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せいゆう丸釣行記
昨日の風は凄まじかったね。
川の中の避難港なので普段風をほとんど感じることないが、昨日の烈風でさすがにお船が揺れまして、お昼ご飯食べて昼寝してたら 「ガン!」 と岸壁に船のどこかが当たり、いっぺんに目が覚めてしもた。
午前中はたいしたことなかったけど、昼から気が狂ったみたいに吹いてましたなあ。
昨日の作業は主に電気配線関係で、航海灯やGPSの配線を一生懸命やっておりました。
気温はさほど低くはなかったけど風が当たるとやはり冷たく感じ、ジャンパーを着たり脱いだり忙しかったものの、一応納得できる程度の作業は完了しました。
それにしても毎日忙しいねえ。
「何をしていればそんなに忙しいかのか?」 と問われることが良くありますが、とにもかくにもやらなきゃならないことが多過ぎて答えようがないのであります。
本当のこと言いますとやりたいことがあまりに多過ぎて、ほとんど手が付けられてないのが実情なんですなあ。
昼寝しながら、または焼酎飲んで眠りに就く時など、「あれして、これして、ああやって。」 と、いつもお船の整備や修理や改造のことを妄想しているから、やらないといけないことが膨大な量になるんですわ。
そんな中、今一番やりたいことはお船の両舷に体を固定するためのレール等の設置でありまして、多少波が出てもグラリと怖い思いをしないで済むようにすることかな。
陸揚げしているお船の部品を取り外して付けるだけなのですが、実際はかなりの作業量でして、それこそ数日は要するだろうね。
さてと特にネタがないので、先日釣れたトビウオのフライのお写真を。
アジのフライと食感が少し違うけど、結構ホクホクしてて超旨かったですよ。
そしてこちらはメジナのカルパッチョ。
さらにトビウオとメジナのアラで出汁を取った鍋ですが、お野菜は全部頂きもので、自家農園で作られた完全無農薬のお野菜でして、柔くて本当に美味しかったです。
ごちそうさまでした。
さてと、そろそろ内海に向かって沖に出る準備でもしようかな。
まずはこのお写真ですが、自分のお船を係留している組合の会長さんが、昨日港を出てすぐのところでこんな立派なマダイを釣って帰ってこられたのでパチリ!
このお方は餌釣りもマキ・シャカでも何でもされるのですが、最近港近くでマキ・シャカしてる姿を良く見かけてたけど、まさかこんなドデカイお魚釣ってくるとは恐れ入りました。
水深20数メートルの極浅場だったそうだが、こんな大きなマダイがそのあたりにウロウロしてるんだね。
普段の仕事の忙しさを癒すがごとく、いつもゆったりまったりとマキマキしてるけど、無欲なその姿にマダイも騙されてつい 「パク!」 っと噛み付いちゃったのかな?
運の悪いお魚も居たものだね。
さてと昨日も北風が強くて南限で頑張ってたけど、とにかくここ最近ずっと潮が動いてないのでお魚のスイッチが切れたままになっている模様で、完全に坊主状態でありました。
ところが海の神様が哀れにお思いくださったのか、突然トビウオのデカいのが回遊し始め、天秤仕掛けの吹流しに餌を付けて流していると、アミ籠を入れる前に海面で餌を咥えて 「パタパタパタ」 と飛んで行く。
実に奇妙な漁になっちゃいましたが、とにかく美味しいお魚だからすぐにトビウオ漁に変更。
竿は使わず吹流しだけ流して天秤のアミ籠を握って喰って来るのを待つという妙な釣りスタイルになったのですが、ほとんど池でテナガエビ釣りでもしているような光景でしたなあ。
それでも例の謎の磯釣り師さんは10匹くらいは捕獲されてたので、とりあえずお刺身程度は釣ることが出来ましたわよ。
このお方は基本磯釣り師なんですが、竿無しで無心にトビウオ釣りに熱中されてたけど、本当にお魚釣りが好きでしょうがないんだろうね。
とにかく1尾〃が立派なトビウオで、家に帰ってお刺身作ってもらったが、見た目はあまり良くないけど食感がモチモチしててとても美味しかったですよ。
天ぷらのネタでも旨いし、塩焼き・干物でいただくとご飯が進みますがね。
面倒でなければプロセッサーで練り物にして、揚げて食べると焼酎の最高のおつまみになりますよ。
