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せいゆう丸釣行記

2015-03-05 17:26:00

疫病神出没注意報が出たため、今朝はキリキリパーせずにいつものポイントに向かうことにしました。

 

自分が激怒した時から一週間近く立つので、この間のことは多分すっかり忘れているであろうとの想定の元、朝一番でポイントに着けてみたのですが、昨日と同じで活性がなくボヤーっとしている。

 

仕掛けを入れても全く無反応でして、まぐれで1匹中アジの大が食ってきたもののあとは 「シーーーーン」 でありました。

 

天秤仕掛けを投入するも1匹フグが食ってきただけで、あとは餌も取らない。

 

疫病神は先週のことを意外にも覚えていたようで、漁友から「南下したよー」との情報が入りましたが、もう頭の中は戦意を完全に失っておりまして、8時には帰港しました。

 

今朝まで、「釣らなきゃならん」との張り詰めていた気持ちが切れてしまいまして、力尽きた感じでありました。

 

帰港してあちこちに漁友や知人に電話して状況を聞いてみましたが、魚が釣れた話は全然なくて、全員玉砕の模様。

 

水温が15度前後まで低下しているらしいのですが、一節によるとこの海域のお魚が餌を食べる限界水温が17度だそうで、その情報を信じれば釣れるはずがない。

 

いつもこの時期はお魚釣るのに苦労するというか、まるで釣れない日が多い。

 

釣れないから休むわけにはいかないので明日も出漁しますが、トローリング主体で漁をしようと思っております。

 

ところで帰港して黒潮丸の整備に取り掛かりましたが、セルを取り付け、ターボを分解修理して電装関係を整備した上でスターターのスイッチを入れると、「グワワワワーン」 と懐かしい黒潮丸のエンジンの雄叫びを聞くことができました。

 

およそ2年ぶりにエンジンに火が入りまして、ようやく復帰の第一歩を踏み出せました。

 

明日湾内をテスト走行し、ドライブやペラの状態を確認してみたいと思います。

 

やっぱ、自分は釣りも好きだがエンジンやメカも好きだなあ。

没頭できることがあるのは幸せなのかもしれませんね。


2015-03-04 16:17:00

アルコールタイムが近づいてきたので手短に。

 

たったこれだけのお魚を釣るのに、はなはだ苦労する時期となりました。

 

釣れるのは夜明け過ぎのちょっとした時間だけでありまして、その後は全く姿を消してしまいます。

 

しびれを切らして南下してあちこち見て回りましたがどこにもお魚の姿はなく、かなり燃料を使ったあげく結局はもとの場所に戻って仕掛けを下ろす始末。

 

釣れないのでカモメのカー助と遊んでおりました。

 

カー助は2メートルくらいまで近づくようになり、手乗りカモメの誕生まであとわずかだと思います。

乞うご期待!。


2015-03-03 14:40:00

今朝も午前6時に出港してキリキリパーのあといつものポイントに向かってアジ釣りしましたが、キリキリは仕掛けを2本出したにもかかわらずサゴシはノーヒット、アジも魚影は出ているのにさっぱり食ってこなくて、青アジのデカを1匹とアジ子の6匹で終わってしまいました。

 

9時前には雨が降りそうになったのでちゃっちゃと切り上げて帰港しました。

と言いますか、さすがに昨日の疲れが残っていたのかも知れないし、さらに子分のカー助が今日は顔を出さなかったので、何となく心折れて早く切り上げてしまいました。

 

それにしてもアジの食いが日替わりで違っておりまして、釣れるのか釣れないかは出てみないとサッパリわかりませんね。

 

宮崎近海は全く釣れてないそうでありまして、出る船はことごとく玉砕状態だそうであります。

 

今日も出ている船は、せいゆう丸以外1艘も確認できませんでした。

 

せいゆう丸のようにいくら動かしても経費がまるでかからないお船は、時化でない限り海に出ていけば良いわけですが、大馬力の船外機艇や大型の船はそんな訳にはいかないでしょうね。

 

釣れてないと分かっていて、わざわざ燃料炊きに沖に出て行くことはできませんよね。

その辺りが釣れない時期の難かしさだと思いますよ。

 

 

 

さて話は変わるけど、最近の急激なガソリンの値上げには驚かされますね。

 

原油価格は、数週間前の45ドルから今現在50ドル前後と大して変わっていないのですが、石油製品を下げるときには嫌々ながら小出しで下げてきたのに、上げるときには反応が素早く大胆に5円~10円も一気に上げてくる。

 

油屋の世界に身を置いたことがないので何とも言えないが、動かすマネーに比べて利益が多いのか少ないの知らないが、価格の上げ下げになんか不自然さを覚える時があります。

 

ここ数週間、1キロリットルの税抜きのガソリンや灯油の商品取引の値段が6万円弱とあまり変化していないので(宮日新聞の9面をご参照のこと)、値上げの理由など何処にもないはずなのに、平気で10円くらい値上げをされると、なんか疑われても仕方ないですよね。

 

しかもガソリンだげがグンと上がって、軽油・灯油はさほど上がっていない。

実に不思議だ。

 

かあちゃんのミラにしかガソリンを使わないので、ガソリン単価についてとやかく文句を言う立場ではないのだが、我が家ではエネルギー事情に疎いと毎日の漁や生活に支障をきたすことになりますので、石油製品の価格には敏感にならざるを得ないのであります。

