釣倶楽部　せいゆう丸　

最近眠り病がついたみたいで、今朝も寝過ごしてしもた。

昨日の釣果は明日以降に詳しく書きますが、とにかく釣れない時間が長すぎる。

帰り間際にようやく食い気が出てきて、デカアジ・デカサバ合わせて２０本位確保できました。

１匹のサイズは申し分なく、中には４０ｃｍオーバーのデカチンアジも数匹混じっておりました。

風が強くて風向きが変わると、「ザザザー」　と４０ｍ位位置が変わるので、お魚が食おうにも追いかけんといかんから食わんのかもね。

今日は朝から雨のようだが、さてどうなることやら。

結局今月の１６日は焼酎による自分の錯覚・失念だったようでして、カレンダーに変更が出ましたので平日時間の取れるお方は参考になさってくださいな。

いつものポイントに到着したのは７時チョイ過ぎ。

なんとなく下り潮じゃないよなあと思いながらポイントの上を北上して通過し、船を反転したとたん小船がすぐそこに。

いつの間にか来てたか分からんかったが、よく見ると以前場所争いのバトルをやった記憶のある爺様のお顔でありました。

「ヤバイ！」

疫病神は自分からさんざん怒られたからか近寄らんごとなったが、この爺様はどうもお構いなしのご様子。

しかも鼻が効くタイプで既に上り潮を察知したご様子で、やおら南側を探索し始めたのでこちらはチト慌てる状況に追い込まれたのでありました。

海の上では大体先に来てたお船がイカリを打って安定するまで待つのがルールなのですが、この爺様にはどうも通用する感じでないので久しぶりに奥の手を使う事と相成ったわけであります。

瀬の南側にとりあえずロープを長めにイカリを打ってエンジンをかけたまま待機。

近寄って来たらスローで前進・後進を繰り返し船を振り回して追い返す。

そんな無駄な時間を費やしてようやく邪魔にならん場所に追いやったのですが、ゴールデンタイムがもったいなかったですね。

釣りを始めたのが８時近くだったから４０～５０分はくだらんバトルに時間を費やしたことになりました。

しかも上り潮で北寄りの風で長めのロープを余儀なくされるため、風速と風向きが変わると５０ｍくらい位置が南北にずれるのでまるで釣りにならないのであります。

この場所は西側に大きな山がある関係で昨日のような強風の時にも漁が出来るのですが、風向きが頻繁に７０度程変わるのが困るのでありまして、イカリをかけ直すとまた風向きが変わってとんでもない場所に移動してしまう。

