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せいゆう丸釣行記

2019-02-23 02:36:00
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毎日の港での楽しみの一つに動物達とのお遊びがありまして、海に出ればウミネコのカー助がどこからかやって来て餌をちょうだいとおねだりするから、パンを投げてやると美味しそうに食べてくれる。

 

最近では操船しながらパンをつまんで手を外に出していると、向かい風だとスーっと上手に近づいて手から直接パンをくわえて食べちゃう芸当も出来るようになりました。

 

パンをわざと小さくちぎって指でつまんでいると、くちばしで指先を 「アム」 っとくわえちゃうから、自然の鳥と触れ合えてすごく嬉しいですがね。

 

 

 

それと港では、朝まだ暗いうちに到着しても必ず野良猫のノラがお出迎えしてくれてて、 「ニャー、お前来るのが遅いが!」 と言わんばかりに朝ごはんをおねだりするし、明るくなるとカラスの夫婦やトンビ達が船の周りをウロウロし始めるから、彼らに朝ごはんを食べさせるのが日課になっております。

 

カラスの夫婦は自分がベッドでゆっくりしていると、船のデッキや屋根にとまって 「ギャーギャー、ご飯ちょうだいな!」 と大騒ぎして鳴くし、トンビは上空をクルクル回って 「ピーヒョロヒョロロー、なんかちょうだい!」 としつこく鳴くわで、餌を与えないとうるさくて敵わないのであります。

 

 

 

そんな中、最近ググっと距離が近まったのがイソヒヨドリのヒーちゃんなんでして、去年までは遠くでしか姿を見ることが出来なかったのが今年になって 「ヒーちゃん!ヒーちゃん!」 と声をかけてパンくずなどを与えていたら近頃ではヒーちゃんが自分のことを覚えてくれたようで、お尻の羽根をピンピン動かしながら近づくようになり、昨日は運転席の真横までやって来てクラッカーのくずを美味しそうについばんでおりました。

 

そこでパシャリと写真を撮ることが出来たのですが、雨に濡れてまだら模様になってるけど、とても綺麗な羽根色をしてますがね。

 

 

 

野生の鳥たちとお友達になる秘訣ですが、なんと言っても目を合わさないことに尽きまして、彼等は目線を凄く気にするみたいで、見られるとロックオンされた気持ちになるのか急におどおどしちゃいますねえ。

 

だから自分は目を合わせないように、向こうを向いたふりして目だけ 「チラ、チラ」 と様子を伺うように見るようにしてますが、目さえ合わさず極端な動きさえしなければ、ご飯もらいに勝手に向こうから近づいて来るようです。

 

自由人になればこそ時間がたっぷりあるから、こんなゆっくりしたとした時の中に身を置くことができるのでしょうねえ。

 

 

 

さてさて今月は28日までで、サラリー時代は給料が早く来るから2月はすごく嬉しかったものですが、自由業ともなると営業日数が少なくなる上、今月は荒天で出港率がガクンと落ちてるので月末の支払いが気になるところですが、まあ黙っていても来月辺りには支払い督促のハガキが郵便受けの中に丁寧に入って来ることでしょうから、来月に考えることにしましょうかね。(笑)

 

今月の残りは、残念ながらほぼ全滅でしょうなあ。


2019-02-22 02:29:00

世の中には人の言うことを聞かないといいましょうか、聞く耳を持たないと申しましょうか、身勝手な人生を送るお方が結構いらっしゃるものですが、この欄に時々登場する 「三半規管の壊れた世界の冒険王」 さんは、なんと昨日のあのシケの中、黄金の瀬で釣りをすると言って港を出て行かれ、結局は沖に行くにつれて波が高くなって黄金の瀬を断念し、堀切峠下やサボテン潟あたりをウロウロした挙句、早々に帰ってきてたようです。

 

先日北浦で遊漁船が定員オーバーで瀬渡ししている途中に転覆したらしいけど、人を乗せて沖に出て行く時には細心の注意が必要となるのは当たり前だけど、あってはならないけどこの冒険王さんはそのうちとんでもないことをしでかしてしまうかも知れないねえ

 

海で事故を起こしたら交通事故などと違ってものすごい処分が下されるからそうなってから後悔しても遅いと思うが、どうせ人の忠告を聞く耳を持たないので言うだけ損だわね。

 

 

 

さてとお休みしてたので特にネタが無いけど、この前イシガキフグを持って帰って食された 「ミスったT氏」 さんからメールが来てて、写真を送って来てくださってたので使わせていただきますね。

 

 

 

