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せいゆう丸釣行記

2017-01-25 17:27:00

前日の烈風のさなかでも、サバ・イサキ・メジナが数匹釣れたことに期待して、昨日も沖の瀬に行ってみました。

 

風は終始北寄りの弱かったので波はほとんどなく、絶好の釣り日和となりましたが、なぜか何も喰わない。

 

ピクリともしない。

 

時間だけが過ぎて行き、とうとう辛抱しきれずにそこを諦め、先日巾着網船団が根絶やし漁をしてた場所に移動することにしました。

 

「もしかしたらお魚が戻っているかも?」 と根拠のない期待をしながら到着してみると、やはりどこもかしこも砂漠状態でありました。

 

ついこの前までは1投げ目からチダイが喰ってきた場所なのですが、お魚1匹いらっしゃらない。

 

 

 

時間は既にお昼を過ぎており、その時点で釣れたお魚はちっちゃなカワハギ1匹だけで、まさに完全坊主状態でありました。

 

自然相手のお遊びだから釣れないこともありますが、ここまで釣れないことも珍しい。

 

「やってもうた、完全坊主!」 今日の釣行記のタイトルを考え始めた時、ふと思い出した場所がありまして、ダメ元で移動することに。

 

 

 

到着して丹念に魚探で探るとほんの僅かに魚影があるのを発見してイカリを入れてみるも、北風で上り潮なもので目的地になかなかお船を付けることが出来ず、何度も入れ直してようやく満足できるポジションに付けられた。

 

するとポツリポツリだがお久しぶりのデカアジが喰ってきてくれて、僅かな時間でしたがお刺身をちょろっと食べられる程度に釣れまして、完全坊主を回避することが出来ました。

 

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釣れてくるのは全部30cm超えのデカアジだったから、家に帰ってお刺身がさぞかし美味しかっただろうね。

 

中には自分が家に帰り着いた頃メールをよこしてくれたくれたお方がいたのだが 「アジが大きいので1匹で握り寿司が20貫できました。あら汁と合わせて頂き、最高に美味しいです!」 らしい。

 

先ほどお別れして2時間も経ってないのに、料理してもう喰ってやんの!

 

 

 

でも嬉しいねえ、自分でお魚釣って、お料理して、家族皆んなで楽しんで食べる。

 

こんな単純な生きる幸せのお役に立てて、自分もたいそう嬉しゅうございます。

 

 

 

さあて今日も穏やかな海のようだから、半額ハンティングしながら港に向かうことにしましょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017-01-25 03:28:00

なんか気持ち良い夢を見てたが、やたらお船の揺れを感じ始めた時、 「船長ー、帰らんとヤバイっすよ。」 の大きなお声で目が覚めてもうた。

 

キャビンから起きて外を見たら 「ゲゲゲ!」

 

えらいなシケになっておりました。

 

急いでイカリ揚げに取り掛かったが、岩にイカリが掛かってなかなか抜けずに往生しましたわ。

 

ドッタンバッタンと船底叩きながらようやく港に着いたのはお昼前でありました。

 

昨日の予報では強風注意報も出ておらず、波の高さも1mと絶好の釣り日和のはずでしたが、何が何がどエライ烈風が午前10時過ぎから吹き始めて一気にシケになっちゃいまして、あらためてこの時期の釣りは難しいと痛感しましたね。

 

 

 

昨日の朝出港したのはいつものとおり7時過ぎで、ここ半年行かなかった沖の瀬に行ってみたものの、大淀川の流れ込みの影響だろうか水温が15度に下がっていて、お魚の姿がまったく見えずメジナが1匹釣れたのみ。

 

すぐに見切りをつけて南に3km下ってみると水温が2度ほど上がってたので、とりあえずイカリをドボン。

 

しばらく仕掛けを入れているとデカゴマサバが喰って来たが、走り回るので取り込みで失敗していたようでした。

 