そんなこんなで昨日は散々な１日となりました。

サイズはデカいがアジが７匹、良型のメジナ１匹、チヌ数匹の大貧漁で終えました。

釣れん時にはヘロヘロに疲れちゃうね。

今日は昨日ほど風が吹かんければ良いけどね。

基本的に自分はオンボロでポンコツをいじくるのが大好きであります。

新品でピカピカにはまるで興味ないけど、街中で古い車に出くわすと思わず振り返ってしまうから多分そうなんでしょう。

では何で新しい物に興味が無いかと考えた時に出てくる答えはただ一つ、値段が高いからであります。

新しいから高い、古いから安い。

当たり前の常識とは存じますが、古いから必ずしも悪いのではないと思っております。

確かに経年劣化の問題はありますが、悪くなれば直せば良いだけでありまして、それさえ出来れば古いものでも十分活用できると思います。

確かに新品には故障のリスクは少ないし、何か不具合があっても初期トラブルでメーカーが対処してくれるから心配せんで良い。

新車の匂いは悪くないしガタもなければ音も静か。

それにしても高すぎるし、返済で支払う金額より下がる価値のほうがはるかに大きいので、永遠に注ぎ込まなければならない。

言い訳が先行してしまいましたが、ボンビーな自分は永遠に新品の商品を購入できないと、とうの昔に諦めておりますが、なぜか古い物件のお話は舞い込んでくるのであります。

さてこのホームページを立ち上げた当初、海の遊びを楽しみたいお方がこんなにいらっしゃるとは想像しておりませんでした。

自分が病気になったり怪我しなけりゃ毎日出漁する考えでありますが、心配事はお船の故障であります。

なんせ４０年近く前のお船なもので相当古いのでありますが、物は確かであります。

お船は車と違ってFRPというガラス繊維を樹脂で固めて作られるのですが、金属と違って腐食がほとんどありません。

ただ最近のお船のように薄く造られちゃうとボヨボヨ感が出てきますが、昔のお船は不必要なくらい分厚く造られておりますのでそのあたりの心配はない。

心配はエンジンとドライブでありまして、何年先かは分かりませんがその内お釈迦になるのは避けられないのであります。

たいがいな修理は自分でやりますが、修理のための部品取り寄せたりドッグで修理したりとなると数日から１週間はお船を止めないといけない事態になります。

そんな心配を悶々と抱えておりましたが、先日あるお方とお話していたら同じ型のお船が浮かんでいるよとの情報を得て早速見に行くことに。

あったあったありました。

全く同じ型のお船が。

２～３年動かしていないとのオーナーさんのお話でありましたが、許可を得てエンジン始動したらなかなか良い音して回っておりました。

実際はエンジン回すまでに色々ありまして結構苦労してエンジン始動にこぎつけたのですが、ターボは固着して回らんし、オイルラインのパイプが腐食してエンジンオイルがダダ漏れするわ、冷却水汲み上げるインペラは羽根が全部飛んでるわで、修理を外注したらいくらかかるか分からんくらい問題を抱えたお船でありました。

でもポンコツをいじくるのが大好きな虫が湧いてきまして、かあちゃんに許可を貰って譲ってもらうことにしました。

多分来週後半あたりには、例の天然ドッグでゴソゴソと牡蠣落しなんぞやってるかもね。

譲ってもらうまでは分からんけど。

さあて、今日は風がまだ強いけど海はベタ凪ぎ。

デカアジは居てくれてるでしょうかね？

「おいらはドラマー、ヤクザなドラマー・・・」

この台詞で始まる曲を、自分より上の世代のお方達で知らない人はいないはず。

石原裕次郎主演の映画でありましたが、娯楽があまりなかった時代だけに物凄いブームだったげな。

ところで、せいゆう丸にも嵐を呼ぶ男さんがいらっしゃいまして、このお方が来られる日は自分的にだいたい諦めております。

過去台風やシケで何度も出漁出来なかったが、極めつけは先月の中頃に季節はずれの大雨と落雷の日がありましたが、まさにその日でありました。

お話を伺うと、なんと休漁したその日に急遽錦江湾での釣りをされたそうで、大雨と雷バリバリの中竿を出されたそうな。

世の中たまげたお方もいらっしゃるものだ。

昨日寝坊してアップできなかったので、一昨日の釣果の写真を。

一昨日はそれ以前に比べるとかなりアジの数が少なくなりまして、船中２０数匹に激減してしまいました。

下りの激流が朝から止まらず、やっとのことでデカアジ・デカサバ・チヌ・チダイを確保出来た次第であります。

数が減ったのか食いが悪いのか分かりませんが、チト不安がよぎる１日でありました。 

昨日はさらに食いが悪化して船中１０数匹に激減。

いただいたデジカメで写真撮りましたが、パソコンへの取り込みが未だうまくいかないので、詳報は明日に載せます。

今日は低気圧の通過で休漁としました。

船のメンテナンスをごそごそやりましょうかね。

ああそうだ、カレンダーで今月の１６日の水曜日に４人の予定を入れてましたが、確認で連絡したら　「その日は予定しませんよー」　とのこと。

たまに焼酎が悪さして記憶が飛ぶことがありまして、どちら様が予定を組んでるか分からんごとなってしまいました。

すみませんが、ご連絡よろしくお願いします。

目が覚めたら４時前だった。

「あかん！」　と出かける前に一応パチパチしております。

昨日の貧漁の模様は明日アップしますが、下り潮の激流に手も足も出ない状況でありました。

今から出立しますが、「嵐を呼ぶ男」さんがお越しになるので、やっぱり今日は午後から嵐となるようです。