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せいゆう丸釣行記

2018-03-24 03:25:00

今年の海は水温が高くなり流れ藻の来流が異様に早い気がしますが、昨日は一気に20度に上昇してて流れ藻があちこちで散見されました。

 

水温が低いより高いほうが良いとは限りませんが、潮の色は少し沖に出ると黒潮特有の真っ青になってるし、少なくとも表面の潮は若干上っている感じなんですが、とにかく昨日はお魚が居ないか口を使わないか分かりませんが、さっぱり釣れませんでした。

 

最近の森友改ざん事件で良く使われる言葉を引用すると、 「前代未聞・言語道断・空前絶後」 的大貧漁になっちまいました。

 

 

 

出港は午前7時過ぎ。

 

はたはた君の初出港ということもあって、避難港に出入りする時のコース取りなどを橋の下の堰堤で説明してせいゆう丸の後ろを付いて来てもらったが、これからゴールデンウィークのチョイ先までお昼の干潮に潮が大きく下がるので、コース取りが絶対大事になるのであります。

 

とりあえず潟付近を探索してみたけど 「シケ明けに釣れたためしがない。」 の釣り師匠のお言葉通り、先日の大ウネリで海底が揺さぶられたのを嫌ってか、お魚の姿がまるでありませんでした。

 

昨日は1週間ぶりの沖行きだったので、お友達の漁師やセミプロのお方達も南に出撃されてたので情報はたんまり貰ってたけど皆さんサッパリの状況だったので、風波が気にはなるけどこちらは沖に展開することにしました。

 

 

 

途中あちこち探索しながらの移動でしたが、まあどこに行っても砂漠状態で笑っちゃうくらいお魚さんがいらっしゃらず、イカリを打つことなくウロウロして最後は黄金の瀬にまで行ってみて久しぶりの沖磯釣りをしてみましたが、謎の磯釣り師さんがメジナとイサキとカワハギを釣り上げただけで、ひと切れのお刺身も食べられないサッパリの1日でした。

 

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自然相手のお遊びだから釣り堀や金魚すくいと違って駄目な時もあるけど、ここまでひどいと何かの前兆なのでは?と疑ってしまいますがね。

 

結局漁友達もほとんどゼロだったそうで、早々帰港されてたようです。

 

お魚じゃないから分かりませんが、急激に水温の変化があったのか、酸素が足りないのか、ウネリを嫌ってるのか人様には到底分かりませんが、一晩で変わることがあるのでとにかく毎日沖に出てみないといけませんね。

 

 

 

出立の時間が近づいて来たので、朝ごはん食べてそろそろ内海に向かうことにしましょうかね。

 

 

 


2018-03-23 04:25:00

今月は連続1週間のお休みが2回もありました。

 

サラリー諸氏からしますと、ひと月に正月休みが2回来るようなもので、すごく羨ましく思われることでしょうが、自由人のお休み = 収入無し ということで、半月も実入りがゼロとなる訳で恐怖の月末がすぐそこまで来ちゃうから、そりゃ気が気じゃないのであります。

 

おかげなことに我が家は借金ゼロで、家賃や光熱費や保険代やら払うだけだから大した生活費の額では無いものの、さすがに打率が3割台にまで落ち込むとかなりヤバイことになるのであります。

 

ようやく春の荒天は昨日までで落ち着いたみたいで、向こう1週間は沖に出られそうなので今月も何とかなるかも知れませんが、こりゃいつまでこんな綱渡り人生を歩まなきゃいけないのでしょうかねえ。

 

 

 

ところで昨日たまたま最新の軽自動車を運転する機会がありまして、古い車しか乗れない自分は興味津々いじくりまわして運転してみましたが、意外にも 「まあこんなものかな?」 的な感想でした。

 

購入時の金額を聞いたら、オプションあれこれ付けてなんと200万円超えらしいが、正直なところ去年10万円で購入した15万キロ近く走っている我が家のムーブと比べても動力性能や足回りにそれ程の違いが感じられず、大した感動を得ることは出来ませんでしたなあ。

