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せいゆう丸釣行記
2019-06-11 03:21:00
家は人が住まなくなって閉め切っているとすぐに朽ちてしまうと言いますが、空気の入れ替えが無くなるとカビや細菌やらが繁殖して家を駄目にしちまうみたいだけど、海も同じように潮が流れず澱んでいいるとプランクトンが大量に発生して、菜っ葉潮になったり赤潮になったりするらしい。
大蛇行で日向灘から遠く離れてしまった海流の図がこれ。
このように宮崎沖は黒線で囲った通り、黒潮が離岸して白い空白地帯になっているのが分かると思うけど、これって潮が全く動いてないことを示してるんですわ。
瀬戸内海周辺は潮の干満で定期的に動きますが、日向灘沖は潮の干満による潮流は起きないので、ただただドヨヨーンと澱んでいるだけなんですねえ。
よって黒潮が接岸しなければ、お魚の活性が極端に悪い日がこれからも続くでしょう。
海中に植物性プランクトンが増えてきているため、イカリ綱が見事な緑色に変色しているのはそれを物語っているようです。
さてさて昨日も沖のイサキは駄目だという情報が入ったので沖には行かず、一昨日ちょびっと助けてもらった南の潟で半日遊び、午後はすぐ近くの潟にもどって遊んでもらいましたが、久し振りにアジのお顔を見ることができました。
活性が悪いと言いながら、お魚さんも何かを食べないと栄養失調で死んじゃうからたまに口を使う時があるのでしょうが、昨日はまぐれで良い場所に当たったみたいで、なんとかひと切れのお刺身が楽しめる程度には釣れてくれたみたいです。
今週は梅雨の中休みなのかずっと晴れの日が続いて良さそうでしたが、明日は豊後水道からの北風が出そうなスパコン予想になってますので、慎重に海況を観察して判断したいと思います、