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せいゆう丸釣行記
昨日はあの爆風の中、リクエストにお応えする形で出るには出たが、当然のことながら釣りをするにはあまりにも状況が悪くて、昼ごろには帰港いたしました。
結局jシマアジ3匹とサンノジのサンちゃん数匹に終わりましたが、あの風の中でシマアジ釣るとはミラクルとしか言い様がないですね。
さて、我が家にはかあちゃんって人物がいらっしゃって、自分はいつも怒られ怒られ顔色伺いながらビクビクしながら生活しておりますが、このお方何故かお料理が得意でありまして、30数年前一緒になった頃は自分のおふくろから色々学ぶ感じだったのが、今では材料があればなんでも作ってしまうようになったのであります。
おかげで最近外食して美味しいもの食べる必要が無くなり、毎日家に帰れば旨いお料理が待っている寸法なのであります。
ですから、最近何故か釣れてるシマアジなんぞはカルパッチョに化けまして、イタ飯屋に行かずとも超高級なお料理が食べられますがね。
そんなお料理上手なかあちゃんの料理のレシピの中で、このHPをご覧の皆様にオススメしたいお料理があるのですが、それは鶏のムネ肉を使ったハムであります。
鶏のムネ肉って、火を通すとなんかパサパサしていてあまり美味しくないですよね。
だからどうしてもモモ肉を買ってしまいますけど、むね肉値段が倍以上しちゃいます。
さらに半額ハンティングするとむね肉はグラム25円で購入できるので、タンパク源としてはコストパフォーマンスNO.1であります。
南蛮にしたり唐揚げにしたりしてそれなりに美味しいのですが、問題は冷えてからの食感がパサパサしていることでして、残ったむね肉のお料理が冷蔵庫に入っちゃいうと再び食卓に上がることはまず無い。
そんなむね肉を美味しく食べる方法はないかと、かあちゃんはずっと考えていたようで、突然閃いて作ったのがこれ。
むね肉に少し付いてる皮を取り除き包丁で2枚にした後、塩コショウ・バジル・オレガノ・タイム・レモンの皮少々で味を整えて1晩冷蔵庫で寝かせる。
タコ紐かラップで俵状に形を整え、我が家では真空包装した後80℃の湯煎で1時間加熱処理いたします。
湯煎したらすぐに氷水で急速冷却してやり、完成となるのであります。
酒の肴としても、サラダの具やサンドイッチのハムとしても抜群に美味しくて、むね肉のパサパサ感がまるで無いから脂分がほとんどない超ヘルシーな一品となります。
80℃の湯煎がキモでありまして、専用の湯煎器がなければコンロの前にずっと立っていなきゃいけないけど、それもまた楽しい。
格安の鶏のむね肉が、ハーブの香り高いイタリアンテイストの高級食材に変身しちゃうよ。
興味のあるお方は是非チャレンジしてみては如何だろうか?
それからこの欄で度々紹介している、スーパー爺っちゃまのタコ釣り名人さんから先日頂いたメバルのお煮付けがこれ。
宮崎ではまず見かけないメバルでありますが、大分の佐伯あたりが生息する南限のようでして、タコ釣り名人さんは熊本のどこか知らないけれど軽のワンボックスカーに何泊か寝泊まりして釣ってこられたメバルを先日頂いたので、かあちゃんが軽い味付けでお煮付けを作ってくれた。
メバルを食べたお方はわかると思うけど、骨からの身離れがもの凄く良く、カサゴほど身は固くなくちょうど良い食感で、お煮付けの材料としては多分最高だと思います。
毎回毎回タコよナマコよメバルよ椎茸と、何やかにや頂くばかりでお返しが何もできないのが心苦しいけど、毎回好意に甘えて有り難く頂戴しております。
今日は多分風は収まっているはずだから、シマアジを狙ってこれから出立いたします。