 

 

 

話は変わりますが、 「いつかはクラウン!」 のキャッチコピーをご存知の方は随分年配のお方と思いますが、それは1983年の7代目クラウンのキャッチでありました。

 

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かれこれもう35年も前の車のお話なんですが、 「いつかはクラウンが所有出来るような立場になりたい」 の意なんでしょうが、自分がサラリーなりたての頃の時代で、その思いは良く分かる気がいたします。

 

その当時自分はバイクを乗り回して不自由さを感じてなかったので、特に車が欲しくてたまらないことは無かったけど、その当時の若者が新しい事や物に憧れる思いは、今の時代の若者よりはるかに強かったように思えます。

 

 

 

ちなみに近年の自動車の車名別年間累計販売台数を調べてみますと、ここ最近ではハイブリッドのプリウスが首位を守ってましたが最近ではホンダのNボックスがトップに躍り出てるらしい。

 

ご存知の通り、その前の時代は33年間にわたってカローラがトップの座を守っていたけど、バブル景気の頃に第8代のクラウンが月間販売台数で一時期首位になったことはあまり知られてないかも知れないなあ。

 

バブル景気が 「いつかはクラウン」 を 「いきなりクラウン」 にしてしまったのでしょうが、バブルが崩壊するとともに世の中 「いつかはクラウン」 どころではなくなったのを鮮明に覚えております。

 

 

 

そんでもって最近の流行りは 「自動何々」 らしく 自動運転・自動ハイビームロービーム・自動アイドリングストップ・自動飛び出し防止機能 等々、とにかく 「自動」 が付いてないとダメなのか分からんが、やたらと人様が本来しなきゃいけない動作や作業をやらずに済む方向に向かっているのが気になって仕方ない。

 

昨日乗った軽自動車にもいろんなボタンが組み込んであって、全部 「自動」 に関係するものでしたが、あれってやり過ぎじゃなかろうかねえ。

 

人様はこれから運転する時に何をすれば良いのか分からんが、人工知能やハイテクが必要とする人の能力や感性を駄目にして、何も分からん・何も出来ない人間が今後わんさと増えそうな気がしますがね。

 

 

 

自分の場合毎日オイルや冷却水を足したり、どこからか漏れて侵入した海水を汲み上げたり、燃料を継ぎ足したり、バッテリーの容量をチェックしたり、発電機で充電したりと、そりゃ船を出すまでにアナログ的作業に追われるが、それだけにお船の全てを把握してるから多少のトラブルに遭遇しても大まかの対応出来るけど、自動に頼ってるとそうはいかないでしょうねえ。

 

車の場合何かあっても車を停めて歩いて帰れるから特に問題無いが、海の場合は命に関わることになっちまうから自動は極めて危ないのであります。

 

 

 

「いつかはクラウン」 の時代までは、満たされない生活を満たされた生活にしたいと思う気持ちは随分強かった気がするけど、今のようにほとんど満たされた生活を享受出来る時代になっても 「幸せだ」 となかなか感じられないのはチョイと不幸な感じがいたします。

 

さあて今後生活環境の中で、どこまで自動化が進んだら 「幸せ」 と感じることができるでしょうかねえ。

 

 

 

あれあれ、アホなこと書いてたら出立の時間が来てしまいましたがな。

 

久しぶりの沖行きだけど、海の中はどんな風に変化しているでしょうか。

 

とりあえず潟から探索してお魚を見つけないといけないけど、それこそ自宅に居ながらにして 「自動」 でお魚の居場所を教えてもらえるシステムはないでしょうかねえ?


