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せいゆう丸釣行記
今年の宮崎の夏は長くて暑すぎる。
毎年この時期になるとどでかい台風がやって来て、「10日くらい出られましぇん!」と悲痛な叫びをこの欄で訴えるのが通例なんだけど、今年は暑いだけで何も起こらない。
今年の日向灘は、午前中だけは毎日錦江湾のようにベタベタ凪ぎの穏やかな顔をしていて、ウネリがほとんど来ないのですわ。
だから船酔いしやすい自分にとってはありがたいのだけど、ずっとめちゃくちゃ暑いから初老の自分には辛いことこの上ないです。
でもねえ、気象ってのは必ずプラスマイナスゼロになるものだから、このあと超強烈な台風が発生して甚大な被害をもたらすかも知れないし、もしくはいくつもの小さな台風が発生して仕事にならない日が続くかになると思いますよ。
てなことで毎日沖に出てますが、さすがに暑いわ釣れないわで疲れてきました。
明日は皆さんにお断わりしてお休みして、ゆっくりさせていただくことにしました。
自分の場合大概ゆっくりがゆっくりにならないけど、釣りを離れて好きなことしますわね。
ところで昨日の釣果ですが、目を覆いたくなるような惨憺たる状況でした。
どなた様に問題があるのか分からんが(大体判明してるけど)、とにかく昨日の皆さんはまれに見る不幸者となりましたなあ。
大物が来た!とタモを持って待ち構えていると、ドでかいサンノジ三ちゃんが「こんにちは!潮が止まってるから嬉しくて思わず餌を口にしてしまいました。」と、何匹も上がって来てましたし、これまた潮止まりによく顔を見せるアカヤガラが釣れたり、とどめは最後の最後にやって来たサメでありまして、ガッカリしてタモを放り投げてしまいましたがな。(笑)
一昨日の釣行が懐かしかった昨日でした。
さあて今日は潮が動いてくれるでしょうかね。
10
昨日もいつもの通りにお昼頃には南風が強くなり、12時丁度に港に戻って来ました。
朝のうちは凪ぎだったので例の150ラインまで行ってみたものの全く駄目で、アジが3匹で終わっちまいました。
皆さんとお別れしてお片付けしてると、最近新たに船釣りを始めたお方が沖から戻って来られて、クーラーボックスを二人でヨイショヨイショと重そうに陸上げされてたので、お手伝いしてやることに。
クーラーボックスの中にはカンパチが大小結構釣れてまして、話を聞いてみると鵜戸神宮沖の漁礁に群れてたらしいですわ。
このお二人さんと特に面識は無かったけど、この欄を毎日欠かさず見ておられるそうで、記念に釣果写真をこの欄にアップしてもらえないかとお願いされたけど、こちらはほぼほぼ坊主だったから気は進まなかったものの、妙に格好つけて大人の対応をしてしまいましたがな。(笑)
今までせいゆう丸で釣れたことのないような立派なカンパチを、マイクロなんちゃらとか言うルアーで仕留めたらしく、やはり青物はルアーでないと釣れないみたいですねぇ。
しかもこのお二人は昨日が4〜5回目の船での釣行だそうで、全くの新米のアングラーに自分はあっさり負けた訳で、とても悔しかったけどこっそりと釣れた場所の緯度経度を教えて貰いました。(笑)
てなことで、今日は今まで行ったことのない釣り場で、マキマキ・シャカシャカしてきますわ。
昨日のうちにマイクロなんちゃらとかいうルアーを高かったけど購入したので、1匹だけでも良いから釣れると良いけどなあ。
ただ、「あれほどマキ・シャカをバカにしてたくせに、全く節操のない男やな。」と言われそうだけど、要は釣れりゃ良いのだよ、釣れりゃ!(笑)
40
膝を痛めたので整形外科で診てもらい、レントゲンを撮ってもらったら、若かりし頃に走り過ぎて痛めた半月板付近のクッション材が減ってきたことで、何らかの外圧で炎症を起こしているのだろう、とのことでした。
