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せいゆう丸釣行記
ポッポ屋Kさんが操船のスズキくんは、2人で沖の磯場でフカセ釣りに挑戦してた。
Kさんはもともと磯釣りが専門らしいが、年を重ねると磯釣りはだんだんしんどくなるそうで、お話を聞いてますと船の釣りを覚えちゃうと磯にはもう戻れない感じみたいですね。
そういえば昨日せいゆう丸にも謎の磯釣り師が来られてたけど、ウエアはいつも真っ黒の 「がまかつ」 なんですが、握ってる竿とリールはどう見ても船用の電動で、竿掛けに竿を一切掛けずに手持ちの磯釣りスタイルでお魚を狙っておられる。
多分自分で歩かなければいけない磯はもうしんどいので、勝手に移動してくれる磯で楽チンな磯釣りを楽しまれている気分なんでしょうなあ。
でもまあ 「釣りはこうあるべきだ」 といった決まったスタイルを求める必要はありませんで、要は楽しけりゃ良い訳だから、ずっとお魚と格闘しているお姿を拝見していると、案内しているこちらが嬉しくなりますがね。
ところで船からのフカセ釣りですが、間違いなく磯魚は釣れますね。
スズキくんやはたはた君を2人でレンタルして、水深10~20数メートルあたりの沖磯にイカリを打って撒き餌してフカセ釣りしてたら結構釣れると思いますね。
アジ類はチョイと難しいかも知れないけど、イサキ・メジナなどの磯魚にはかなり有効な釣り方のようです。
自分はフカセ釣りしたことないから、イサキがまだ居る間に試して貰って技術の公開をしてもらうと嬉しいなあ。
「ひろ屋」 のヒロさんがその道の達人なので、そのうち取材して色々教えてもらうつもりであります。
と言っても、自分は基本釣りは好きじゃないから、やらないけどね。
結局スズキ君は、若干釣れない時間帯もあったようですが、結構食べる分は釣れたようです。
餌釣りには、マキ・シャカのようなスポーツ性(?)や華々しさがないから、とてもファブリーズ世代やスマホ世代には受け入れられないみたいだし、釣れる量や魚種を比べてもとてもじゃないけど見劣りするばかりなので、せいぜい細々と爺っちゃま達と楽しみながら、美味しいお魚求めてボチボチと沖に出ましょうかね。
ポッポ屋のKさんみたいに船舶免許を持ってたら、マキ・シャカも良いけど沖磯の浅い場所のフカセや天秤も面白いかもよ。
「暑い・・・」
昨日の午前中、かあちゃんから 「梅雨明け宣言が出たよー。」 とのメールが入ったが、部屋の中は耐えられないほどではないけど暑い。
暑さで思考能力が低下するのか、目で追っている文字が頭の中になかなか入って来ず、同じ文章を繰り返し何度も読んでる気がする。
しかも我慢ゞと自分に言い聞かせてはいるけど、後ろから電動リールの音がさっぱり聞こえないと、だんだん胸がザワザワ騒いでまいります。
電話で情報収集すると、サッパリ釣れない船とそこそこ釣れてる船に分かれているので、全体が釣れない訳ではないから 「我慢してここで果たして釣れるのやろうか?」 と、自分のポイントを信じる力が次第に弱くなってまいります。
昨日は晴れて気温が上がった上、やはり潮が全く動かず我慢を強いられた1日でありました。
いつもの沖磯に到着したのは午前7時前でしたが、既にスズキくんが到着してて船首が北を向いていたので下り潮と判断。
スズキくんはピタリと好位置にお船を着けてたので、船長のポッポ屋のKさんはなかなかの腕前だと評価できましたね。
一昨日海賊さんチームが数釣りしてた場所に船を着けるも、潮が真逆なのでほとんど喰ってこないけど喰いが立つまで待たなきゃいけないので退屈な時間が過ぎて行きました。
風が次第に北から東、東から南にクルリと180度変わったので微調整で3度ほどイカリを打ち替えましたが、場所的には朝からほとんど変えませんでした。
退屈な午前中でしたが、午後になるとゆっくりと潮が上り始めて竿先にようやくアタリが出てきて、結局空前絶後の大貧漁は免れることになりました。
終わってしまえばいつもと同じくらいの、一晩お刺身が楽しめる程度ちょびっとの釣果に恵まれましたわ。
今日は自動車運転免許の切り替え日にしてたので沖に行くのはお休みしますが、スズキくんが1人で沖に出撃するみたいだけど、何か釣れると良いけどね。
午後は内海に行ってあれこれ修理や整備をしますが、最近船舶免許を取得されたお方の操船レッスンもするので、今日も結構忙しいですわい。
昨日はひろ屋のヒロさん達がスズキくんで出撃してました。
船長の海賊さんは時々訳の分からないことをして自滅することが多かったけど、昨日は遂に金鉱脈を掘り当てた感じで、フカセ釣りでイサキの数釣りを楽しんでおられました。
イサキはまだまだ居そうだね。
今日もスズキくんは餌釣りで出撃するから、お隣同士でイサキ釣りを楽しみましょうかね。
潮が動いてくれるのを祈るばかりです。
昨日は海洋生物全般を主食にされてるタコ釣り名人さんと一緒だった。
このお方度々登場してもらってるが、魚類であろうが軟体動物であろうが甲殻類であろうが、海にまつわることなら何でも興味がおありのようで、前世はひょとすると海の中の生き物だったのではと思ってしまう。
まあとにかくお元気で、人は年を重ねれば重ねるほど何かに興味を持つことの大事さを教えてくださる気がいたします。
ところで昨日は辛抱がチト足らなかったです。
いつもの沖の磯場に到着して暫く仕掛けを投入してたのですが全くアタリが無く、帰港する頃の潮位が凄く下がるから早く釣って早く帰らなければ間に合わないの焦りがあったのかも知れませんが、2時間も立たないうちに一昨日釣れた場所に動いてしもた。
移動した場所はそんなに遠い所ではないけれど、残念ながらそちらも全く振るわない。
昨日はスズキくんも出撃してたので様子を電話で聞いてみたら、 「さっきまでせいゆう丸が着けてた場所に来たけど、イサキが良く釣れてるよー!」 だって。
あちゃー、離れると同時に潮が上り初めて喰いが立ってきたみたいです。
魚影はあったからイサキは居るけど喰いっ気が無かっただけで、完全なる読み違いをしてしまいました。
それでも戻って仕掛けを投入すると早速アタリがあって、何とか一晩のお刺身が食べられる程度には釣れたので、ひと安心でありました。
やっぱり磯を信じてとりあえず3時間は粘らないといけないね。
釣れない時間をいかに我慢するかということを、海から教えて貰った1日でありました。
スズキくんはマキ・シャカでなくイサキ狙いの餌釣りでありました。
自分より少し遅れてやって来たスズキくんは、自分から20m離れた良い場所に上手に着けていましたが、多分最後まで同じ場所に居たと思うけど、天秤が駄目だったからフカセに変えたら、結構面白いくらいに釣れたみたいです。
潮が早い時にはフカセは駄目な時もあるけど、ゆるい時にはかなり有効な釣り方みたいですね。
今日もスズキくんは餌釣りで沖の磯場に行くでしょう。