Welcome

Information

せいゆう丸釣行記

2017-05-09 03:52:00

昨日もはたはた君が、沖に出撃して行きました。

 

P5080066.JPG

 

自分はセルモーターの修理が忙しくて、どこに行ってどんな釣りしてたのか詳しく聞けませんでしたが、沖の潟で餌釣りでメジナやイサキを釣って来られたようだ。

 

あちらこちら走り回って遊んで来られたみたいだが、1日遊んで10リットル程度の軽油消費だったので、とにかく気軽で気楽なお安い遊びになりますね。

 

P5080070.JPG

 

 

自力で自己完結的にお魚を釣って美味しく食べるのって、やってみたら分かるのだけど、そりゃ満足感が全然違うね。

 

アジ釣りのようにイカリを打っての釣りは初めてのお方にはハードルがチョイと高いので、最初はキス釣りから始めると良いと思いますよ。

 

湾内だったら波も無いし安全だし、ユラユラ揺られて美味しいキスを釣って食べて、そうやっているうちに確実に操船技術も向上するから、ジュニアくんを宮崎港に移動したら是非使ってみると良いですね。


2017-05-09 03:34:00

セルモーターの不調でエンジンが始動出来なくなって3日目。

 

まだ問題解決ができておりません。

 

 

 

お天気良くて絶好の釣り日和でありましたが、沖に出るのをお断りしてセルモーターの不調の原因を把握するための作業を続けておりました。

 

専門のショップに新品やリビルト品を取り付けてもらえば何ら問題ないのでしょうが、なにせお船のパーツは目が飛び出るくらいお高くて、それに工賃が加わると我が家の1ヶ月の生活費が簡単にすっ飛んでしまう位の額になるので、おいそれと外注出来ない切実な事情があります。

 

よって、経済的理由でなんとしても自力で復旧しなければならないのでありますが、自力復旧を目指しているもう一つの理由として、自分のセルモーターに関する知識や経験の不足の克服であります。

 

仕組みとか理屈とか良くわからないまま日常的に当たり前に使っているセルモーターでありますが、その詳しいところまで知らずとも別に問題なかったけど、今回のようにエンジンがかからなくなって沖に出られなくなると話は違ってまいります。

 

キーを捻ればエンジンが始動するという、ごく普通で当たり前のことが出来なくなるとそりゃエライことになりまして、沖に行ってお魚が捕れなくなるという事態に陥るわけですから、何が何でも復旧せねばならないのであります。

 

ところが電気が絡んでくるとどうやら苦手意識が出てくるようで億劫な気分になりがちになり、しかも知らない事が多すぎて復旧までの道のりが随分と遠い感じがいたします。

 

 

 

で、昨日チャレンジした内容はモーター本体の分解清掃でありました。

 

モーター内部は出来ればあまり扱いたくない部分でありますが、エンジンを始動するためには避けて通れない作業なので時間もあることなので挑戦してみました。

 

ばらしてみると、まあそりゃ我が目を疑う程のカーボンのカスがわんさと堆積していて、もの凄い抵抗になってたのが一目瞭然でありました。

 

P5080067.JPG

 

 

P5080069.JPG

 

これはアーマチュアと呼ばれる回転ローターのブラシが接する部分なのですが、溝の中にもカーボンがビッチリと埋まっていて、それを爪楊枝で念入りに取り除きブラシの当たり面を紙やすりで磨いてやって組み直して電気を通して回してみたけど、思ったほど改善しない。

 

ひょとすると組み上げる作業にコツがあるのかもとバラしては組み上げの作業を何度か繰り返すも、 「これだ!」 という場面に遭遇せず、消化不良のまま午前の作業を終えた。

 

 

 

午後は、ソレノイドと呼ばれる大電流のスイッチなんですが、カチカチと入ったり入らなかったりするので原因を探ってみたところ、おそらく長年使用したことで電磁石が弱くなった為内部のバネに力負けして飛び込まなくなったことがようやく判り、コイルスプリングを少しカットして組み込んだら思い通りの作動をするようになりました。

 

それでもギヤが飛び込んでエンジンのクランクを回してくれず、お約束の焼酎タイムが近づいてきたので昨日の作業を終えましたが、素人の手探りメンテでも同じ事を何度もやっていると次第に自分のものになるものでして、苦手意識がだんだん薄れていくのが少々愉快でありました。

 

 

 

今日は雨模様なので大した作業は出来ないかも知れませんが、電源用のケーブルも経年劣化で抵抗が増えている可能性があるので、そこら辺をチェックしてみたいと思います。

 

 

 

とにかく毎日沖に出なきゃいけないので、せいゆう丸がトラブった時のバックアップ艇も本格的に準備しなきゃいけないので、やらねばならないことが多いから順序よく作業をしないといけないね。

 

まさか貧乏暇なしって言葉が自分に当てはまることになろうとは、若い頃には想像だにしなかったなあ。


2017-05-08 03:30:00

トラブル処理に追われてたので満足にお話を伺えなかったけど、60cmのマダイを含めてそこそこ楽しめたそうな。

 

