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せいゆう丸釣行記

2019-06-12 04:51:00

昨日は朝から気が重かった。

 

というのもここ最近、何となく魚探の様子がおかしくて、キレが無いというかゲイン(感度)を上げても魚影が写りにくくなってたので、船体の外に取り付けているトランスデューサー(発振器)がいよいよ駄目になったのではないかと疑っておりました。

 

予備のトランスデューサーはあるけどドックして取り付けねばならず、昨日の沖行きには間に合わないし、そうでなくてもお魚がいらっしゃらない現状ではまともな釣りが出来ないなあと、チョイと憂鬱でした。

 

それでも夜明けから原因追求のため、トランスデューサーと本体を結ぶケーブルをたぐっていたら、過去に何かのはずみで誤って切ってしまって接続した箇所が出てきたのでビニールテープを剥がしてみると、海水が進入してて腐食して見事に短絡してましたわ。

 

急いでその部分を切断して新たに接続してみると、魚探の画像は見事に蘇ってくれました。(笑)

 

 

 

という訳で修理が完了して予定通りの時刻にルンルン気分で出港したまでは良かったが、なんと一昨日よりまだ潮が完全に止まってて、頼みの潟で数匹のアジが釣れた程度で沈黙モード突入に。

 

昨日は沖の釣り場に漁友の誰も行ってなかったので沖の状況が分からないままだったけど、皆さんのリクエストに応える形で沖の磯場に行ってみることにしました。

 

この時期になると皆さん 「お腹パンパンのイサキ」 の姿が目の前をチラチラされるようで、 「イサキが釣りたい!」 的な視線をこちらに送って来られるから、多分駄目だろうなあと思っても行ってみることにするのですわ。

 

 

 

沖の磯場に到着するとお魚は居るには居るみたいで、魚探に結構反応があったものの沖も潮が完全に止まっており、イサキはやはり口を使おうとしませんでした。

 

メジナ数匹とイサキ数匹が釣れたけど、粘ってみても沈黙モードが続く感じだったので、お昼前にはイサキを諦めて沖のアジの巣床でアジ狙いに変更しました。 

 

 

 

沖のアジの巣床にはサイズは小さいものの結構ビッチリとアジの反応が出てたのでサビキを投入すると、すぐに竿先がピクピクしておりました。

 

ところが天秤仕掛けにはほとんど無反応で、サビキと天秤の釣果に大差がついてしまいました。

 

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まあとりあえずひと切れ程度のお刺身は確保できましたが、今の時期にイサキが数釣りできた過去を思い出すと、本当に黒潮の大蛇行の影響の大きさを感じざるを得ませんなあ。

 

 

 

今日はスパコン予想で北風が強い表現になってたので昨日のうちに中止にしましたが、草刈とか溜まりにたまったゴミの処理などお休みの時間を有効活用しましょうかね。


2019-06-11 03:21:00

家は人が住まなくなって閉め切っているとすぐに朽ちてしまうと言いますが、空気の入れ替えが無くなるとカビや細菌やらが繁殖して家を駄目にしちまうみたいだけど、海も同じように潮が流れず澱んでいいるとプランクトンが大量に発生して、菜っ葉潮になったり赤潮になったりするらしい。

 

大蛇行で日向灘から遠く離れてしまった海流の図がこれ。

 

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このように宮崎沖は黒線で囲った通り、黒潮が離岸して白い空白地帯になっているのが分かると思うけど、これって潮が全く動いてないことを示してるんですわ。

 

瀬戸内海周辺は潮の干満で定期的に動きますが、日向灘沖は潮の干満による潮流は起きないので、ただただドヨヨーンと澱んでいるだけなんですねえ。

 

よって黒潮が接岸しなければ、お魚の活性が極端に悪い日がこれからも続くでしょう。

 

海中に植物性プランクトンが増えてきているため、イカリ綱が見事な緑色に変色しているのはそれを物語っているようです。

 

 

 

さてさて昨日も沖のイサキは駄目だという情報が入ったので沖には行かず、一昨日ちょびっと助けてもらった南の潟で半日遊び、午後はすぐ近くの潟にもどって遊んでもらいましたが、久し振りにアジのお顔を見ることができました。

 

 

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活性が悪いと言いながら、お魚さんも何かを食べないと栄養失調で死んじゃうからたまに口を使う時があるのでしょうが、昨日はまぐれで良い場所に当たったみたいで、なんとかひと切れのお刺身が楽しめる程度には釣れてくれたみたいです。

 

 

 