2018-03-22 04:31:00

昨日は義兄の嫁さんのお父様が亡くなられて、その葬儀で延岡の斎場に行きお見送りしてまいりました。

 

94歳の旅立ちということでいわゆる大往生だったのですが、孫たちのお別れの言葉にはあちこちですすり泣く声が聞こえてましたなあ。

 

自分がそこまで生きる確信はまるでないけど、30数年もすると自分もあの棺の中に入るのかなあと思うと、残りの人生が確実に短くなってきてるのを再認識させられた1日でありました。

 

 

 

ところで故人が延岡の島ノ浦の漁師だったこともあって参列されてたお方は漁業関係者が多く、興味があって昼食の時に色々お話を伺ったのですが、驚くことに県北の漁師のお方達がこの内海海域の状況をかなり詳しくご存知で、話が大盛り上がりになりました。

 

さらに話を掘り下げて伺うと、以前シイラを追っかけて遥か南の海域まで漁をされてたらしいが、その途中で内海付近でサワラ漁をしたりパヤオ辺りでマグロを釣ったりしてたらしく、自分が知ってるポイントを大体ご存知だったのには舌を巻いてしまいましたなあ。

 

さらに北浦の直海の巾着船軍団の話をされてたが、スーパーソナーとおっしゃってたけど4,000万円するその装置が備えてあり、それを使うとはるか数キロ先まで魚群や岩礁を探知できるそうで、それこそ一網打尽でお魚をかっさらって行くらしい。

 

そういえば直海の巾着船軍団がやってくると、比較的小型(それでも10t以上はありそうだが)の偵察艇が昼間にあちこちうろうろして探索し、夜になると強烈なLEDライトでお魚をおびき出して巾着網でグルリと囲んで大量のお魚を捕獲するらしいのですが、彼らが立ち去った後にはお魚1匹残らない砂漠状態になるのはうなずける話であります。

 

 

 

一方で漁師の跡を継ぐ後継者はほとんどいらっしゃらないそうで、年々お魚が捕れなくなる一方なのに加え、ずっと魚価が低迷してて採算に合わないから、若い方で漁師になろうとする人はもういないと、暗い表情で言っておられましたなあ。

 

自分のように一晩のお刺身楽しめる程度に釣るのが目標なのと違って、漁師は魚をお金に替えなければ生活できないから、餌や燃油が高騰している昨今では採算合わないので、沖に出ない日のほうが多いとも言っておられましたわ。

 

 

 

さあてシケの日も今日までで、明日からはしばらく凪ぎの日が続きそうです。

 

我が家の冷蔵庫の中にはお魚が1匹も残っていないので、明日から一生懸命探しまくって美味しいアジのお刺身を味わいたいものですね。


2018-03-21 04:13:00

昨日も港には行かず、今日の延岡でのお葬式に備えてバタバタしておりました。

 

外は少し冷えるものの桜は順調に花の数を増やして、ほとんど満開近くなりましたねえ。

 

確か90歳を超えての旅立ちだったと思うけど、散り行く桜の花びらの如く心静かに人生を全うされたのではないでしょうか。

 

 

 

さてと釣りの情報がまるでないから、仕方なく政治ネタになっちまって恐縮だけど、前川喜平前事務次官の中学校での講演問題は、2人の現職の自民党議員が文科省に対て前川氏が学校に招かれた経緯などを複数回照会していたと林文科大臣から発表され、野党側から不当な教育現場への圧力があったものと猛反発を喰らい、 「2人を参考人招致するべきだ」 の動きになるくらいに大きくなっちまったなあ。

 

 

 

だから言ったでしょうが、森友問題が再び大きくなってきた時期に、わざわざ何でそんな稚拙な動きをするのだろうかねえ。

 

 

 

結局森友問題と同じように 「安倍一強政権の奢りの現れだ!」 などと国民から不信を買う手助けをすることになり、多分この2人の議員さん達は菅官房長官あたりから 「よくやった。」 と褒めてもらえるどころか、大目玉を喰らったでしょうなあ。

 

 

また授業内容の報告を求めた学校が名古屋市立中学校だったのがまずかったみたいで、聞いた話だと河村たかし名古屋市長が 「文科省の担当者と議員本人が国会に出てきて堂々としゃべればいい。前川さんを講師に呼んではいけないと受け取れる文面は文科省の判断か、議員の判断なのかを知りたい。」 と張り切っておられるそうな。

