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せいゆう丸釣行記
今までアマゾンの生き物だと信じてたけど、海にもピラルクーが生息してるんだね。
昨日釣りを終えて帰港してクーラーボックスの中身を拝見すると、ピラルクーが横たわってた。
既に頭部と尾部が切り離されてて、胴体だけが大きなクーラーボックスにやっと収まってましたが、図鑑で見たことのあるピラルクーそのものでありました。
ピラルクーとしては幼魚の部類なんだろうが、釣り師の話では15kgはあったたとのこと。
それにしても気候変動の影響なのか、温暖化の結果なのか分からんが、大型の淡水魚が海洋に進出したとなると生態系が狂ってきますわな。
まっこと恐ろしい世の中になったものですわ。
そんでもってその他のお魚の結果だが、とにかく潮が完全に止まった状態が続いていて、お情け程度にウリ坊が釣れた程度でした。
あまりに釣れないので、午後からアジを探しに南限まで下ってみたが、結局群れを見つけることが出来ず徒労に終わっちまった。
黒潮の蛇行が始まっでかなりの年月が経過してるけど、一体いつまで続くのでしょうかねぇ。
このままだと廃業、もしくはマキ・シャカ船への転換をしなくてはならないだろうなあ。
だけどさ、爺っちゃま達がこのクソ暑い中でマキマキ・シャカシャカやってたら熱中症を起こして、それこそドクターヘリで搬送されて大ごとになるだろうから、残された道は釣りガイドをやめるしかないやろな。(笑)
「シケ明けにお魚が捕れた例しはない」と、釣り師匠が口癖のように言ってたが、ホント台風明けの度にそれを実感させられますわ。
交通事故程度の確率くらいの超まぐれで子カンパチ(赤ちゃん)が喰った程度で、全く話になりませんでしたワイ。
餌釣りがそんな惨憺たるみじめな状況の中、船尾に帆柱を立てたプロ中のプロみたいなカッチョいいお船がやって来ておもむろにマキマキ・シャカシャカを始めたと思ったら、なんと百発百中でカンパチを釣り上げるではないか。
しかも子カンパチではなく、ほとんどが5キロ以上の立派なデカンパチで、中には多分20キロオーバーはあろうかというモンスターを釣り上げておられましたわ。
当然こちらは指をくわえて羨ましく見てるだけで、餌釣りではどうにもならぬ。
そのマキ・シャカ船はその辺りのカンパチを全部釣り上げたみたいで、気がついたらいつの間にかどこかに行ってしまったが、多分50本は釣り上げてましたわ。
あれは夢ではなかったはず・・・。
さあて、今日も凪ぎ予報なのでとりあえず出てみるものの、暑いわ・釣れんわ・退屈だわで、しんどい時間を送らないといけなあいのかなあ。(笑)
昨日1日だけで、コロナ感染もしくは濃厚接触者になったということで3件のキャンセルの連絡をいただいた。
先日来、息子家族5人全員がコロナに感染し、子供たちはほぼ回復したらしいが、親はなかなかキツさが取れずしんどいみたいだ。
コロナに感染されたお方はホントお気の毒としか言いようがないけど、どうぞ早く回復されてお刺身捕まえに来られることをお祈りしますわね。
さてと昨日・一昨日とアナログ機械の楽しさをこの欄で書きましたが、最近またしても新たな興味を見つけてしまいましたがな。
それは4サイクルエンジンのサイドバルブ方式で、今や一切生産されなくなった超古いエンジンの型式でありまして、自分の中でムラムラと興味の積乱雲が湧き上がってまいりました。
詳しくは後日この欄で書きますが、とにかく面白いことを企てているところです。
てなことで遊んでばかりしててはおまんまが食べられないので、今日から凪ぎになるのでお刺身捕まえに沖に出てみますわ。
シケ明けにお魚が捕れた例しはないけど、出てみないと分かりませんですがね。
最近のポータブル発電機はほとんどインバーター仕様になってて、ホンダの最新モデルはなんと電子制御のインジェクションになっておりまして、チョークレバーすらなくなってる模様。
ただリコイルスターターを引っ張るだけだ電気が取り出せるらしい。
それはそれで簡単で便利だし、発電機のトラブルにありがちなキャブレターの詰まりが無いから、いざという時にエンジンがかからないってことはなくなるでしょう。
でもねぇ、発電はインバーターでエンジンはインジェクションとなると触れるところがまるで無く、機械小僧としては全然面白くないんだわ。
で、現在自分的に流行ってるのがホンダの古いサイドバルブ式の4サイクルエンジンで2極界磁回転式の古い古い発電機なんですなあ。
インバーター式と違って発電機部分がめちゃくちゃ重く騒々しいけど、回転数を変えて電圧を変化させられるし、周波数だって変えられる。
そんな使い方をする奴はめったに居ないだろうが、とにかく意のままに変えることが出来るのが面白いですわ。
使用例についてはまた今度この欄で紹介しますわ。
さあて南風が吹くので海は今日までお休みして、明日から頑張りますわね。