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せいゆう丸釣行記
人生60年過ごしながらこんなに便利な言葉があるとは知りませんでした。
それは 「差し控えさせていただきます」 だ。
こんなに奥ゆかしく控えめにしながら、きっちりお断りする言葉を今までほとんど使うことなかったけど、今思うと実にもったいない気がいたします。
もちろんこの言葉を教えてくださったのは財務省の官僚様達だったり麻生さんだったりだが、不思議なのは政治家の関与があったのではの質問には 「決してございません!」 ときっぱりお答えなさるけど、他の質問にはのらりくらりと 「差し控えさせていただきます」 ときたもんだ。
この国の官僚様達はどこを向いてお仕事なさっていらっしゃるのでしょうかねえ。
既に公僕という文字は死語になり、定年退職後の 「わたり」 を夢見て必死になって組織を守ろうとするお姿に見えるのだけど、それって自分だけなんだろうか?
一人で悪人を受け持ってしもた佐川さんですら、この難局を乗り切ったらバラ色の人生を官邸から保証されているのではないか囁かれているくらいだから、もう何を信用して良いか分からなくなりましたなあ。
従って仮に何らかのことで役所から咎められても 「差し控えさせていただきます」 と逃げ通せば、とりあえず何とかなることを今回学べたのは良かったかも。
但しそれはお役所に対してのことのみで、家庭内でそれを使うと奥方から三行半をつきつけられることになるから、くれぐれも注意せんといかんね。
昨日は野暮用でお休みしたけど、今日からまた沖に行くけど潮が動いてくれてるだろうかなあ。
日々安定してお刺身楽しめる程度にお魚が釣れるのが自分の毎日の目標でありますが、年に1度あるか無いかの大貧漁を昨日やっちまいました。
先週の春の嵐による大シケのウネリで海底が揺さぶられたのをお魚が嫌ってなのか、それまで好調だった伊比井沖すらまるでお魚が居なくなったそうで、浅場のいわゆる潟付近はもぬけの殻状態になっております。
一昨日はまぐれでデカアジの群れを見つけてそれなりに釣れてくれたけど、昨日は水温がさらに下がったのと終日潮が完全に動かない状態が続き、信じられないくらい餌に反応してくれませんでした。
どうにもならずに沖の沖まで行ってみましたが、潟の菜っ葉潮と違って青い黒潮が入ってて流れ藻も沢山見られたので期待して探索するけど、沖の沖も全く潮が動いてなくて仕掛けが真下に落ちていくから、仕掛けが落ちて行き餌のアミが散らばる様子までが魚探に映し出される始末で、釣りになりませんでしたわ。
奇跡的に釣れた1.5kg弱のヘダイが唯一の獲物でありました。
リールの音が軽快に回っている音が聞こえるときは心静かに穏やかにいられるけど、 「シーン」 の時間が延々と続くともの凄く焦りますがね。
普段坊主が当たり前のお船ならどうってこと無いのだろうが、そんなのに慣れてないから結構落ち込みますなあ。
漁友のMA氏も釣れなかったそうで、自分達より先に帰っておられたから南も駄目だったのでしょうかねえ。
今日は年に1度どうしてもやらなきゃならない事案がありましてお休みにしましたが、昨日心折れたから回復させるのに丁度良かったかも知れませんわ。
久しぶりのはたはた君の沖行きでしたが、近くをうろうろしていたと思ってたら、こんなでかいマダイを釣っていたとは恐れ入りました。
どこにどんなお魚が居るのか出てみないと分からないものだね。
「乗っ込み時期だあ」 と鼻息荒く意気込みを見せて募集をかけるお船も散見されるが、こんな交差点で出会い頭の交通事故的な釣りをのんびりやってるほうが面白いと思うけどねえ。
春先になると黒潮が接岸して流れ藻が南からやって来ますが、今年は随分早く見かける感じであります。
流れ藻にはブリの稚魚のモジャコが居ついているらしいけど、モジャコ漁のデカくて変わった形のお船はまだ見かけない。
下手に流れ藻群の中に入るとペラに絡まりついてロープを巻きつけたように止まってしまうので、航行には要注意であります。
昨日は1週間ぶりに沖に出られましたがウネリが結構残っていて、しかも前日の情報のとおり下りの菜っ葉潮で水温が15度チョイと最悪の状況にありました。
いつもの潟を探索すると1週間前にあれほど居たお魚の群れが完全に砂漠状態でさっぱり居なくなってて、イカリを打つことなく少し沖を探索してみました。
そこは5日程前、吉園さんがデカアジとニベの20kgクラスを上げた場所でしたが、ありがたいことにまだご滞在くださってて、結構よろしい魚影がボワリと出てました。
それからは動くことなく納竿の時間までポツリポツリと釣れたようですが、一晩のお刺身が楽しめる程度にデカアジが釣れたようでした。
1週間もブランクがあると随分不安なものでしたが、運良く良い場所に巡り会えたので辛い思いをせずに済みましたわ。
今日も沖に出られそうですが、 「わろてんか」 を観て、「とくダネ!」 を観ながらゆっくり出来ると良いけどなあ。
国会からも目が離せませんぞ。
寝坊しちまったので簡単に。
先ほど新聞見たら、財務省は一連の問題について書き換えしたことを認める方針だとのこと。
そしてそれを主導した1人が佐川さんだったことなどが書いてありました。
こりゃ1998年の 「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」 以来の財務省における大汚点になりそうですねえ。
「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」 をご存知ない方もいらっしゃるかも知れませんが、高級ノーパンしゃぶしゃぶ店を接待の場にして、7人の大蔵官僚らが複数の銀行等から接待を受け見返りに情報を漏らした事件で、逮捕起訴され大蔵省解体の一つの要因になった事件であります。
確か逮捕されたその当時の官僚達が今の佐川さん達と同期だったと記憶しているが、そうだとしたら全く学習出来てなかったことになりますなあ。
自殺者が出たことで急展開し始めたけど、行き着く先はどこになるのでしょうか。
自分的には5月の米朝直接対話を控え、国際的にとても重要な時期だから国内であまりもめて欲しくないと思うけど、安倍さんはつまらない案件で土俵際まで追い詰められそうだなあ。
ごちゃごちゃ言って隠さずに早く謝って膿を出し切って、もっと大事な国際・国内問題に立ち向かってもらいたいと思いますがね。
今日は1週間ぶりの沖行きになりますが、昨日友達の漁師とヨットの達人さんが出てたみたいですが、どこを探しても魚影が無かったと言ってたので、今日は空前絶後の大貧漁になるかも知れないなあ。