 

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そして 「市としても真相究明のために全面的に協力する」 と強調なさったそうで、久しぶりに元気な 「だぎゃー!」 節が聞けそうであります。 

 

目を引いたのが学校の現場の毅然とした対応でして、文科省からの前川氏の人格を疑わせるような執拗な問い合わせに、 「直にお会いして講師として適任と判断した。」 と校長がキッパリとおっしゃってたが、文科省の圧力に決して屈しないこうした教育現場の信念は心強いよね。

 

 

 

佐川前理財局長の証人喚問が27日に開かれるとのことですが、そんな流れを察知してか検察も重い腰を上げて近々聴取に取り掛かるとの報道もありましたが、ここまでガラガラと国に対しての国民の信頼が崩れちゃうと、どうやら安倍さんの3期目は危うい様相を見せて来たなあ。

 

 

 

改ざんが上からの強い働きかけだったのか、官僚の忖度だったのか興味があるところですが、でもね、ひょとすると土地取引に関する初期の段階で近畿財務局が何らかのチョンボを起こし、そこに籠池さんが付け込んで来てやりたい放題にやられたものだから、それを隠すための保身のための単純な隠蔽と改ざんだったのではとも考えられるが、やはりなんと言っても佐川さんの証人喚問での発言が注目されますわね。

 

 

 

今日はこの後お葬式に参列するため延岡に移動しますが、今日は終日携帯電話を切っておくので電話に出られないのであしからずです。


2018-03-20 04:33:00
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昨日はコンピュータの専門家のN氏に直してもらった古いパソコンをテレビの前に設置して、CADを使って最近新たに発見したポイントを入力する作業をしておりました。

 

もうかれこれ5年近く動かせてなかったのでCADの操作を思い出すのにチョイと時間がかかりましたが、6時間程度触っていたらボチボチ思い出して、とりあえずポイントを全部打ち込んで印刷してみたら結構良い出来栄えに満足した次第です。

 

 

 

せっかくの自宅での作業でしたから、ネタ探しの意味もあってテレビを付けっ放しにしてましたが、昨日はたまたま参院予算委員会集中審議をやっていたので久しぶりの国会中継を観ることができたけど、安倍首相と麻生財務大臣はお立場があるのか知らないが、新たに出てきた決済文書から 「行政の長としての責任は痛感してるが、自分を含め政治家及び昭恵婦人の関与が一切なかったことが明白になった。」 と言い通しておられましたなあ。

 

根拠については、 「改ざんで削除された部分は昭恵婦人だけでなく政治家の名前から内容まで全て消されていたから」 的な説明だったけど、問題は直接関与したかどうかでなく 「忖度」 せざるを得ない立ち振る舞いや行動があったのかどうかであり、そして国民が一番怒っているのは 「忖度」 によって財務省が暴走した過程を未だに知ることが出来ないことに加え、ほとんど無料で土地を取得できるようストーリーを作ってまで森友学園に優遇して売り払った事実を、この期に及んで 「法にのっとって適正に行われた。」 と官邸も財務省も言い放っておられるからであります。

 

 

 

安倍首相におかれては 「意図してこの件に関与したことは一切ありませんが、もし妻の存在、ひいては自分の姿が官僚の忖度を招いたとしたら、まことに遺憾なことであります。」 とでもおっしゃれば、国民がここまで不審感を募らせ支持率がこんなに下がらなかったと思うけど、政治の世界はそんな生易しいことでは無いのかな?

 

 

 

昨日義兄の嫁さんのお父様がお亡くなりになったので、今日・明日はお悔やみで延岡に葬儀に行ったりと忙しいですわ。

 

今年還暦を迎えるにあたって、そろそろそんな時代に入ってきたんだなあと、近いお方が旅立たれしみじみ寂しい感じがする今日この頃であります。


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