メールで送られた写真も掲載しますね。

 

 

CANJU4GD.jpg

 

P5070063.JPG

 

image11.jpg

 

 

釣れたお魚のお料理の写真まで送ってもらいましたわ。

 

 

まだ子供にお金がかかる世代のお父さん達のおこずかいの苦しさを、経験者として自分は良く知っております。

 

でも良い仕事をするには良い遊びをしなきゃ決して出来ないものだから、毎週でも遊びに行けるような環境を作ってやらねばと、いつも考えております。

 

ジュニアくんは修理したのち宮崎港に移すので、キス釣りで家族と楽しむと良いね。

 

子供さんは無料なんだから、お天気良くて凪ぎの時はお父さん是非キス釣りに連れていってやってよ。

 

浮いたお金で帰りに子供さんに美味しいもの食べさせてやればよいじゃん。

 

 

 


2017-05-08 02:53:00

昨日も 「まさかの坂」 が続いておりました。

 

 

 

昨日は、はたはた君とジュニアくんの2隻のレンタルボートの出撃だったので、5時過ぎに出港したいとのことでしたので、準備のためいつもよりかなり早い午前3時半頃港に到着。

 

お船に乗り込みあれこれしていると、なんと辺りはまだ真っ暗な4時頃に車のライトがこちらに向かって来るではないか。

 

港のすぐ裏に、とある企業の保養所みたいなのがあるから、多分真っ直ぐそちらに入るのだろうと思いきや、曲がってお船の前に止まって 「船長おはようございまあす!」 のお元気なお声がいたしました。

 

港に到着の最速記録更新の瞬間でありました。

 

 

 

はたはた君のレンタルは昨日が2回目で、マキ・シャカ専用のレンタル船としてこれから大いに活躍してもらおうと期待しておりますが、自分にはマキ・シャカに求められる船の性能の要素がイマイチ掴めないため、使ってもらって感想を聞かないと分からない。

 

帰港してお話しを伺ったらマキ・シャカ船として合格の判断をしてもらいましたが、それは船が風に真横に向き流れる、いわゆるドテラ流しに適しており、足がジュニアくんより圧倒的に早いのであちこち移動して探し回ることができるためストレスが無いと好評でした。

 

しかもコスパが優秀で、1日走り回って軽油18リットル分の代金含め、3人乗船で1人あたり約2700円程度に収まったので、1日遊び倒して3000円という自分の遊びポリシーに叶うお船であります。

 

釣果は、はたはた君日記に記載しますが、1日遊べて楽しかったそうな。

 

 

 

さてと、一昨日せいゆう丸がセルモーターのトラブルで曳航されて帰港したのち、必死こいて修理に取り掛かり何とか復旧出来たので、昨日もいつもの通りに沖に出ることにしました。

 

はたはた君とジュニアくんを見送った後、念のため5回くらいセルを回してエンジンをかけて止める作業を行って異常が無いことを確認。

 

全員揃ったところで 「さあて今日も美味しいお魚捕まえに行きましょうかね。」 とエンジン始動キーを捻ると 「カチゃカチャカチャ・・・」 と、一昨日海の上で始動不能に陥った時と同じ音がしてさっぱりエンジンが掛からない。

 

「あちゃー!」

 

 

 

結局たいへん気の毒ではありましたが出港を中止して、再度セルモーターの修理に取り掛かることになりました。

 

でも考えてみると、もし1回ズレたら沖でまたエンジンかからなくなって誰かにレスキュー依頼しないといけない羽目になるところだったから、運が良かったのだと思うように頭を切り替えて作業に取り掛かりました。

 

旧せいゆう丸のセルモーターを2時間かけて取り外して、2個イチにしたり色々やってみるがどうにも上手くいかない。

 

 

 P5070062.JPG

 

 

原因がさっぱり判らずモヤモヤしているとジュニアくんから 「船長、オイルプレッシャー警告ランプが点いてブザーが鳴りっ放しなんですが・・・」 の驚愕のお電話をもらって暫し頭が混乱してパニクる寸前に。

 

「ええ!何で? こんな時にそんな事になる?」 と多少動揺するも、とにかく救出に向かわねばならないので、困ったときの吉園さんのお船をお借りしてレスキューに向かい、無事回収して帰港することができました。

 

ジュニアくんでは過去に海水を汲み上げるインペラや、Vベルトが消耗して水温異常のトラブルはありましたが、オイルが抜けるトラブルは初めてで、まだ見てないから原因は掴めてないのですが、船齡30年の高齢船ではいつかはそのような故障が起きるのでしょうなあ。

 

 

 

そんなことで満足に釣りが出来ない消化不良の気の毒な釣りになりましたが、初めてのレンタル体験に 「面白かったですよお。」 と言ってもらって、少しホッと心が穏やかになったのでありました。

 

 

 

そんなことがあって、それからお昼ご飯を食べるのも忘れて夕方まで何度も組み替えして復旧作業を行いましたが、悲しいかな結果報われることなく遂に諦めて今日の沖を断念し、お断りのお電話することになりました。

 

