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2016-05-28 21:59:00

タイ  2016/05/27(金曜日)
岐阜県知事、県産品や観光地をPR[経済]

 



岐阜県の古田肇知事が25~27日の日程でタイを訪れ、飛騨牛、アユなどの県産品や観光地をPRした。古田知事によるタイでのトップセールスは2009年以来4度目。

26日にはバンコクの日本大使公邸でレセプションを開催。タイの財政界関係者や日系企業関係者らに飛騨牛や、世界農業遺産に認定されている「清流長良川の鮎」などの県産品を振る舞ったほか、伝統芸能の地歌舞伎を披露した。タイの人気歌手ガンナパットさんを起用してタイ人観光客の誘致に取り組んでいることも強調し、県の魅力をアピールした。

古田知事は「初めてタイを訪問した09年以来、岐阜とタイの交流は急速に進んでいる」と語った。当時、岐阜を訪れるタイ人は年間で8,000人台だったが、昨年は5万5,000人と大きく伸びた。

岐阜県は、主に東南アジアを対象に、観光誘客と県産品・農産物の輸出促進を目的とした「飛騨・美濃じまん海外戦略プロジェクト」を09年度に始動。東南アジア諸国連合(ASEAN)の中でも経済発展が著しく、今後に一層の成長が見込まれるタイでトップセールスを展開することを決めた。

県の担当者によると、タイで岐阜の特産品を取り扱う店は、飛騨牛が8店舗、アユが4店舗、カキが1店舗。季節によっては1粒5万円の超高級イチゴもタイに出荷している。