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せいゆう丸釣行記

2016-05-28 03:04:00

お刺身程度のほんの少しのお魚を釣ることが自分の毎日の目標でありますが、そんな小っぽけな目標すら達成できない時があります。

 

昨日がまさにそんな日でありまして、昨晩の晩酌のお刺身すらろくに造れないくらいの貧漁でありました。

 

とにかくどこを探索してもお魚がいらっしゃらず、モワッと湧き上がる魚影はアジ子かサバ子かネンブツダイでありまして、まともなお魚が釣れない1日でありました。

 

何度イカリを打ち替えたか記憶しておりませんが、打ち替えた場所で1匹、次の場所で2匹と、釣れたかと思うとまた釣れなくなってしまう。

 

結局沖の瀬から南限まで移動して、さらに北上して探索し続けるもこれといった場所に出くわすことなく終わってしもた。

 

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昨日ムルギあたりはイサキがかなり釣れたそうだが、ばっかり釣りが嫌いな自分はどうしてもアジを中心とした釣り魚の構成にしたいが、近場にこれくらいお魚がいなくなるとチト心がぶれてくるのであります。

 

さあて今日はどこに行ってお刺身を確保しようかな。

 

ばっかり釣りはしたくないから難しいんだよね。


2016-05-27 03:46:00
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若い方から自分の知らない言葉や内容を見聞きすると、 「ふーん、そんなことあるんだ。」 と特に気に留めませんが、自分よりはるかに年上のお方から 「船長はギミチョコ知っているよね?」 と聞かれると完全に狼狽してしまう。

 

「義理チョコ」 は知っていても 「ギミチョコ」 なんぞ聞いたことない。

 

 

この欄で度々登場するタコ釣り名人スーパー爺っちゃまからそんなお話伺うと、ドキッとしてあたふたしてしまうのであります。

 

このタコ釣り名人さんはどこに行くにもタブレットと称するスマホのでかいやつを携えておられるが、毎朝目が覚めるとBABYMETALのギミチョコをご覧になって元気をだされるそうな。

 

振りもご存知のようで、メンバー3人のプロフィールまで完全に把握されておられて、オタク系のお兄ちゃんと何ら変わらないのであります。

 

このお方、どこから拝見しても 「タコ釣り名人」 なのですが、「ズギュウン ドギュウン」 と、ギミチョコを踊られる姿を拝見すると 「世の中変わってしもた!」 と感じてしまいますね。

 

まあ、お元気なんだから微笑ましくて良いけどね。

 

 

 

昨日は親父殿の誕生日でお休みにしていたが、雨の予報がいつの間にか晴れになっておりました。

 

よって地域のボランティア活動の一環である堤防の草刈りを午前中行って、午後に親宅に移動して90歳のお誕生祝いをしてまいりましたが、日本人は本当に長生きするようになったのだなあと、思わされた日でもありました。

 

まだ元気バリバリでいてくれるから安心ですけどね。

 

 

 

今日は穏やかな1日になりそうで、ジュニアくんも出撃されるようです。


2016-05-26 02:30:00
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若者(自分よりお若い方をこう呼んでいる)が何か新しいことにチャレンジしている姿は、実に初々しくてほのぼのとした感じがいたします。

 

 

 

昨日はこれまでに副数回ジュニアくんで練習を重ね、いよいよ自ら出漁されるお方のお付き合いしておりました。

 

と言いますのも、昨日はせいゆう丸も出漁予定でしたが、午前5時頃堀切峠から見た日向灘は霧にすっぽり覆われていた上かなりの土砂降りでしたので、急遽連絡して出漁中止にしたのであります。

 

ところが6時を過ぎた頃から雨が止み穏やかな天気に変わってきたので、ジュニアくんの出漁を予定通り行うことにいたしました。

 

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ジュニアくんは基本せいゆう丸が沖に出ている時のみに動かすことにしておりますが、複数台の携帯を把握して自分が港で待機する形で出港の運びとなりました。

 

自分はずっと港で待つつもりでしたが、なんかむずむず気になってやっぱり沖に出て様子を見に行くことに。

 

 

 

ジュニアくんは天然の養殖場あたりで鯛ラバされていたようですが、一昨日と一転して上り潮が入ってきていて海の色は真っ青に変わっており、岩礁の南側に小魚の群れがワンサと確認できまして、その中にアオアジと思しき大きめのサイズのお魚も多数いらっしゃるようでありました。

 

こちらも慣れないお船の操縦で多少ぎくしゃくした海の上でありましたが、一旦帰港してイカリを港の中に打って待機しておりました。

 

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いままでに数多くのプレジャーボートを乗り継いできましたが、それでも初めてのお船にはいつも戸惑うことが多いのですが、ましてや初めて自力で外海に出て釣をする時って、そりゃワクワク・ドキドキでありましょうなあ。

 

待機している小一時間位の間、GPSや魚探のセッティングを自分なりに変更して分かりやすい画面にしたところで再び沖に向かって様子を見に行くことに。

 

すると、 「船酔いしちゃったので、一旦港に戻って休憩しますう。」 とのお電話が。

 

昨日は結構なうねりが南東から押し寄せていたのに加え、東風の少し尖った嫌な波でしたのでやむを得ないことでありました。

 