皆さんから気持ち良く了解して貰ったので少しは心が落ち着きましたが、ここ2日申し訳ないことが続き過ぎて、身体も心もヘロヘロ状態になりました。

 

でもそんな弱音吐いてる場合ではなく、今日は困った時の吉園さんの自動車整備工場にセルモーターを持ち込んで、鑑定してもらうことにいたしました。

 

もしオーバーホールの必要有りと判断されたら、かなり長い時間お船が動かない状態になるので、その時どうするかも含めて検討しなきゃいけませんね。

 

 

 

沢山のお方のお楽しみの期待に応えるべく、ここは頭をフルに使って対処せねばいけないですなあ。

 

明日・明後日は荒天でお休みになるので、今日を含めて3日間で何とか解決できるように努力しますわ。

 

迷惑をおかけした皆さん、本当にごめんなさいねえ。


2017-05-07 02:12:00

昨日のこの欄の書き込みで、自分の船は後期高齢者の集まりでポンコツと書いたのがいけなかったみたいで、調子良くアジが釣れていたのにまさかのセルモーター不調で、クラブの会長の船に曳航されて帰港する羽目になってしもた。

 

 

 

昨日は午後にかけて南風が出る予想でしたので、どこにも寄らず沖の瀬に向かってアジを釣って、風が出たら潟に戻って瀬魚でも狙う予定で午前7時の出港といたしました。

 

ところが沖に向かうともの凄い霧が発生していて、視程は100mもないくらいで何も見えない。

 

これにいきなり大型貨物船でも現れたらとんでもないことになるので、冷や冷やしながら沖に船を進めましたが、沖に近づくと南風が出てきてあっという間に霧は晴れてしまったが、波が出てきて嫌な感じでありました。

 

とりあえずポイントに到着して魚探で探索するとかなり大きなアジの反応が出てて心密かに、 「今日もやったね。」 でありました。

 

イカリを投入して仕掛けを入れると1投目から竿先がプルプルして、あとはほとんど手の掛からない釣りになる予定でありましたが、後で思い起こすとまさかの坂はそこまで来てたのだけど、残念ながらその時点ではまったく気が付かなんだ。

 

 

 

南風がいつの間にか北風に変わったのでイカリを打ち替えてポイントの真上にお船を着けると、籠が底に着く前に喰って来る状態でパクパクが止まらない。

 

そのうちまた南風に変わったのでイカリを打ち替えようとエンジンキーを捻ると 「カチカチカチ!」 と音だけしてセルが飛び込まない。

 

「やれやれ、またバッテリーの接触が悪いのか?」 とターミナルを金づちでコンコンしても状態は変わらない。

 

「あれ?ソレノイドがくっ付いてしもたかな?」 と、エンジンルームを開けてコンコンするけどソレノイドは正常に動いている。

 

「むむむ!」 と、この辺りから嫌な予感がしてまいりました。

 

 

 

短絡しても駄目、別のバッテリーを持ってきてブースケーブルで直結しても駄目、駄目・駄目・駄目えーーー!。

 

 

 

南風が強くなるとヤバくなるので自力の帰還を断念して、クラブの会長さんが沖に出てたのでお電話してレスキューしてもらいました。

 

せっかく活性がメチャクチャ高くてルンルン気分だったのがまさかの坂に出くわして、失意の帰港と相成りましたわ。

 

それでもお魚はそれまでに結構釣れちゃいまして、お刺身楽しめる程度には十分確保できましたが、もうちょっとの時間楽しんでもらいたかったなあ。

 

 

 

帰港してから鬼の形相でセルモーターの取り外しと分解作業に取り掛かりましたが、なにせ30年以上使用されている部品なものだから壊れて当たり前ではありますが、モーター単体にしてバッテリーに繋いで起動させると苦しそうにしか回らず、繋いだケーブルが負荷で熱くなるのがすぐに分かりました。

 

p8.jpg

 

「あちゃー、モーター自体がいかれとるわい!」

 

もうこの時点でデンソーに出してモーターのオーバーホールを頼むしかないと観念しましたが、それでもどうにかならないかと思案して、駄目もとで注油したり各部を磨いたり手を尽くすと、後期高齢者と悪口言われた機嫌が良くなったのか割と軽く回り始めたので、いたわるようにその作業を続けると抵抗が随分減ってきたので組み直してエンジンを掛けててみた。

 

「キュルキュル・・・ガオーン」 と、いつものエンジン音が復活いたしました。

 

 

 

帰港して昼ご飯も食べずに一心不乱に復活を試みましたが、おかげさまで今日も沖に出られることになりました。

 

お年寄りをバカにするととんでもないことになることを学習した1日でありました。

 

 

 

昨日の釣果の写真はカメラのバッテリーを充電したまま忘れて撮れませんでしたが、朝イチから入れパクモードだったので短い釣りの時間の割には釣れたほうかもね。

 

 

 

さあて機嫌直って素直にエンジン掛かってくれるやろうかね。

 

そのうち早めに代替セルモーターを準備しないといけないなあ。

 


1 2 3 4 5 6 7 8