゆで調理後、推定値)と、厚生労働省の「栄養素等表示基準値」の比較
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雑穀を練り込んでいるため、茶褐色のBASE RAMEN。ベースフードが展開している完全栄養パスタ「BASE PASTA」を改良し、切れにくく、つるつるとのど越しのいいめんに仕上げた
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 この完全栄養めんが、20種類以上の煮干しをブレンド、かつ減塩設計にした凪の濃厚スープによく絡む。既存のラーメンチェーンなどが“アリバイ的”に展開してきたコンニャクめんに代表される糖質オフめんと違って、BASE RAMENは穀物の風味がしっかり堪能できるのも売りだ。それでいて通常のラーメンに比べて糖質は50%オフ、不足しがちな1食分の栄養素も1杯でコンプリートできる。この完全栄養ラーメンはベースフードのネット直販サイトでもスープセットで販売する他、今後、凪以外のラーメンチェーンにも広げていく計画。しばらくラーメン店から遠ざかっていた健康フリークも女性客も、誰もが気兼ねなく食べられるとあって、日本のラーメン文化が再び息を吹き返す起爆剤になりそうだ。

 ベースフードがターゲットにしているのは、ラーメンだけではない。目指すのは、「時代の流れに合わせて、手付かずだった『主食』を健康で簡単、おいしくアップデートすること」(橋本舜社長)であり、完全栄養と掛け合わせたそのコンセプトは、世界でも類を見ないものだ。一体どんなプロジェクトが進行しているのか、今回、日経クロストレンドの取材で初めて明らかになった。 https://trend.nikkeibp.co.jp/atcl/contents/18/00093/00001/

 

 

2018-12-03 12:08:00

和食料理人による新たな挑戦!シドニー名店のヘッドシェフが集合

 


2018年10月30日(火)に、ピアモントにあるエイジュ・フュージョン・ジャパニーズ・ダイニング(EIJU Fusion Japanese Dining/以下、EIJU)に、3つのレストランのシェフが集まり、「ジャパニーズフュージョン」のコラボレーションディナーが実施された。

今回のイベントに登場したのは、フレンチやイタリアンのバックグラウンドを持つ「EIJU」の岡崎英樹シェフ、日本食レストラン激戦区のクローズネストに店舗を構える本格日本食店の「華樹林/HaNa Ju-Rin」から松谷朋之シェフ、大人の隠れ家的な魅力を持つサリーヒルズの粋なダイニングバー「Kagura/神楽」の原田義信シェフ。ソムリエは、「EIJU」から寺本和奈可さんが担当した。

「和食以外でも、日本人が作った料理には日本のエッセンスが入っている。そういうのをもっとわかって欲しい。もっと新しい日本の料理のカタチを紹介したい」という3人のシェフの想いが繋がり、イベントが実現

19時からのスタートにも関わらず、開始時刻前の段階で既に料理を楽しみにしている参加者が集まり満席状態。ウェルカムドリンクを片手に、今か今かと待ちわびる姿からは、新しい日本食への期待と注目の高さを感じさせられた。

3人のシェフの想いがこもったコースメニュー

斬新な見た目に日本のエッセンス

【1】ホタテのセビチェ(写真左)/岡崎シェフ(EIJU)
イカ墨のライスクラッカーに柚子風味のホタテが添えられた上品な一品。クラッカーのサクサク感とホタテのプリプリ感が絶妙。

【2】フレッシュライスペーパーロール(写真中央)/岡崎シェフ(EIJU)
フレッシュなオーシャントラウトとクリーミーなアボカドが一緒になった一品。アクセントで、コチュジャンがピリッときいている。

【3】スイカのガスパッチョ(写真右)/岡崎シェフ(EIJU)
串刺しの生ハムとピクルスをスイカのガスパッチョにつけていただく料理。スイカのほんのりとした甘みとトマトの酸味が相性抜群。

お酒のペアリング:スパークリングワイン
Tasmanian cuvée traditionelle – Nv barringwood(タスマニア)

オーストラリアと日本の融合

【4】アラのカルパッチョ/松谷シェフ(華樹林)
春菊の花が美しく、お皿から季節を感じられる。カルパッチョの上にのっていたポン酢は、日本古来の調味料である醤油のもろみとオーストラリア原産のフィンガーライムを組み合わせた、液体ではなく新感覚のモノ。

フィンガーライムの爽やかな香り、アラのプリプリ感とオニオンスプラウトのシャキシャキ感を堪能。

お酒のペアリング:白ワイン
2017 Peace of Eden Riesling – St. John’s road(エデン・バレー)

3人のシェフによる料理が一つのお皿で楽しめる贅沢なプレート

【5】ローストダック(写真左)/原田シェフ(Kagura)
古典的な和食の技法を使って作られているが、粒マスタードと和出汁を一緒に入れて、少し洋風のフレイバーを出しているのが特徴。フライされたネギの香ばしさが口の中に広がる。

【6】サーモンのコンフィ(写真中央)/岡崎シェフ(EIJU)
柔らかくシットリとした舌触りでホロリと崩れるコンフィ。一緒に添えられたほうれん草のピューレには柚子胡椒がアクセントで入っている。

【7】タコの柔らか煮(写真右)/松谷シェフ(華樹林)
華樹林でも人気。松谷シェフのシグネチャーでもあるタコの柔らか煮。伝統的な日本の味に黒トリュフオイルを加えてアレンジした一品。

お酒のペアリング:白ワイン
2016 Girt by Sea Chardonnay – Voyager estate(マーガレット・リバー)