今週は梅雨の中休みなのかずっと晴れの日が続いて良さそうでしたが、明日は豊後水道からの北風が出そうなスパコン予想になってますので、慎重に海況を観察して判断したいと思います、


2019-06-10 02:43:00

潮が動かん。

 

打つ手がない。

 

お手上げ。

 

 

 

以上昨日の状況でした。

 

 

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昨日沖に出た漁友達に聞いてみるとほとんどのお方が撃沈だったらしく、潮が動かず澱んでいる状態が解消されないと、どげんもこげんもならんごとありますがね。

 

 

 

ところで昨日の朝早く港の中に 「にわか仕立てのなんちゃってルアーマン」 の若いおふたりさんがやって来られたのを見つけ、面白そうだったので早速とっ捕まえて色々とお話しを聞きましたが、やはりユーチューブにアップされた 「爆釣」 の文字に釣られてやって来たそうだが、こうなりゃ橋の下での架空の爆釣シーンを制作してユーチューブにアップして、ふらふらやって来たお兄ちゃんお姉ちゃん達に、かき氷とかソフトクリームを販売したら儲かりはしないだろうかねえ?

 

若いお方にあれこれ思い込ませ刷り込ませるにはユーチューブが手っ取り早くて確実だと、最近本気でそう思えるようになりましたわよ。(笑)


2019-06-09 03:35:00

九州南部が梅雨に入って1週間が経ちますが、この1週間は低気圧や前線が通過したりして雨の日が多かったものの、今日から金曜日までは穏やかな日が続きそうです。

 

沖の情報としては相変わらず黒潮の大蛇行の影響なのか、水温は24度近くに上昇しているものの潮の流れがほとんど無くて、イサキ釣りファンをがっかりさせてるようです。

 

どんなお魚でも潮が動かないと活性がガクンと落ちてしまいますが、特にイサキは極端に潮の動きに反応するようで、それまで入れパクしてたイサキが突然全く口を使わなくなることはしゅっちゅうなんですなあ。

 

 

 

さてと昨日も橋の下の天然ドックで船の整備をしておりましたが、なにせ自分一人でやることだからなかなかはかどらず、イライラが募りますけど、昨日は 「まつかさ」 の前進・後進のシフトの微調整が終わり、やっとまともに走れるようになりました。

 

さらにせいゆう丸と同じ型で同じ目的地番号を載せたGPSを取り付けたので、釣れてる場所への案内がよりスムーズになることでしょう。

 

まだ整備の途中なんですが、自分がテスト走行を繰り返して納得行けばようやく沖に行けるようになるでしょう。

 

 

 

昨日も橋の下でウダウダやってたら、お若い二人の兄弟さんが 「なんちゃってにわかルアーマン」 をやっておられたので、暇つぶしに声をかけてちょっかい出してみましたが、久留米から来られてたお兄ちゃんの方は何故かこのHPをご覧になってるようで、話が盛り上がって結構面白かったですがね。

 

お話を伺ってると都会では海のお遊びを気軽に気楽に出来ないのが現状のようで、空いた日があれば是非船に乗りにおいでよと、声をかけておきました。

 

 

 

どりゃどりゃ出立の時間になってきたので書くのを止めますが、潮が動いてればイサキを、そうでなければアジを探して今夜のお刺身確保を頑張らんといかんわね。


2019-06-08 04:20:00

昨日は夜明け頃のまだうす暗い中、雨が降る前にと 「まつかさ」 を橋の下に移動してせいゆう丸の横に繋ぎ、あれこれ整備や調整をするつもりでしたが、移動までは出来たものの東寄りの風で昼過ぎまで雨が振込み、結局何も出来ませんでしたわ。

 

キャビンのベッドにゴロリとなってほぼ半日を過ごしましたが、漁友達と連絡とって情報交換したり、ウトウトとうたた寝したりして時間を潰しておりました。

 

 

 

という訳で昨日は何もしなかったため、今朝はこれといったネタも無いので止めますが、今日も沖行きを中止しました。

 

朝早い時間はまだ波が残っているであろうことと、西風が吹くので沖は厳しいし、午後は潮がずっと引きっぱなしで港に入れるのが夕暮れ近くになるなどの悪条件が重なってるので、敢えて沖行きをやめて橋の下の天然ドックで昨日出来なかった整備と修理をする予定です。

 

ただ明日から金曜日までは出られそうな日が続くみたいなので、潮が流れていればイサキを、流れてなければアジを狙って美味しいお刺身を食べられるようにしたいものですねえ。

 

黒潮の大蛇行が終わらなければ、今年もイサキの数釣りは望めないでしょうなあ。

 


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