早い話が老化が進み膝の軟骨成分が不足して、傷つきやすくなったようです。
船に乗り込む時とか、若い頃みたいなホイホイとした無謀なアクションは御法度のようですわい。
確実に間違いなく老化が進んでいることを実感した次第です。
自分のご用が済んだら親父の病院と補聴器店を巡ったが、あっと言う間に1日が終わっちまった。
最近やけに1日が過ぎるのが早くなった気がしますがね。
さあてスパコン予想によると、この先穏やかな日が続いて沖行き出来る日が多そうだけど、お昼頃になると南風が強くなるので、午前中だけの釣りしか出来ないみたいです。
川の中の避難港は干潮の出入りの問題があるので難しいが、凪ぎなら出来るだけ出るようにしないといけませんわな。
本音を申しますとしばらくお休みして、遊びがしたくてたまらない今日この頃でございます。(笑)
昨日の朝、なんか左膝が痛い。
はっきり覚えてないけど、どこかでひねったのであろう。
湿布を貼ったけど1日中びっこ引いてた。
イカリ揚げの時にお客様と言う名のクルーに助けてもらいましたが、こんなことでは満足なガイドが出来ないので、今日はお休みして朝一番で整形外科で診てもらうことにしました。
歩けなくなったりでもしたら、爺っちゃま達が悲しまれるでしょうからねぇ。(笑)
てなことで昨日は満足なガイドが出来なかったうえ、完璧に潮が動いてなかったため相当悪い結果となりました。
なんか1枚写真が足りないみたいだけど、撮り損ねたのかもな。
アジの姿がチラホラ見られるようになったし、秋の魚のオキアジ(クロエバ)が昨日初めてお目見えしたので、そろそろ季節は秋に向かうのでしょうなあ。
5
昨日の続きです。
エンジンが上手いこと始動出来てケロシンのみで発電出来たところまでは良かったけど、ノッキング(デェトネーション)の問題はどうしたのか?という疑問が出てくるのは当然のことだと思います。
過去には灯油を燃料にしてバンバン50というバイクをお釈迦にしたし、2014年12月14日のこの欄で書いてたが90馬力の船外機を同じように壊してしもた。
いずれもノッキングでガスケットを損傷したから今回も同じ結果になるかもと案じていたが、サイドバルブという極めて原始的な給排気機構のおかげで全くノッキングが起こりませんでした。
SV(サイドバルブ)は4サイクルエンジンの初期の弁機構でありまして、今ではこの手のエンジンにお目にかかることはほとんど無い。
その理由として構造が簡単だけど、構造的に圧縮比を高めることが出来ず熱効率が悪くて燃費が悪いからなんですが、この低圧縮比(5:1程度)が幸いしてケロシンでもノッキングを起こさないのだわ。
そんな訳で、ホンダの昔の発電機にはSVエンジンが使われてたのを知ってたので目を付けてたのだけど、まさにドンピシャ目論見が的中しましたわ。
熱効率が悪いから発熱量も燃料消費も若干多いけど、安い灯油が燃料だから全く問題無いですわね。
問題が考えられるとしたらシリンダー及びピストンのヘッドにススが溜まりやすくなる可能性がある位で、シリンダーヘッドに弁機構を持たないから2サイクルエンジンのヘッドと同じみたいなものだから時々開けて掃除してやれば良い。
この図を見て分かる通り、模型エンジンみたいな簡単な構造してるから、分解なんか朝めし前ですわ。
という訳で、騒音の問題さえ解決すれば長時間船の中で発電可能となり、ボートライフを大いに楽しめることになるけど、騒音を抑えながら廃熱をいかにして外に排出するかを考えねばならぬ。
まだまだ克服しなければならない事案が山積みですわい。
さあて今日は昼までの予定で沖に出てみますわ。