Welcome

Information

せいゆう丸釣行記

2016-04-25 03:25:00

確か昨日も書いていたけど、海の遊びをするのに制約ごとを一切設けておりませんが、多少のアドバイスはしちょります。

 

ところが昨日、そのアドバイス発信が遅れたためにチト寂しい釣果になって申し訳なかったのでありました。

 

 

 

曇りのお天気予報がいつの間にか雨に変わった昨日でありましたが、皆さんやる気満々の出港でありました。

 

それぞれの思いと釣り方で楽しんでおられたが、釣果になんかバラツキあって気にはなっていたけど、「ブレない釣り」 をお考えなんだろうと、特に口出しせずに様子を拝見しておりました。

 

後で判ったことですが、そのお方のいつものフィールドと違っていたら、釣り方がまるで異なることを伝えてやらねばならなかったのでありまして、気づいて伝えたタイミングが遅すぎた。

 

 

 

内海界隈の日向灘は潮の流れが速いほうで、たいがい上り潮か下り潮かが流れているけど法則性はまるでなく、どんな具合に流れているか皆目見当つかず、早い話行ってみないとわからない。

 

例えば錦江湾のようにあまり潮が動かない(多分のお話だから間違ってたらゴメン)場所では下鉛で上カゴのサビキが主流のように思えます。

 

上にセットしたカゴからアミがパラパラ落ちて、アジがアミを食べようと集まりその下のサビキを間違って食べちゃうことで釣りになるんだろうけど、潮が早い場所ではその方法では通じない気がいたします。

 

昨日の潮のように時速2kmで流れている場合、秒速にして50cm近くで潮が流れている計算になります。

 

サビキ仕掛けの鉛が着底すると同時に竿を振り上げてアミカゴのアミがドバっと出るようにしますが、僅か10秒でサビキとアミの煙幕が5メートル離れる計算になりますわな。

 

当然アジはアミの煙幕に群がる訳だから、10秒も経ったらサビキの位置とアジの群れの位置が5メートルも離れる結果になるのでありまして、サビキに食いつくおバカなアジはいないことになりますね。

 

ですから大きく竿を振り上げたら糸を出してください、たるませてくださいと申しているのは、糸を出してやることでサビキが潮下に横に寝て、結果アミの煙幕とサビキ仕掛けが同調する時間を長くとってやる手立てなんですわ。

 

海の中の出来事を想像しながら釣りをするのは面白いけど、子供の頃に海や川で泥だらけになって遊んでいた時のような原体験が、割と釣りに役立つ感じがしますがね。

 

 

 

雨も強くなり、風も出たので南限の潟に移動してイサキとアジを追加して昼前で終漁しましたが、天秤仕掛けの場合ハリスのベストは3号でして、大物がいる場合でも4号までにしてね。

 

昨日喰いつきの悪い竿があったので終わる前聞いてみたら5号のハリスでありました。

 

鹿児島でタイ釣りをされておられた関係で5号をチョイスされたようですが、アジとかイサキは目がもの凄く良くて、チト太い仕掛けになると見向きもしなくなりますので、3号仕掛けで切られないようにドラグと腕・身体を駆使して釣り上げて欲しいものです。

 

竿掛けに竿をかけたまま電動リールでウイーン・ウイーンやってたら、瞬時の反転に対応できずにハリス切れてお魚とバイバイすることになっちゃうから、竿に当たりを感じたらすぐに竿をホルダーから外して魚と格闘してよ。

 

お魚のお命頂戴するのだから、お魚と真っ向勝負で真剣にやり取りしてもらいたいと願ってやみませんがね。

 

P4240343.JPG

 

P4240342.JPG

 

P4240341.JPG

 

 

久しぶりにニベの3kgクラスが4匹釣れましたが、クーラーに入りきれず肥料袋に入ってたので写真は撮れませんでした。

 

昨日はサビキにかなり分がありましたね。

 

イサキは文句なし天秤仕掛けで喰ってきます。

 

そろそろ朝のうちサビキでアジを釣って、場所を変えて天秤でのんびりイサキを釣るパターンの季節になりつつありますなあ。


2016-04-24 03:05:00
P4230340.JPG

この欄でいつも書いておりますが、お魚はお刺身程度釣れれば良いと考えてますが、さらに船中あまねく平均的に釣れて欲しいと気を配っているつもりです。

 

しかしながら釣りの技量が有る無しでもそうですが、道具の違いでかなり釣果が変わって来る時がありまして、昨日はまさにそれを痛感した1日でありました。

 

 

 

出港は午前6時過ぎ。

 

4月も下旬ともなるとお日様が昇る位置が随分と北側に移ってきているのがよくわかる。

 

船齢30年超えで極端に船足の遅いせいゆう丸は潮の流れを読み取る力だけはありまして、走っている間に昨日も僅かな下り潮と分かり、躊躇なく前日と同じ沖の瀬の北側に船を付けることにしました。

 