そんな訳でかろうじて坊主は免れたが、定置網設置工事でいつもの潟に行けないのがとにかく痛い。
冬場の風波が厳しい時期に安定してお魚釣れる場所を早く見つけないと、毎日〃辛いですわ。
今日はお昼頃から爆風予報なので漁は中止にしました。
また港に行って鍋焼きうどん食べて活動開始しましょうかね。
昨日は雨模様だったのでお休みしちょりました。
港のお船はほとんど出てなかったので、やはり雨の日は皆さん寒くてしんどいんだね。
いつものようにお家で釣行記を書いて、車で内海に向かい、港に着いてお船に乗り込み、早速鍋焼きうどんを作ってツルツル食べてると、 「船長、今日も鍋焼きうどん食べてるんですかー?」 のメールが届いた。
キョロキョロ辺りを見渡したが誰も居るはずも無く、どこから見てるのか知らんが自分の行動をよく知ってるなあと感心してたが、良く良く考えてみるとこの欄で自分の行動をベラベラ喋ってるので、自分の行動パターンを皆さん知ってるんだわね。
お腹パンパンになって体もポカポカ温まったところでお布団に入って、買ってきた週刊文春を読んでたら、いつの間にか寝てしもた。
いいねえ、お休みの日の朝は。
雨が降ってなかったらちょこっと整備・修理したかったけど、時々パラパラ降ってたのでほとんど何もせず帰宅して、久しぶりに自宅でお昼ご飯をいただきました。
塩さば 肉じゃが お味噌汁 ポテトサラダの簡単なお昼ご飯でしたが、やっぱりかあちゃんと食べるご飯は美味しいねえ。
普段はかあちゃんとご飯食べながらお話し出来る時間は2時間程度だから、こうしてゆったりまったりと一緒に居られる時間は結構新鮮であります。
その普段の貴重な2時間も焼酎が入り出すと途中からまともな会話になってないはずだから、余計に大事な時間なんですわ。
それでご飯食べながらニュースや 「ひるおび」 を観てましたが、そのなかに次のような極めて面白くない報道がありました。
それが 「文部科学省が幹部の再就職を組織的にあっせんしていた疑いがあるとして、政府の再就職等監視委員会が調査していることが18日分かった。」 らしい。
まだそんなことが日常的に横行してるんだね、この国では。
キャリアのお方達がどれだけ現役の時に活躍されてこられたのかは知らないが、一線を退いたあともさらにさらに優遇・厚遇を享受せんがため、裏でコソコソとうごめいているお方達が沢山いらっしゃるんだね。
この報道に関して文科副大臣は「監視委員会の調査の報告がありしだい、適正・厳正な対応をしたい」と述べたらしい。
この手のお話には厳正なる対応という言葉がよく使われるが、 「厳正」 ってどんなことだろうか?
訓告とか戒告とかの意味もわからんが、この 「厳正」 も良くわからん。
厳しくて正しいの意味なんだろうが、その実どうなんやろうかね。
本当にそのお方の能力を買われて再就職して活躍されるのはとても喜ばしいけど、ところてんみたいに自動的に皆さんを斡旋しお世話する旧態然とした体質が本当に変わるのは何時のことなんでしょうかね。
心配せんでも最近ではハローワークに行けば、仕事はなんぼでもありますよ。
まあくだらんボヤキはさておき、今日は前半北風が少々強そうなので、チト厳しい漁になるかもね。
昨日は夜明け前は前日より風がなくて、ワシントニアパームの葉っぱはほとんど揺れておりませんでした。
さすがに毎朝鍋焼きうどん食べてると別の食べ物食べてみたくもなり、レトルトカレーにレトルトご飯に玉子1個に粉末ポタージュスープにコーヒーでしたが、電子レンジでチンしてカレーライスを作り生玉子を落とし、お湯沸かしてスープとコーヒーが出来ますと、なかなかゴージャスな朝カレーセットの完成でありました。
今日はフライパンでベーコンエッグでも作って、休日の朝食を楽しもうかと思もちょります。
ご存知のとおり自分はしみったれでせこくて貧乏性が染み付いているものだから、 「この食事をジョイフルで食べたら 〇〇〇円だから、材料費を差し引いたら 〇〇〇円浮いたわ。」 と密かに節約の達成感を味わうのが日々の喜びなのであります。
