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2019-02-04 11:28:00

全米レストラン協会(NRA)がシェフを対象に毎年行っているアンケート調査「What's Hot」の結果では、2019年には新たなミートカットや世界の料理からインスピレーションを得た朝食メニューがトレンドの主流になりそうだ。

全米調理連盟に加盟するプロシェフ650人の回答によると、①69%以上のシェフが、世界各国の料理にインスピレーションを得た朝食メニューが今年のトレンドの主流になるとした。代表例は「シャクシュカ」(ポーチドエッグ、トマトソース、オニオン、チリペッパーをクミン、パプリカ、カイエンペッパー、ナツメグのスパイスで味付けしたチュニジア・イスラエル料理)。

②約67%のシェフが、昨年に引き続き新たなミートカットがブームになるとし、例として「オイスターステーキ」「メルローカット」「ベガス・ストリップ・ステーキ」などを指摘③約65%のシェフが植物由来のソーセージとハンバーガーがトレンドになると回答④60%のシェフが産地の明確な食肉や海産物の地産地消がトレンドになると回答⑤5人のうち3人のシェフが、従来の炭水化物を野菜に置き換えるメニューがトレンドになると回答した。

※オイスターステーキは、ランプのすぐ上から取れる牡蠣のような形状をした筋肉。肉質はやわらかく、脂肪には豊かな風味がある。

※メルローカットは、シャンクの上、ボトムラウンドの下に位置するヒールの筋肉(腓腹筋)。

※ベガス・ストリップ・ステーキは、ショルダーから分離された部位。従来はチャックの一部だったが、2013年頃から新しいカットとして注目されるようになった。

 

※2019年1月1日 Meatingplace.com