メジナもポツリポツリ釣れてたようなので 「ここである程度釣れるだろうな。」 と判断してお楽しみのお昼寝タイムに突入いたしました。

 

ところが爆睡してた30分の間に猛烈な西風が吹いてきたようで、あえなく帰港を余儀なくされてしまったのですなあ。

 

結局ほとんど釣る間もなく痛み分けの早上がりとしましたが、ゴマサバ・メジナ・イサキが数匹で終わっちゃいまして、満足なお刺身食べられる程ではありませんでした。

 

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でもあちこちから情報を取り寄せるとお魚が釣れた話は皆無の状態が続いているようなので、まだマシな方だったかも知れないね。

 

 

 

今日は気圧の等圧線が広くなる予報なので再び昨日の場所に行ってみるけど、あんな烈風はもう吹かんやろうね。

 

今から半額ハンティングしながら港に向かうことにしましょうかね。


2017-01-24 04:02:00

昨日は強風予想のため漁を休んで、40数年来の友のお父上様が亡くなられて、そのお悔やみのためご自宅に行ってきました。

 

94歳の老衰による往生だったそうだが、この世に両親が居なくなった友人においては、随分と寂しくなっただろうなあ。

 

自分にはありがたいことに、90と83歳の両親が自活して元気にしていてくれるが、なぜか会う度に口喧嘩になっちゃうけど、それでも生きてくれてるのはありがたいことなんでしょうね。

 

昨今の自分の親を見ていると車の運転免許証を返納したり、大好きな畑仕事が出来なくなったりで、年を取ることによって出来なくなることが増えて、それを受け入れられない自分があり、心の中で葛藤があって時々不安定な精神状態にあるようだ。

 

そんでもって、自動車の代わりにスズキのセニアカーを用意してやると、初め小っ恥ずかしいようにしていたが、今やそれで街中を闊歩して楽しんでいるようだけど、年を取って出来なくなった代わりに何か別の出来ることを見つけてやらないといけないみたいだね。

 

 

 

自分もそろそろ初老の域に入ってきたみたいだけど、体はまだまだ若いお方達に負ける気はしないが、肩の痛みを初め体の各所に痛みを覚えるようになりましたね。

 

年を取るということは体のあちこちが痛くなることなんだと、最近ようやく悟れるようになりましたわ。

 

 

 

お船に関わり始めて40数年が経ちますが、果たしていつまで船に乗り続けられるものでしょうかね?

 

近くの漁師さん達を見ていると、元気なお方は80歳超えてもまだ海に出て行っておられるので、病気しなけりゃあと20年以上は大丈夫だと思うけど、できれば体がいうことをきかなくなって本当に船に乗れなくなるまで続けたいものだ。

 

 

 

毎日海に出てますと、人と人との関わり合いがこんなに楽しくて心豊かにしてくれるのだということを、この年になって知ることになり、これからもこのことを大切に育まねばならないと思っております。

 

サラリーしていた頃のお付き合いって間接的な関わり合いに過ぎず、いわば乾燥した感覚でしかなかったけど、ありがたいことに今や沢山のお方と長い時間過ごせることになり、多分海の神様が自分に与えてくださったのであろうこの機会に、深く〃感謝しなければならないね。

 

 

 

で、自分に出来ることは楽しい時間を作ること。

 

ただそれだけであります。

 

 

 

お魚釣りは野生動物を合法的に誰でも捕獲できる唯一のお遊びでして、野山に生息する動物なんぞを勝手に捕獲したら新聞ざたになっちゃうから出来ないよね。

 

お魚釣りは自然を相手にお遊びするからいろんなことが起きるけど、自然の厳しさを感じつつ美味しいお刺身を確保できる喜びを可能な限り維持したいと考えてます。

 

気象的に厳しくて楽しい釣りにならないと分かっている時には出ないし、逆に良さそうな時はお誘いするし、気軽に気楽にお遊びできるようにしたいものだね。

 