計算しつくされた繊細な味わい

【8】ポーク・オッソ・ブーコ・シチュー/原田シェフ(Kagura)
ほろほろで柔らかく、スプーンで簡単にほぐれて、口の中に入れるとわさびの香りがふわーと広がる。液体塩麹でマリネして柔らかくした豚肉に、アクセントで添えられるカリッとしたケールチップスの絶妙なバランスは圧巻。ほうれん草のオイルがかかっていて見た目も鮮やか。

お酒のペアリング:ロゼワイン
2018 Bondar, Grenache and Cinsault Rose (マクラーレン・ベール)

伝統的なちらし寿司も、餡と合わせていただきます

【9】ちらし寿司/松谷シェフ(華樹林)
新潟産の寿司専用米を羽釜で炊き、赤酢を合わせたシャリ感動するほどに美味しい! 料理にはマスタードの花、チャイブが添えられ見た目も美しく、贅沢にのったウニが特別感を演出する。はじめにちらし寿司のみを楽しみ、最後に柔らかめの茶碗蒸しを餡としてかけてスプーンでいただく、ユニークな一品。

お酒のペアリング:日本酒
三諸杉 辛口純米酒(今西酒造/奈良)

コースメニューの大トリは「和牛」のステーキ

【10】グリル和牛サーロイン/岡崎シェフ(EIJU)
和牛にしっかりと味が染み込んでおり、噛めば噛むほど旨味が口の中に広がる。満腹に近くてもペロリと食べられるほど美味。ソースにワインの風味がほのかに感じられ、赤ワインとの相性も抜群。

お酒のペアリング:赤ワイン
2016 Catena Malbec(アルゼンチン・メンドーサ)

ココロと別腹までしっかり満たされる

【11】ココナッツクリームヌーヴ/岡崎シェフ(EIJU)
ココナッツグラニータのひんやり感とメレンゲのサクサク感、そして口の中に入れるとすぐに溶けるのが癖になる美味しさ。甘過ぎずさっぱりと軽い味わいで、コースを締めくくるのにぴったりの一品。

お酒のペアリング:梅酒
あらごし梅酒(梅乃宿酒造/奈良)

さまざまなフュージョン料理と相性のよいお酒が揃います

食前酒のスパークリングワインと5種類の料理に合うお酒を堪能。岡崎シェフが奈良出身ということもあり、奈良のお酒が多く登場しました。その中でも参加者を唸らせたのが、ちらし寿司のマッチングとして出された日本酒。

切辛 純米酒
純米ならではの米の旨みが口の中に広がり、キリッとした辛さの余韻が印象的。辛口ですが飲みやすく、食事もすすみます。日本酒が好きな方はもちろん、あまりなじみがない方も試しやすいお酒。

今回イベントを企画したシェフとソムリエ

左から、松谷シェフ(華樹林)、寺本ソムリエ(Eiju Fusion Japanese Dining)、岡崎シェフ(Eiju Fusion Japanese Dining)、原田シェフ(Kagura/神楽)

イベント終了後、各店のシェフは以下のように振り返りました。

岡崎シェフ(Eiju Fusion Japanese Dining)

レストランの入り口にある看板に「ジャパニーズ」という文字があるため、ローカルのお客さんは「寿司」や「天ぷら」などの「和食」を求めて来ますが、定番の和食はメニューにはないため、お客さんがその場でお店を出て行ってしまうこともありました。「和食」が食べられるから来てもらうのではなく、「日本人のシェフが作る料理」を食べに来てもらえるよう、これからも継続的にイベントを開催して伝えていきたいです。

松谷シェフ(華樹林)

お客さんの反応もいいようなので、すごくホッとしています。来ていただいた皆さんに感謝です。華樹林でもシェフを招いてコラボレーションをやったことがありますし、よそに行ってコラボレーションをしたこともあります。今回も他のシェフと協力しあってうまくできたんじゃないかなと思います。

原田シェフ(Kagura/神楽)

それぞれがオーナーシェフでお店の特色があって、普通の日本食レストランとは異なる色を出しているシェフが集まったので、難しかったですけど、新しい和食のスタイルを皆さんに紹介できたらいいなと思っています。

新しい息吹が吹き込まれた「ジャパニーズフュージョン」を味わおう

伝統的な日本料理にはない、色鮮やかな見た目で「目で楽しめる」料理の数々。なおかつ、日本人ならではの繊細な味付けで、奥ゆかしさが見事に表現されていました。

香ばしさ、柚子のスッキリとした香りや、「カリカリ」「シャキシャキ」「プリプリ」などの多彩な食感が計算されていて、その見事なバランスに圧倒……。舌だけではなく、五感で楽しめる料理を思う存分堪能しました。

見た目が斬新な料理でエンターテイメント性もありながら、日本人が安心するような味わいも楽しめます。「日本」と「西洋」が融合した「ジャパニーズフュージョン」を体験しに、是非お店に足を運んでみてください。

EIJU Fusion Japanese Dining

所在地:196 Harris St, Pyrmont NSW 2009
電話:(02) 8590 3433
営業時間:火~木 18:00-21:00/金~日 11:30-14:30、18:00-21:30(月定休)
http://eiju.com.au

華樹林/HaNa Ju-Rin

所在地:Shop 1/300 Pacific Highway, Crows Nest NSW 2065
電話:(02) 9966 5833
営業時間:月、水~日 12:00-14:00、18:00-21:30 (火定休)
https://www.hanajurin.com.au

Kagura/神楽

所在地:74-84 Foveaux Street, Surry Hills NSW 2010
電話:(02) 9212 1981
営業時間:月~土 18:00-23:00(日定休)
https://www.kagura.com.au


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