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2018-07-04 10:34:00

2018/07/02(月)

リンガーハットが2号店、メニュー一新

長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」などを全国展開するリンガーハット(東京都品川区)は7月1日、台北市中山区に「リンガーハット台北民権西路店」をオープンした。2017年4月オープンの台北南港店に次ぐ2カ所目。メニューを一新し、月間売上高180万台湾元(約650万円)を目指す。

2号店は、中山区の民権西路沿いに設けた。店舗面積は28坪、座席数は全34席。台北捷運(MRT)民権西路駅近くで、平日、週末ともに人通りが多い立地に店舗を構えることで、家族連れや会社員の集客を目指す。

2号店では新メニューを投入。日本のメニューにはないアジアオリジナルの「泰式酸辣冠軍麺(トムヤムクンちゃんぽん)」(190元)やチャーシューを大盛にした台湾限定の「台湾冠軍麺(台湾ちゃんぽん)」(180元)などに加え、定食メニューも充実させた。9月をめどに、近江牛を使った鍋や焼肉定食などの新メニューを発表する計画。

台湾でリンガーハットを運営する台湾リョウ閣屋(リョウ=木へんに綾のつくり) の浜島貴仁董事長は、「長崎ちゃんぽんを日本の『国民食』として広めたい。1号店オープン時には国立高雄餐旅大学と共同で、台湾人消費者の口に合う商品を開発したが、現在は『日本の味』を再現することに力を入れている」とコメント。価格も日本の看板メニューである「長崎ちゃんぽん」と「長崎皿うどん」はそれぞれ150元とし、1号店オープン時から80元値下げした。

浜島董事長によると、台湾では50店展開が目標。続いて3号店を台北市内に設け、その後は新北市、台中市への展開を計画している。出店拡大に合わせてセントラルキッチンを設けることも視野に入れているという。

台湾2号店となる「リンガーハット台北民権西路店」=1日、台北(NNA撮影)

台湾2号店となる「リンガーハット台北民権西路店」=1日、台北(NNA撮影)