 

 

さてさて昨日も烈風が吹いていましたが、結局船のキャビンでお昼ご飯食べて2時間くらい昼寝して、整備も何もせずに終わりでした。

 

今日は穏やかになりそうなので、久しぶりに北の沖に行ってみようかな。

  

 


2017-01-23 03:05:00

「日中は西の風がやや強く・・・」 との気象庁発表の風予報でしたが、この 「やや」 が曲者でして、どの程度が 「やや」 なのか未だ持って良く分からん。

 

一昨日は沖に行けたけど 「やや強い」 となると、絶対に沖に行くと危険が危ないのでちゃっちゃと諦めて、南限の潟に向かうことにしました。

 

まだ暗いうちに船の中で鍋焼きうどん食べてる頃は全くの無風で、その後烈風になる気配はまるでありませんでした。

 

 

 

南限の潟に到着してイカリを打つと、ぴったしでドンピシャとポイントに着けられたが、その頃から爆風が吹き始め、そのうち更に激しい烈風に変わってきました。

 

潮は相変わらず完全に止まっている状態で、お魚はいらっしゃるがお口を使って食べてくれる気配がなかったですね。

 

まぐれで数匹のメジナが釣れたけど、さらに風が激しくなってイカリが外れたタイミングで、諦めて帰港することにしました。

 

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それにしても悪条件が多すぎますわ。

 

定置網に潟のポイントを乗っ取られ朝一の行き場を失い、潮が止まったままでどこに行っても活性がなく、沖に行けば北西の風で危ないし、最近頻繁に夜な夜な北浦直海港の大規模巾着網船団が内海沖で根絶やし的にお魚をかっさらって行くしで、もうどうすればお刺身食べられるのか分からんなってしもた。

 

友達の漁師は仕方なく鵜戸のまだ先の立石の75mでアジを釣ってるけど、そこまで行かなければお魚が釣れないとなると、こりゃ暫らくお休みせざるを得ないかな?

 

とはいうものの凪ぎであれば海に出なきゃいけないので、どうにかこうにかしてお刺身釣らんといけないね。

 

ここは踏ん張りどころだわ。

 

 

 

今日も風がやや強いとのことで、お休みしました。

 

中学からのポン友の親父さんが亡くなられたみたいで、お悔やみに行ってきますわ。

 

自分も、もうそんな世代になってきたんだなあ。

 

 


2017-01-22 04:22:00

久々の穏やかな陽気で風もほとんど無い絶好の釣り日和でありましたが、潮が相変わらず動かず完全玉砕の日となりました、

 

 

昨日は前日の烈風から一転してほとんど無風の一日でしたが、長いこと潮が動いてないからなのか、お魚が居ないか居てもどよよーんとした感じで、まるでお口を使ってくれませんでしたね。

 

久しぶりに沖の瀬に行って何度もお船を付け替えるけどチダイすら喰って来ずに、今月初めにイサキを好漁した場所も完全にアウト。

 

水温はどこに行っても18.5℃を示していて、真冬にしては低すぎることもない。

 

が、どこに行っても潮がさっぱり動いてない。

 

最後の最後にアジが過去に良く釣れた場所に久しぶりに行ってみたが、何とかデカアジが数匹釣れただけで、ほとんど玉砕状態でしたわ。

 

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自然を相手にしてるので貧漁ってのは確かにあるにはあるが、ここまで徹底的に釣れないのも、なかなか経験できないものですがね。

 

自分はやっぱり内海で一番釣れないお船なんだなあと、昨日改めて認識した1日でしたわ。

 

 

 

とはいうものの、今日も沖に出るので気を取り直して内海に向かいますが、スパコン予想では西の風がお昼前からかなり吹くようなので、今日は沖を諦めて南に下るとしましょうかね。

 

つくづく定置網に乗っ取られた潟のポイントが懐かしゅうございます。


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