相変わらずカタクチイワシかサバの赤ちゃんの大きな群れがあちらこちらに居ついていて、目的のアジの群れかどうか判別するのが難しいのですけど、アジと思われるそれらしい反応が見て取れたので多分釣れると確信。

 

仕掛けを投入してもしばらく反応が無く、どうやら活性がかなり低いと判断されたので別の場所に移動せずその場で様子を伺ってましたが、暫らくすると次第に喰ってはきたものの針ハズレで取り込めないケースがかなり多く、しかも1種類のサビキにしか反応してこない。

 

さらにお隣同士同じサビキであっても、ハリスの号数が1つ上がっただけで、まるで口を使ってくれなかったのであります。

 

自分も蓄光系で曇りの日や潮が濁った時に実績のあるサビキを試したものの、まるで反応なし。

 

ところが相変わらずその当たりサビキにだけはコンスタントに食ってきておりました。

 

 

 

そんなことで船中釣果にかなりの差が出てしまいましたね。

 

うむむ、残念!

 

それでもお刺身程度は釣れちょりましたよ。

 

P4230338.JPG

 

P4230336.JPG

 

P4230337.JPG

 

P4230339.JPG

 

 

珍しく天秤仕掛けにイトヨリダイも釣れてましたが、おすましの具に最高のお魚ですね。

 

 

 

 

さてどうやら今日は日中雨模様のお天気ですが、波は無さそうなのでこれから出立します。


2016-04-23 02:30:00

下りの激流でヘロヘロになった日から2日経った昨日、ひょとして激流が続いているのではと恐る恐る沖に出てみると、割とゆっくりした下り潮でありました。

 

水温は18.8度とまあまあ上がってきていて、先日と同じ沖の瀬の北側に船を付けるとモワッとした魚影が確認できまして、あの激流の日から海の中の環境がさほど変わってないと直感したのであります。

 

最初は出来るだけ群れの薄い北側の離れた場所から位置をキープして、喰いに応じて徐々に南にロープを出して移動させるのですが、カタクチイワシの群れも同じ場所に居るので少し紛らわしかったけど、割とすんなりベストポジションに上手く付けることができました。

 

ところがサビキにも天秤にもアジが食っては来るものの、なんとなく喰いが緩慢で、ほとんど口を使わなくなる時間帯があったり、かと思うとまた喰ってきたりして、魚探で見る限りかなりの数のアジが居たにも関わらず、あまり数が出ませんでしたね。

 

 

 

でも昼までにお刺身食べられる位そこそこアジが釣れたので、イサキやタイも釣ってみたいとの要望もあり、南限の潟に移動することにしました。

 

そこでも数はさほど出なかったものの、目論見通りイサキ・メジナ・アジ・マダイ・ウスバハギなどが釣れまして、結構彩り良い釣果となりましたがね。

 

P4220334.JPG

 

P4220335.JPG

 

P4220333.JPG

 

P4220332.JPG

 

 

お魚釣ってる間いろいろとお話うかがってみますと、お船によっては制約というか 「ああしてはダメ」 「これやっちゃダメ」 などの注文があるそうな。

 

どうしてたかがお遊びにそんな制約事を設けるのか分からんが、楽しけりゃ人に迷惑かけなければ何しても良いと思うけど、この考え違ってるのかね?

 

天秤しようが、サビキしようが、ジグ投げようが、フカセしようが、お好きにされると良かと思う。

 

しかしながら客観的に見ておりますと、ブレない釣り方は良い結果を生むことが多いような気がしますね。

 

ただ、 「ブレない」 のと 「頑な」 とは似ているようで全然違ごとりまして、「ブレない」 とは 「今日は結果が悪くても今日はこれで通してみる」 みたいなある種の覚悟を感じる釣り方でありまして、「頑な」 とは 「この釣り方で絶対釣れるはず」 と変な思い込みをしてなかなか釣り方を変えないことと自分は捉えております。

 

昨日もあるお方がブレない釣りをされていたが、棚取りも上手くいったのか釣れた魚種も豊富だった上、数も結構出てましたね。

 

釣り方にもそれぞれのお方の個性が出ていて、拝見していると興味深いものがありますよ。

 

偉そうなこと言ってますが、自分なんか少し釣れないと飽きちゃってすぐにキャビンでグーグー寝てしまいますけどね。

 

 

 

昨夜メールで 「なにか釣れたら届けてね!」 と、お魚のデリバリーの要請がありましたので、今日あたり船首で竿出して何か釣らんといかんごとありまして、昼寝ばかりしとらんでチト頑張ろうかと思ちょります。

 

 

 

それから5月21日の件は分かりました。

 

お仕事で行けなくなった連絡受けてお名前消してたのに、そのまま終了扱いにしてただけでした。

 

この日ご都合良いお方は連絡くださいな。

 

 

 

 

 

 


2016-04-22 02:34:00
CgMsg_-UUAARIAV.jpg

3日連続して海に出てたので熊本地震の様子があまりわからんかったけど、すんごいことになってるんだね。

 

熊本城の飯田丸五階櫓なんか端っこの石積みが崩れたら、直ちに倒壊しちゃうんじゃないかな?

