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せいゆう丸釣行記
先日来テレビ見てたら、クリスマスにまつわる話題ばっかりやなあと思っておりましたら、いつの間にか 「もういくつ寝るとお正月」 になっておりました。
日本人にとりまして何といってもお正月は1年の区切りの特に大事な時であります。
夕べ田野の親宅にお邪魔して、一族郎党集まって35年続いている新年前夜祭に参加しまして、いつもの通りアホみたいに飲んだあげく、どうやって帰ってきたか例によって全く記憶していないけれど、いつもどおり目が覚めて元日のまだ夜が明けぬこの時間帯にパチパチとキーボードを打っております。
20数人集まったその会で感じたことは、我が子や甥っ子姪っ子達の若い世代を見るにつけ、自分が子育てを既に終えてそろそろ人生の終焉に向かいつつあることを、何となく感じるひと時でもありましたね。
若い世代にはこれまた生まれたての子供達がくっついておりまして、輪廻と申しましょうか人生は回っているんだなあと、焼酎で焼き切れた脳みそに残っている僅かな回路で感慨深く感じておりました。
若い世代の邪魔にならんごと、あれこれ口出しもせず、静々と残りの人生を全うしていこうと心に誓ったのでありました。
とは言うもののお魚釣りの話は別でありまして、今年もガンガン出漁して毎日美味しいお魚を追い求めたいと、年頭に先立ち宣言したいと思います。
わたくし勝手に釣倶楽部せいゆう丸と名付けておりますが、おかげさまで昨年は自分にとりまして沢山のお方達との出会いがありましたけれど、皆さんにとってもそれまで見知らぬお方とお船の上で知り合える場になったかと思います。
人を知り、人と関わり、人と交わる行為は、人が人としてはつらつと生きていく上でとても大事なことだと考えておりまして、結果心豊かな人生を送れることに繋がるのではないかと思っております。
自分が楽しいと思うことを日々堪能できることこそが、年を取っても明るく楽しく生きて行ける鍵だと思っておりますので、もし海の遊びを楽しいとお感じの方がいらっしゃれば、そのお手伝いをすることが自分のお仕事であろうと存じます。
海のお船遊びのハードルをググッと下げて、子育て世代であったり、お仕事の一線退いた世代であったり、海の遊びを思う存分出来る環境作りを、微力ながら今年も推し進めたいと思っております。
「こんなことが出来れば良いなあ」 とか 「あんな遊びができたら良いのに」 の要望に応えるべく、あれやこれや考えていきたいものです。
前置きが長くなりましたが、昨日は年の最後の釣行で残念ながらの貧漁をやってしもうた。
午前7時30分、いつものポイントに到着して水温計をみると、「ゲゲッ、17.5℃やんけ」。
軽い下り潮だが水温を見て悪いけど半分諦めてしまいました。
そもそも今までこの水温で食った試しがないのでありまして、今季は水温が下がるの早すぎる感じがいたします。
ところが1投目からアジが食ってきたので 「うおおおー」 と思いましたが、やはり2匹でジ・エンド。
なんにも釣れなくなったので南限に向かいまして、チダイの良型を10匹近くゲットしたものの後は真っ赤なサクラダイ(熱帯魚系)ばかりになり、午後になり再びいつものポイントにUターン。
戻ったもののヒダリマキ(タカノハダイ)とサンノジを追加しただけで、1年の釣りを終えました。
昨日も相変わらず内海界隈にはお船が出てきませんで、絶不調の環境の中で漁を終えた1年でありました。
ところでご挨拶が遅れましたが、新年明けましておめでとうございます。
今年も皆々様がお幸せにお過ごしになることを心からお祈り申し上げます。
そして美味しいお魚がたくさん釣れますように!