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2018-01-30 10:36:00

2018/01/29(月)

JICA農業セミナー、300人が参加

セミナーに出席した日越の政府、農業関連の関係者ら=26日、ホーチミン市(JICAベトナム事務所提供)

セミナーに出席した日越の政府、農業関連の関係者ら=26日、ホーチミン市(JICAベトナム事務所提供)

 

国際協力機構(JICA)は26日、ホーチミン市で農業セミナーを開催した。同日から28日まで開催されていた日越交流イベント「第5回ジャパン・ベトナムフェスティバル(JVF)」の連携イベントで、約300人が参加した。

自民党の元幹事長で、第5回JVF実行委員長・日越友好議員連盟特別顧問を務める武部勤氏が出席し、開会のあいさつをした。第1部では、北中部ゲアン省農業振興アドバイザーを務めるJICAの専門家、佐久間弘行氏、中部高原ラムドン省人民委員会のファム・エス副主席、北海道帯広市川西農業協同組合の石山隆幸参事が講演し、日本企業や農業協同組合、ベトナム側による農業への取り組みを紹介。第2部のパネルディスカッションでは、日越の農業関連機関やベトナムの政府関係者、JICAベトナム事務所の藤田安男所長らがパネリストとして登壇し、日越双方の農業発展に向けて民間投資を促進するために必要な取り組みについて議論した。

ベトナムでは経済社会発展において、農業が重要な役割を果たしている。また、ベトナム国内や周辺諸国の所得・購買力の高まりに伴い農産物の消費が拡大しつつあり、国内外の民間企業による農業への投資が活発化している。これらを背景に、日本政府やJICAは、民間企業と連携しながら、ベトナムでフードバリューチェーン構築に向けた協力を進めている。