だが実際キャビンの中でコンロで湯を沸かしたりしていると凄く暖かくなり、港の中はシケようが風が吹こうがまるで揺れないから船の中にいる気がまるでせず実に快適でして、そのうちかあちゃんから家を追い出されたら、しばらくここで生活するようになるかもね。
で、昨日はいきなり南限まで足を伸ばしてみましたが、北西の風が次第に北向きになりずっとバチャバチャしててしんどかったですわ。
しかも揺れのため体調不良でベッドを占拠されてたものだから、自分の唯一の楽しみである昼寝が全然出来ずに、帰港するまでの時間がそりゃ長いこと長いこと。
2日分沖に行ってたくらい長く感じましたなあ。
初めのうちは少し上り気味の感じでしたが程なくして完全に止まり、最初デカアジが数匹釣れたもののすぐに止まったのでメジナの巣窟に移動したけど、やはり帰るまでまるで動かなかったですね。
スーパー爺っちゃまタコ釣り名人さんをもってしても、一晩のお刺身がかろうじて食べられる程度の釣果に終わっちゃいましたね。
それにしてもちょうど良いサイズのイシガキダイは美味そうでした。
お刺身で美味しくいただいて、残った頭とか骨とかのアラを濃い目の味噌で味噌汁を作ると、美味しだろうね。
ミツバをちょいと落としてやると、緑と風味が美味さをさらに引き立ててくれるだろうなあ。
今日は雨模様ということで、昨日のうちから中止を決めておりました。
よって今日は普段できないことを色々やっつけようかと考えております。
とりあえずお船で鍋焼きうどんを食べてから、きょうの行動計画立てることにしましょうかね。
内海沖の定置網設置作業が随分進んでいるようで、道の駅フェニックスからも黄色いブイがずらりと並んでいる光景が目に入るようになりました。
昨年の暮れに、作業区間の図面と期間を予告するペーパーが各お船に配布されていましたが、どうやらその通りに進められているみたいです。
となると潟のポイントは区域内になるので、ずっと使えないことになりますなあ。
昨日もここで朝のうちしばらく様子見して、お刺身を確保しながら沖に行くか南に行くか決めたかったけど、もうそれが出来なくなったので辛いのであります。
結局風が一時止んだので思い切って沖の瀬に行ってみるも、到着するころには再び北風が強くなり、悪いことに上りの潮が速くて横波を受ける形で危ないから、仕方なく南限に向かう羽目となりました。
もうこれだけで移動時間に1時間30分くらい費やすことになり、釣る時間が限られてしまうため、朝一の判断が極めて難しくなったのであります。
潟のポイントのありがたみを改めて痛感させられた1日でありました。
南限でしばらく仕掛けを落として餌を蒔いていると、デカアジが数匹喰ってきたけど長続きせず、少し移動して磯魚がいるポイントに付けると、割と型の良いメジナとイサキがパラパラ釣れてくれて、やっと一晩のお刺身ゲットすることができましたわ。
喰わない時間が長いし、風が北に変わると波で揺さぶられてしんどいかも知れないが、我慢してやってると今が旬の黒いお魚が幾ばくか釣れるので、美味しく食べられてそれなりに海に出る価値はあるかもね。
それから天秤仕掛けの場合、サビキ釣りで使う80号くらいの硬い竿にはさっぱり喰って来ませんね。
天秤仕掛けの釣果と比べると、1/10以下に釣れる確率が落ちてしまいました。
硬い竿にお魚が喰って来ないのは事実ですが、それが何故なのかは分かりませんけど、とにかく1日中ピクリともせず完全にお魚から嫌われた状態でしたね。
あそこまでお魚に嫌われると実にサバサバしたもので、次回は柔い竿を持ってこられるとのことでありました。
それとこの時期サビキにチャレンジしてもまずお魚1匹喰って来ないから、時間の無駄になるのでやめとこうね。
春が過ぎ水温が上がってお魚の密度が増せば多少は釣れるかもですが、以前のようにお魚居なくなってるから我先にサビキに食らいつこうとするお魚は全く居ないからね。
天秤仕掛けの細ハリスでやっと一晩のお刺身釣れる程度なんだから、手軽さを好むサビキファンの気持ちが分からなくもないけど、水温が低い間は天秤仕掛けに変えてポチポチ釣りましょうや。
ブレずに長めの柔い竿で気長にやってると、1日が終わってみると結構お魚釣れてるものですがね。