 

地元の商店街のお方が涙ながらに 「倒れずに頑張っている熊本城が愛おしい」 と申されてました。

 

熊本県民にとってお城は特別な存在なんだろうね。

 

どうにかして地震が早く終息してくれて、市民が元の生活に戻れるように祈るしかないね。

 

お隣の県でこんな災害が発生することなんぞ想像できなかったけど、南海トラフが発生したらこんなものじゃ済まないと思うが、身勝手な考えだけど自分が生きている間に起こらんで欲しいものだ。

 

 

 

ところで今朝マックスバリューに買い物に行って来たけど、日配品を中心にかなり品薄になってましたわ。

 

豆腐・納豆・麺類・餃子・鮮魚・ミネラルウオーター・パン類 等々、在庫ゼロも珍しくない状態で、普段惣菜を購入されて食べておられるお方達はさぞかし不便でしょうなあ。

 

我が家のように、冷凍庫に数ヶ月分の食糧確保しているお宅はまず無いと思うが、品切れ発生しても慌てなくて済むような準備はチト必要かもね。

 

 

 

さて地震が発生し始めて、被害を受けて通常の生活が出来なくなった熊本・大分の方達に気の毒との考えからなのか、バラエティーのような娯楽を自粛するようなムードがあるそうだが、そういうのって自分は基本反対だね。

 

何を自粛し何時まで自粛するのか分からんが、形ばかりの自粛ムードは意味ないばかりか、生産活動が低下することになり経済にマイナスの影響を与えてしまうんじゃないかな。

 

一生懸命に今の自分の仕事を粛々と行って、その上で募金するなり必要が生じた時にはボランティアするなり、本当に被災地のためになることをすれば良いと思いますがね。

 

だって国民みんなが心配しているのだから、心配していることをわざわざコマーシャルせんで良いと思うよ。

 

かえって実はたいして心配してないってことが透けて見えちゃうんだよね。

 

ホリエモンと尾木ママの自粛に関する報道を見てて、ふとそう思ったね。

 

 

 

昨日はジュニアくんの最後の整備となる、ウインチ取り付けとロッドホルダーの設置を予定してましたが、早朝内海に到着した頃にものすごい雨が降ってたので昨日の作業は断念しました。

 

でもゴールデンウィークには間に合わせるから、乞うご期待。

 

船舶検査証も昨日届いて、 「ジュニアくん」 と、正式な船名になりました。

 

 P4210331.JPG

 

 

ああそれから、5月21日のカレンダーですが、3名は分かっていますがあと1人誰だったか分からんごとなった。

 

もし心当たりのあるお方は連絡ちょうだいな。

 

気温上昇とともに、いよいよ脳みそが発酵し始めてもうたわ。

 

 

 

 


2016-04-21 02:58:00

地震もそうだが、時として予想のつかない自然の変化に遭遇することがあります。

 

昨日がまさにそんな日でありまして、午前中で頭も身体もヘロヘロ状態となりました。

 

 

 

午後の天候悪化予報を考えて出港時間を6時30分に早め、沖の瀬に到着したのは午前7時過ぎでしたが、途中船足が異常に早くなったので下りの激流が来ていたことは認識しておりましたが、それがずっと午後まで続くとは予想できなかった。

 

北風も手伝って、ギアを抜くと時速4kmでどんぶらこっこ南に流れて行く。

 

時速4kmというと、人が早足で歩く速度でして、ほとんど川の流れと変わらないのであります。

 

目的地にはお魚がビッチリ着いていたのですが、とにかく何度イカリを打っても外れてしまい仕事にならない。

 

仕方ないので、潮の力でイカリが外れないようエンジンをかけたまま微速前進しながら釣りをする羽目になってしもた。

 

100号の錘でも流されるくらいの潮の速さだったので着底と同時に餌がさっさと流され、餌とサビキが同調せずになかなか喰って来てくれなかったが、それでもお刺身程度は釣れたのでまあ良かったことにしておこう。

 

P4200328.JPG

 

P4200329.JPG

 

P4200327.JPG

 

デカチンアジが結構多かったのでもう少し釣れたら面白かったけど、微速前進しながらGPSとにらめっこして船の位置を保持することはしんどいお仕事だね。

 

潮が緩めば入れパクモードになる感じの密度でしたが、あれだけ潮が速ければとても釣りにならなかったわ。

 

 

 

でも良かったことが一つ。

 

帰港する前にイルカの群れが近づいてきて、おいでおいでと拍手し続けていたら本当に船の周りで遊んでくれてた。

 

拍手する手の動きを観察するようにデカイ身体をくねらせて、方っぽうのお目目でこちらを見ておりました。

 

多分体重はお相撲さんよりデカイのだろうが、呼吸の時の音が凄まじく、肺活量なんてどのくらいあるんだろうね。

 

今度イルカと遭遇した時は、興味を引きそうな音の出る楽器で遊んでみようかしらん。

 


1 2 3 4 5 6