こんばんは。
先日いただきましたイシガキフグを捌いて食べました。
私が学生の頃にいた沖縄ではアバサー(ハリセンボン)は唐揚げがかなりいい値段で提供されていますが、中でもアバサー汁は絶品なので紹介いたします。
沖に出れない時のネタにしてください。
先ず、クチバシから包丁を入れて捌きました。初めて捌きましたので、きまぐれクックというyoutuber の動画を見て手順を勉強してから捌きました。
皮を完全に剥いたらちょっとグロいですね!閲覧注意です。
剥き身をバラすため、カマのと事から包丁を入れてエラを外し、鍋に入れやすい大きさにカットします。
一度グリルで焼いて余分な脂などを落とします。
あとは鍋に入れて水から煮て出汁を取ります。
味噌を溶いて出来上がりです。
家族でいただきましたが、かなり好評でした。
ハリセンボンは小さいですが、イシガキフグは大きいのでみんなで食べれて良かったです。

捌くのが少し大変ですが、美味しいので是非持って帰っていただきたいですね。

 

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という事でした。

 

 

 

お魚というより鳥をさばいている感じだね。(笑)

 

 

 

さてと、季節の変わり目でお天気がクルクル変わりますが、スパコン予想によると今月沖に出られる日は25日くらいかもですなあ。


2019-02-21 04:42:00

群れを全く見つけることが出来なかった時も疲れるけど、何度も群れを見つけても喰わない時はもっとしんどいですねえ。

 

昨日は何度も大きな群れに遭遇しましたが、すぐに移動したり群れの真ん中でショットガンでサビキを入れても無反応で、本当にひと切れのお刺身しか食べられないほどの極貧漁でありました。

 

原因は分かりませんが、サビキも駄目、天秤も駄目で最後まで打つ手が見つかりませんでしたが、結構な群れが居たのは間違いないので、次回は自分も仕掛けを落として反応の具合を確かめるつもりであります。

 

あまりの極貧漁のため、写真は撮りませんでした。

 

 

 

今日からしばらくお休みになるみたいですねえ。

 

年間で一番釣れない時期にあたる、3月・4月をどう乗り切るかを考えないといけませんねえ。


2019-02-20 02:58:00

ここ数年暑い時期に近づくと、かあちゃんから 「エアコンの掃除をしなくては」 の文句を聞かされるようになります。

 

我が家のエアコンは夏の間しか動かさず、秋から翌年の春先までしばらく動かさないので室内機の内部にホコリが溜りダニやカビが増殖するので嫌なのだとか。

 

確かに久しぶりにエアコンのスイッチを入れると独特の嫌な臭いがするけど、そもそも細かいことには無頓着で臭いに鈍感な自分にとってはどうでも良いことなんだが、家の主のかあちゃんにとっては凄く気になることらしい。

 

ということで、昨日新しいエアコンと入れ替えすることにしました。

 

 

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我が家は鉄筋コンクリート造りの市営住宅3階なんですが、昔の木造住宅と違って断熱保温性に富んでいるみたいで、今の時期では灯油ファンヒーターを軽く動かすだけで室内はポカポカに暖かくなるし、夏場はエアコンのインバーター制御で最も軽い運転で快適な室温と湿度を保ってくれます。

 

まあ、低所得で貧乏な我が家にうってつけの住宅でありまして、周りは畑が広がりのどかでほとんど雑音が聞こえない快適な住環境なんでありますが、そろそろ春を迎える頃になるとかあちゃんの先の文句が聞こえそうなので、今のエアコンを何年使っているのかを調べてみると、なんと16年でありました。

 

今まで使ってたエアコンの製造年が2002年でありまして、今回価格コムで最安値の三菱霧ヶ峰ムーブアイを購入したのが2018年の製造なので、実に16年稼働してくれたことになりますわい。

 

 

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これはその16年間使い倒したエアコン裏側の写真ですが、ホコリとカビがビッチリ繁殖してましたわ。

 

 

エアコンを入れ替えする時に問題になるのが、古いエアコンの取り外しと新しいエアコンの取り付けという作業が生じることはご承知のことと思いますが、皆さんその作業の中身を知っておられるようで意外と知られてないのが現状なんですわ。

 

 

 

家電量販店でエアコンを購入するとほとんどの場合 「標準取付工事代込み」 となってると思いますが、この 「込み」 の中身は実際あまり知られてないと思います。

 

その中身を書き出してみると

 

① 高圧・低圧の銅製の配管と水抜きドレンパイプと電気配線がそれぞれ4メートル分

 

② 室内機・室外機の設置

 

③ 室内機と室外機との間の冷媒管と配線の接続作業

 

④ 組み立てた後の冷媒配管内のエア抜き作業(真空引き)

 

⑤ 配管や配線を断熱生地で覆ってテープで保護する作業

 

 

 

だいたいこんなところでしょうか。

 

