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せいゆう丸釣行記
昨日カキカキしてた 「保育園落ちた日本死ね!!!」 の文章を下書きしたまま投稿してなかったことに、今気が付きました。
2日分の長い文章を良かったら読んでくださいね。
チト読み疲れるかもしれんが。
「大潮の満潮で船の鼻が岸に乗り上げ壊れているよー」
焼酎たらふく飲んでガーガー寝ていた午前7時頃、先輩漁師からそんな電話が入りました。
どうやら大潮の満潮と前日の強風でお船のバウスプリットが岸壁に留まり、そのまま潮が引き始めたため船尾だけ落ちていき鼻先が岸壁に取り残され、最後に重さに耐えられなくなり損傷した模様であります。
幸い船尾からの浸水がなかったようで事なきを得たようですが、これからは干満の差が大きくなるので要注意ですね。
我が母港は県内で一番安全で安心の港と思っておりますが、潮干狩りの時期が来るとお昼の干潮に悩まされることになります。
なにせ潮が大きく引きますとこのようにお船の後ろに洲が出来まして、入りも出も出来なくなります。
船は完全に洲にお座りしてます。
こちらは橋の下の写真ですが、こちらも洲が出来てて航行不可であります。
今日・明日は帰港できる時間が午後4時過ぎになるので、海の上にいる時間が相当長くなりますね。
天気予報では雨がチト降るものの波はあまり出ないみたいだから、まあゆっくりと釣りを楽しみましょうかね。
昨日は自分の予想と裏腹に朝から凪ぎの状態だったようで、早々の中止は失敗だったかもと思いましたが、その代わり親父殿の車の車検が出来ました。
自分は理容所で散髪する以外に技術料を払わない主義なもので、いつの間にかボランティアで一族郎党の車検を受け持つことになりまして、今年も数台の車検を受けなければなりません。
ブレーキパッドの消耗やブーツ類の破損状況・タイロッドエンドの不具合確認・ブレーキホースの交換など、一通りの整備点検をした上で陸運や軽自動車検査機構に持ち込むのですが、年度末と新年度では車検を受ける車の数がエラく違いましたね。
年度末に娘の軽自動車を車検に持ち込んだら車検待ちの車が下の交差点まで並んでいて、お昼に受付して検査が終わったのは5時頃だったのが、昨日はガラガラ状態で車検はすぐに完了しましたよ。
車はホンダのフィットですが、自賠責保険と重量税と検査料と事前のテスター代で41,000円位だったかな。
重量税が変わった関係か分からんが、なんか随分お安く車検を完了することができましたね。
来週は嫁さんの車の車検が待っております。
器用貧乏って言葉が昔からありますが、特に器用とは思いませんが自分のように何でもかんでもやっちまう人間は基本ボンビーが付きまとうのだろうね。
お金を必要としない生活してるから普段は全然苦にならんけど、月末が近づくと口座引き落とし出来るか心配になりソワソワしますがね。
ああそうだ、貧乏で思い出したけど、先日ウルグアイ前大統領のホセ・ムヒカ氏が来日してたようですが、このお方の生き方には共感できる部分が多いですね。
世界で一番貧しい大統領と呼ばれていたそうだが、大統領時代の月給の9割を返納して月10万程度で生活してたり、公邸に住まず農場で暮らしていたり、大統領専用機を持たないから隣の国の大統領専用機に便乗させてもらったりと、とにかくボンビーを楽しんでいるお方であります。
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
このような名言を沢山残されてますが、既得権益に執着してガツガツしてるお方や、村上ファンドの村上氏のようにいつまで経ってもマネーゲームから抜け出せないような可哀想なお方なんかムヒカ氏に是非学んでもらいたいものだね。
多分理解できないだろうけど。
ムヒカ氏についてご存知ない方は、良かったら次のサイトでチェックしてみたくださいな。
http://matome.naver.jp/odai/2138861428534675801
さあてそろそろ内海に出立しなきゃならないが、暖かくなったのでカッパ着てでも漁をせんといかんね。
昨日は凄い風が吹きまくってましたね。