 

 

 

明日はお天気回復傾向のようですので、いまからお昼寝して力を蓄えてサゴシ・アジ漁を頑張りたいと思います。

 

 


2015-03-02 16:27:00

今朝はいつものように午前3時に起床して、お店にお魚を届けて内海港に着いたのは6時頃でありました。

 

昨日の時化がウソのように静かな日向灘の海に戻っておりまして、早速キリキリパーから始めてみました。

 

ここ2~3日キリキリパーでのサゴシ・タチウオが不調でありましたが、とにかく流してみないと来てるのか来てないのか、居るのか居ないのかわからないから、しつこく引っ張ってみるのみです。

 

思いがけず早めに灯台横で良型のサゴシがヒットしてくれて、久しぶりの「ゴクゴク」の感触を味わうことができました。

 

時間的にはまだまだ引っ張っていたほうがヒットの可能性が残っていたのですが、なんとなくいつものポイントの様子が気になって2回転でやめて沖に向かいました。

 

と言いますのも、先週の金曜日になんとなく復活の兆しを感じたものですから、時化明けがどうなっているのか気になっていたのですが、思いと違い魚探で海の中をのぞいてみるとあんまりパッとしてない。

 

 

潮の流れがほとんどなく、そのうち魚影を見つけてイカリを打ち船が落ち着いて目的の場所に定まった頃には既に魚影がなくなっており、また探索して同じことを繰り返すが、またもや魚影がなくなり再び探索する始末。

 

潮が動いてない時によくある現象ですが、お魚の移動が激しい時がたまにありまして、釣り人は面食らってしまいますよね。

 

こんな時はイカリを打たずにショットガンで狙うにかぎりまして、昼過ぎまでにようやく中アジを10匹確保することができました。

 

サゴシと合わせて何とかお店に出品できるので、ホッとした次第です。

 

それにしても水温が下がっている関係で活性が低く、たったこれだけのお魚を釣るのにかなりの労力を要します。

 

今日はホントにしんどかったです。

 

でもそんな時に心癒してくれるのが、親分・子分の契を結んだ「カー助」の存在であります。

 

決まって7時30分頃にどこともからなく現れて、お昼頃までせいゆう丸の周りをウロウロしている可愛い子分であります。

 

最近餌を与えすぎたか何となくかっぷくが良くなったみたいで、飛べなくなったらどうするんやろと心配する、せいゆう丸の船長でありました。

 

明日は午後から雨模様ですが、キリキリパー中心に出漁します。


2015-03-01 08:46:00

毎日沢山の方々にこの釣行記を読んでいただいて感謝に絶えないのでありますが、今朝改めて過去の内容を読み返してみますと漁の話は半分で、あとは徒然なるままに思いを書いたり、たまには妄想を書いたりで、ふざけた内容が実に多い。

 

自分の仕事柄、自称エッセイストとか随筆家などとても言えたものではないけれど、ただ漁の間考える時間が沢山あるからなのか、パソコンの前に座ると船上で考えていたあれこれがドバっと湧き出てくるんですな。

 

話のレベルはともかくとして、毎日目を通していただく皆様方にガッカリさせないように、いろんなジャンルのお話や情報を今後もゆっくりまったり書き込んでいきたいと思います。

 

そういえば、今まで料理について書いたことがなかったのですが、今後お魚の料理や男の料理について書き込みしたいと思っております。

 

さて今日のタイトル、磯釣り師と船釣り師との違いについて考えてみたのでありまして、自分はほぼ毎朝365つり具えさ店に遊びに立ち寄るのですが(決して毎回何か買っているわけではない)、おしゃべりしている間に来店されるお客様の出で立ちや購入品を観察していると、磯釣り師か船釣り師かだいたい判るんですな。

 

磯釣り師はとにかく格好いい。防寒着は基本黒色が基調で金色のラインが入ったりしている。

随分デザインがモダン(古る!)でありまして、がまかつ等の釣り具大手メーカーの文字が入ったりしている。

 

乗ってこられるお車もだいたいピカピカの新車が多い気がする。

 

購入している餌についても、オキアミの生や集魚材や付け餌などをガバチョと購入されていらっしゃる。

当然お支払いも、「うをー!」と、こちらがのけぞってしまうほどの金額になっている。

 

 

一方、船釣り師でありますが服装がとにかくダサい。

 

毛糸の目出し帽を被り、何日も着ていたと思われる汚い防寒着。

 

それなのに今の季節にジョリッパでやって来る人も中にはいる。

 

ちょっと見としては ISの外国人戦闘員と見間違われそうな出で立ちで、公安当局に目をつけられまいかとこっちが心配になる。

 

乗ってこられる車は錆だらけの軽トラか、良くて軽の箱バン。

軽トラの荷台には活かしで魚を運ぶための黄色の農業用の貯水タンクが乗っていることが多く、当然荷台の隅は赤サビで見るも無残。

 

購入品は最安値のジャンボアミを1個か2個程度で、氷すら買おうとしない。

よって購入金額は500円~1000円程度。

 

 

明らかに見分けることができますよ。

 

ご興味のある方は、早朝の365つり具えさ店に立ち寄られてお客様ウオッチされてはいかがでしょうか?

 

船釣り師の皆さん、ごめんなさい。ペコリ。


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