問題は、今まで使用していた冷媒が行き来する高圧・低圧の銅製の配管をわざわざ廃棄して、新しい配管に変えないといけないのかという問題と、標準工事はこと細かく規定されているので、設置現場の状況で追加の措置を講じなければならないことがかなり多く確実に追加料金が加算されるから、標準工事費用内で収まることはまず無いことなんですなあ。

 

大手家電量販店の工事費用について書かれたPDFファイルがこれ。

 

 

pdf kouji_aircon_menu_150701.pdf (0.36MB)

 

 

 

標準工事費用は業者によってまちまちですが、だいたい10,000円~20,000円となってるけど配管・配線の延長とか、室外機を載せる土台をやり変えたりとか、化粧カバーを取り付けたりで、実際は相当な追加料金を払わねばならないことが多いようです。

 

それと冷媒用の高圧・低圧の銅製の配管を新品に交換する必要は本来なら全く無くて、多分引越しの運搬時にかさ張るから配管を曲げたり伸ばしたりして損傷を与えるから新品に取り替えることを推奨しているのでしょうが、単にエアコンを入れ替える場合は旧の配管をそのまま使用して差し支えないから、配管の費用が無駄ということになりますわな。

 

それに加え、古いエアコンの取り外しや家電リサイクル法に基づく古いエアコンの処分費用+運搬費用がかかるので、そんなの全部お任せしてたらとんでもない金額の請求を受ける羽目になりますわよ。

 

 

 

ちなみに、エアコンの家電リサイクル法による処分費用はほとんどの機種で972円なので、自分で取り外して自分で処分業者に持ち込めばその金額で収まることになります。

 

家電量販店でそれらの仕事を 「お任せ、お任せ。」 と何も考えずに依頼してしまうと、いつの間にか凄く高い買い物になってしまうでしょうよ。

 

 

 

今回せいゆう丸のご常連さんの、個人でエアコン工事を専門にされてるO氏に相談したところ快諾してくださって、取り外しから取付けまで丁寧に作業してもらい、信じられない額の技術料で完成してくださいました。

 

生まれつきしみったれでお金に厳しい自分が、思わずうなってしまうほどの技術力と、良心的な技術料には本当に感心しきりでありましたが、O氏はエアコン関係のお仕事だけでなく、普段は西都市の自衛隊騒音対策としての家庭電気関係の仕事をされて忙しいのだそうですが、近ごろ釣りに行けなくなるほど忙しいのが悩みの種とおっしゃってました。

 

 

普段、家の電気関係などで何かしらの不便を感じておられる方がいらっしゃれば、そのO氏を喜んで紹介させてもらいますわよ。

 

 

 

 

さてと今日は荒天で無理だと思ってましたが、意外に早く天気が回復するようで 「潟から動きま宣言」 でお刺身をゲットしてみたいと思います。


2019-02-19 02:17:00

昨日は、一昨日に坊主状態を救ってくれたポイントに向かいながら南下しつつ探索を進めましたが、まあどこに行っても砂漠状態で、お魚の群れを見つけることが出来ませんでしたわ。

 

頼みのポイントに到着したものの一昨日とは状況がガラリと変わっておりまして、残念ながらお留守だったものの北風が出てきて波が高くなりそうなので、とりあえずイカリをドボンして仕掛けを投入するけど餌もかじられないありさまで、朝から万策尽きた状態に陥ってしまいました。

 

北風で波が次第に高くなるけどどげんかせんといかんのでチョイ沖のポイントを探索するも、一昨日と同様に全くのもぬけの殻状態で、そろそろ本日はノーゲームにしましょう宣言を考え始めた丁度その時、漁友のSI氏から 「今出てきたけど魚影があって2匹釣れましたよ。」 の嬉しいお電話をいただいて即そのポイントに直行いたしました。

 

現地に到着すると同じ漁友のMA氏もSI氏の船の横に並べて釣りをされてたが、自分は一番東側に位置取りしてイカリをドボンして仕掛けを投入すると、間もなくして竿先がピクピクして良型のアジさんが 「こんにちは」 でありました。

 

その後はサビキにも天秤にもパラパラと退屈しない程度に釣れてくれまして、どうにかひと切れのお刺身が楽しめる程度に釣れてくれたようです。

 

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皆さんなんとか10匹前後のアジを確保出来たようですが、40cm近くのアジも数匹混じって、結構食べごたえはありそうでした。

 

 

 

まあ、そんな訳でお魚が内海沖界隈から居なくなったし、今日から低気圧や前線が次々に通過して荒れた天気が続きますので、沖行きはしばらくお休みになるでしょう。

 

とにかく連日探しても探しても魚の群れを見つけることがなかなか出来ずに、いい加減心が折れかかってたので丁度良い連休になるでしょうよ。


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