結局沖に戻ることなく残念な帰港となったわけですが、こんな経験が船長の経験として後に生きてくるものと信じております。

 

 

 

帰港してお話伺うとかなり大きなアタリがあったようで、残念ながらバラシになったものの、猛烈なファイトを楽しまれたようです。

 

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その後サビキを試したみたいで、かなり大きなアオアジが2匹クーラーの中に入っておりました。

 

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明日再チャレンジされるそうですが、船酔い対策をバッチリ施して楽しい釣りを楽しまれると良いですね。

 

 

 

ところで夕方市内のトライアルで買い物していたら、ものすごい鮮魚の値段にビックリこいたのでありました。

 

縞々が薄まり始めた程度のイサキが580円。

 

木っ端クロが980円。

 

少し大きめなチダイが2000円位でしたが、普段お刺身程度に釣っているクーラーボックスのお魚の値段って、全部で一体いくらになるんだろうかと、チト驚いてしまいましたね。

 

でもやっぱり自分で今獲れのお魚を少々釣って来て、家に帰って家族で美味しくいただけるのが一番ですね。

 

 

 

今日は親父殿の90歳のお誕生日で休漁いたします。


2016-05-25 03:34:00

遠方から来られる方のことを思うと前日に出るか出ないか決めれば良いが、気象状況が微妙な時が一番困るのでありまして、結局昨日は朝5時前に堀切峠からの状況で判断して、出港時間をぐっと遅らせることにしました。

 

 

 

午前8時に港を出て外海に出ると高低差はあるものの、無風もあり比較的丸い感じの波だったので割と楽に移動することができました。

 

天然の養殖場は時間的に既に喰いが落ちていると判断してスルーして、イルカ岬沖のポイントに向かうと割と良い感じの反応が出ていたので、とりあえずイカリをドボン。

 

目的は天然の養殖場で稼げなかったアジを確保することでしたが、残念ながらチダイが数匹釣れた程度で南限に移動することに。

 

南限に到着する頃になると南東からの微妙な風が吹き出して少々波が尖って来るも、帰港するほどではなかったのでそのままピンポイントでお船を着けて仕掛けを投入したけど、すぐすぐには喰ってこなかったのであります。

 

ところが暫く餌を蒔き続けるとポツリポツリとイサキ・メジナ・チダイ・アジ・ハゴイタハゲが釣れ始めて、結局納竿する頃にはお刺身程度のお魚が釣れておりました。

 

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それにしても帰るほどの波ではないものの長時間揺さぶられているので、最近身体があちこち痛くて難儀しております。

 

今日あたり梅雨入り宣言あるだろうが、波のない静かな海でお昼寝がしたいなあ。

 

 

 

ああそれから、今日波がなければジュニアくんが出撃すると思いますが、どんなお魚でも良いから思い出に残る1尾を釣り上げられると良いですね。

 

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ジュニアくんとそのお隣のお船の写真であります。

 

分かるお方はお分かりのことでありましょう。


2016-05-24 03:14:00
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「船長!仕掛けが何で落ちて行かんと?」

 

そう呼ばれて見てみると、確かに仕掛けが落ちていかずに竿先がピンと張っているが、ハリスが船艇に引っかかっている様子はない。

 

目を海のチト先に移すと、ミズナギドリらしき鳥が頭を海中に突っ込ませ、身体半分沈んだ状態でジタバタしていた。

 

つまりおバカな海鳥がいつの間にか天秤仕掛けの餌の付いた針を咥えたものだから、70号の鉛に引きづられて頭が海中に持って行かれた状況のようでした。

 

仕方ないので船中に寄せて針を外してやって海に戻してやったが、大慌てで逃げちいくかと思いきや、なんと何事もなかったように船に近寄ってまた天秤の餌を食べようとしている。

 

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まるで家で飼われている鳥のように人懐っこいというかアンポンタンというか、水を切って優雅に飛び回るミズナギドリの姿から想像できない1面であります。

 

ちなみにこの鳥は泳ぎも得意で、一旦潜ったら10数秒は出てきませんでしたがね。

 

さてさて、昨日はそんなハプニングもありましたが、朝から妙に尖った波が押し寄せてきていて、身体の置き場がないくらいだったため船酔いが発生して、10時頃一旦帰港してお2人とお別れしたあと再度出漁いたしました。

 

朝は表面だけ下り潮の激流だったけど、底の方はあまり流れていない感じでした。

 

天然の養殖場でアオアジがパラりパラりと釣れたけど、一昨日のようにはなかったですね。

 

途中イルカ沖にも立ち寄ったがあまりパッとせず、結局東風があまり強くならなかったので南限の潟に移動しました。

 

 

 

ところがこちらでは潮がパタリと止まっていて、一昨日のような活性はまるでなく、沈黙の時間が過ぎておりましたが、夕刻に近づくと喰いが少し立って、ようやくお刺身程度のお魚を確保できました。

 

 

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同じ場所に同じ時間に船を着けても、お魚の活性であれほど釣れる数に差が出るのが不思議ですが、これが釣りなんでしょうなあ。

 

 

 

今日は堀切峠から海を確認して、出るかどうか決めることにしております。


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