ライブカメラで青島を見たらエライことになっておりました。
春の嵐はおっかないね。
ところで最近この話題が取りざたされてますが、休漁で暇だったから全文を読んでみた。
言葉汚くて特に新しい内容ではなかったけど、庶民の気持ちを結構代弁しているようには感じましたね。
自分も以前保育園の矛盾について、2人の子の保育園探しでうちの嫁さんが奔走して苦労していた時にこの欄で書きましたが、現実的にとにかく保育園に入れるのが大変ですわ。
おかげさまで嫁さんの努力の甲斐があって、この4月から2人とも認可保育園に入園出来ることになり、毎日元気に通っているようで一安心ですわ。
息子夫婦の場合ですが、息子の収入が少ないので嫁さんが働きに出たいけど子供を保育園に預けなきゃならないが、そもそも保育園には両親が職業に就いてなければ入園申請すらできないらしくて、仕方なく無認可保育施設に預けてお仕事探しておりました。
その施設に2人の子供を預けますと、嫁さんがやっとこさ見つけた職場で満勤した時に支給されるお給料よりはるかにお高い金額を支払わねばならず、しかも子供が風邪や熱が出たとかでお休みすることが多かったので、家計は火の車だったようでした。
さらに認可保育園の空きが全然出なくて、申し込んでも申し込んでも入園できない期間がかなり長かったのですが、たまたま近くに新しく出来た保育園に、幸運にも無事入れることができたのであります。
そもそも保育園がどうやってできたのか経緯まで勉強してないから軽々に意見述べる訳にはいきませんが(日記代わりの自分のつぶやきみたいなHPだから特に問題はないと思うけど・・・)、どうした訳か最近この 「日本死ね!」 が取り上げられると、にわかに政府与党や野党も保育所のあり方を改善せねばと必死に訴える下手な芝居を競ってしているように見えて思わず笑ってしまいますが、お母さんが安心してお仕事を探し定着することを支援することを目的とした、公的な子供預かり保育のようなシステムが何でこんな時代になるまで出来んかったのかね?
妊娠して仕事やめてお産して、少し大きくなって再度働きたいけど子供がいるからどこかに預けないと仕事が見つけられないのが現状であって、産休が公に認められていて、特に考えなくてもフツーに職に戻れるような恵まれたお方達ばかりじゃないんだよね、実際は。
そのような施策を考えるこの国の指導者?のお方達の頭が、単に硬いだけで先を見通す力がまるで無かったのか、それとも何らかの既得権益を守らんとしておられる方々の存在が障壁になってこんな風になったか知る由もありませんが、子供を親とお国で育てなければ子供はみるみる減少することが少しは判ったはずだから、1票持ってるお年を召されたお方達の気を引くことばかり考えんと、将来の日本の重要な働き手となる子供を、親とお国が一緒に大事に育てる社会のシステムを早く構築せんといかんね。
フランスでの人口増加の成功例を、色んな角度で勉強せんといかんと思うよ。
でもそうなると不都合なことになるお方達も沢山いらっしゃるのやろうかね?分からんけど。
先日の完全試合がトラウマになってる感の自分でありますが、今日は昨日のシケ明けということもあり休漁いたしました。
時間ずらせば何とかなるかなあともと思いましたが、シケ明けはお魚のラマダンのようだから止すことにしちゃいました。
ところでスパコン予想を見てみると、来週は出れない日が多いみたいですね。
春のお天気は移り変わりが激しゅうございまして、やきもきされているお方もいらっしゃることでありましょう。
ただもう寒くなくなりつつありますので、波さえなければ相談の上出漁することもありますので、そうなるとカッパの用意が必要になるね。
最近なんか釣れんですがね。
不漁の理由はハッキリわかんないけど、水温は18.5度と上がってきているものの潟はとんでもない濁り潮で、行く度に 「釣れんじゃろうなあ」 って気分になっちゃうんだよね。
南に行っても沖に行っても、初めちょろちょろ釣れてもすぐにシーンっとなってしまう。
だから最近探索で走る距離が長くなるし、「どこかにいるはず」 と考え続けるからいつもの疲れと随分違いますね。
昨日は他船からの情報から一昨日の上り潮から下り潮に変わったことが分かり、ひょとすると状況が変わったかもと黄金の瀬に行ってみましたが、結局はスカでした。
やはり助けてくれたのは天然の養殖場でして、とりあえずお刺身分は確保できたけど、数があまり出ないですなあ。
デカアジの他、2kg弱のメジナや良型のイサキが数匹食ってきたりして、沖磯で釣れなかったお魚が養殖場で釣れちゃいましたよ。
今日と明日は荒天でお休みします。
明日はシケ明けで多分喰わないと思うので、早めの休漁としました。
この前の完全試合のダメージがまだ残っちょるごとありますがね。
一昨日未体験の完全試合をやらかしたので、昨日はビクビクしながらの出港でありました。
ベテラン揃いでしたからいきなり沖の瀬も考えましたが、とりあえず天然養殖場に向かうことにいたしました。
一昨日にピクリともコトリともしなかったので半分諦めておりましたが、なんのことはない1投目からアジ子の大がサビキに喰ってきてくれた。
何時間仕掛けを入れてもいれてもアジ子1匹釣れなかったのに、こうしていきなり釣れちゃうと嬉しい前に 「一昨日は一体何だったんやろ?」 との思いが先に立ってしまいました。
でもまあ釣れることは宜しい事で、サビキや天秤にパラパラ釣れたけれど後が続かない。
9時頃には当たりが遠のき退屈タイムに突入したので天然養殖場を離脱し場所を変えることにしましたが、電話で情報収集してみるとどうやら南方面は思わしくない模様。
そこで思いついたのが黄金の瀬方面の探索でありまして、ここ数ヶ月沖に行ってなかったのでイサキの群れが来てないか確認のためぐるっと回ってきました。
結論から言いますとイサキの群れはまだお越しになっておりませんでしたが、沖には黒潮本流がやって来ていて、水温が21.5度の黒々とした上り潮が流れておりました。
驚いたのは移動中にザトウクジラと思われる鯨さんがジャンプしているのを目撃したのでありますが、その迫力は残念ながら文章でお伝えすることは出来ませんねえ。
かなり離れた沖に水柱みたいなのが立ち上ったのを見かけて、「あれ?浅瀬はあんな方向だったっけ?」 と最初は浅瀬に波が当たり水柱が上がったのかなと思っておりました。
じっと上がった方向を見ていますと、突然黒くてデカい物体が海中から数メートル突き上がり、大きなヒレで海面叩いて身体をひねらせ凄まじい水柱を上げながら沈んで行った。
テレビでは何度も見た光景ですが、直にこの目で見ますと遠い場所からもそのド迫力に圧倒されてしまいましたね。
遠くて写真は撮れませんで、この欄の最初のお写真は借り物ですが、近くでこんなジャンプやられたら心臓が止まってしまうやろね。
堀切沖でイサキやニベを何匹か追加して昨日の釣りを終えましたが、船内でお互いお魚を融通し合ってお刺身程度は確保できましたが、そのうちお魚の大きな群れがやってきて忙しい釣りが出来る日が待ち遠しいですね。
そろそろ内海に向けて出立しますわ。
釣れなくて船を走らせてばかりだと疲れちゃうけど、でも頑張ろうっと!
シケ明けにお魚が釣れた試しがないと我が釣り師匠が話していたが、昨日は初体験の完全試合を達成してしもた。
まだ暗いうちに堀切峠から波を確認すると、一昨日までのうねりが残っていたものの波が丸くなっていたので、出港時間を9時に遅らせて出漁することを決定。
水温18.3度で軽い上り潮でまずまずの状況でしたが、何故かどこに行ってもお魚が口を使ってくれない。
高波による体調不良で戦線離脱もあり戦力不足となりましたが、それにしても口を開けてくれない。
沖に行くと上りの早潮でイカリがかからず、ならばと南限に行ってもお魚の姿がまるで無い。
最後の望みで天然の養殖場に戻って天秤・サビキをするも、結局釣れたお魚はニベ1匹 カサゴ1匹で、アジのお姿を見ることなく失意の帰港となりました。
潜りを専門にしていた師匠によると、うねりが高いと海底まで揺さぶられて、濁ったりするなどしてお魚が嫌うそうな。
ところが同じ船溜まりのクラブの会長はルアーでイサキを数枚釣って帰って来られたので、完全ボーズの謎は深まるばかりでありました。
とは言うものの、ゆんべたらふく焼酎飲んでごっとり寝たらまた元気が出てきまして、今から内海めがけて出立いたします。