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せいゆう丸釣行記
それにしても西風がおさまらん。
ニュースで確認すると、SMAPの解散騒動と同程度の扱いで北海道や東北の荒れた天気を報道しちょった。
今まで暖冬傾向が強かったので、今回の寒波はかなりこたえますなあ。
潟はどこも食わんし、沖には風の吹かない日でないと行けないし、バックアップ艇は修理が思うように進まんし、憂鬱な日々でございます。
とは言うもののやっぱり出漁せんといかんわけでありまして、昨日も風が強い中行ってまいりました。
午前8時出港していつものポイントに到着。
先に来ていてシャカシャカとジギングしておられたお友達から、「南側に魚影があるよー」 との情報を得て魚探覗くと、ビッチリとアジと思しき魚影発見。
イカリを打とうとデッキに出てみると、何やら煙のような白い気体がエンジンルームから勢いよく立ち上っているではないか。
「ギョヘー!」
慌ててエンジンルームを覗いてみると、熱交換器のてっぺんに腐食が原因と思われる穴が開いてて、そこから勢いよくラジエーターの冷却液が吹き出している。
とりあえず飲料水4リットル分補給して一旦帰港することに。
帰港して穴を応急処置で塞いで、水を30リットル積み込んで再度出立。
いつものポイントに戻ってイカリを打って仕掛けを投入すると、すぐにアジのあたりが来ましたよ。
終漁の3時までポツリポツリと釣れ続け、終わってしまえが久しぶりの好漁となりました。
みんなデカアジで、天秤仕掛けでもサビキの中吊りでも食ってきまして、かなり浮いてましたね。
普通底から10m上げが基準の棚ですが、昨日は15m上げても食っておりました。
多分船中60匹以上で、他にイシガキダイやチダイも数匹混じっていて、なかなか賑やかな状態でしたね。
いつものポイントに一旦アジが付くとしばらく離れないことが多いので、ひょとすると風が強くてもお刺身が食べられるかもね。
さてと、ぼちぼち出かけましょうかね。
なんですか?この寒さは。
時折小雨は振るわ西風は半端ないし、だいたいこんな日は家で暖かくしてゆったりまったりと過ごすが一番でありますが、器用貧乏な自分はいつものように夜明け前に内海のお船で鍋焼きうどんを作って食べて、昼間は宮崎港のバックアップ艇のエンジン修理して、せかせかとした1日を過ごすのであります。
でもありがたいことに、応援でお菓子や暖かいコーヒーを差し入れしてくださるお方達もいらっしゃって、元気が出るのであります。
しかも整備している自分の作業風景まで写真撮ってくれて、メールで送ってくれたのであります。
でもあのエンジンはかなり手強いですわ。
恐らく前の所有者が海水ポンプの修理が出来なくて放ったらかしになったのだろうと推測しておりますが、ギヤトレーン側のオーバーホールも必要だと昨日判断して、長期の修理になるのを覚悟した次第であります。
どうも小手先の修理では後々トラブル続出しそうなので、徹底的に修理・整備せにゃならんようにありますがね。
ところで話は変わりますが、原油が29ドル台まで下落して燃油がかなり安くなってますね。
しかしいつも感じるのでありますが、油屋業界の体質でしょうが依然として値下げに緩慢に対応しておりまして、東京先物の灯油は既にリッター28円まで下がって来ているのに、街中の価格は70円近くが大半であります。
輸送費や販売費をプラスしても多分50円あたりが妥当な価格と思われますが、例によってタンクに入荷した時の価格が高かったからなどとタイムラグを理由にして下げ渋っているのでしょうけど、これが上げ基調になるとタイムラグなんぞ関係なくあっという間に値を上げるんですよね。
それと都市ガスの世界もよくわからん。
宮崎ガスと東京ガスの価格を調べてみると何と2倍の価格差がありまして、同じ量のガスを使うと宮崎では東京の倍の使用料を払わねばならぬ。
しかもこれだけ原油が下がってきているのに、宮崎ガスは逆に値上げをするんだって。
認可されたから当然といった感じなんだよね。
都市ガスは石炭からガスを抽出していたのははるか昔のことで、近年は中東からの液化天然ガスを主体としているから、当然原油価格と連動しているはずなのですが、そのあたりが分かりにくいことをいいことに企業努力を怠っているのではないかと疑ってしまいますね。
電力会社は津波のおかげでようやく競争の荒波に揉まれるようになりましたが、電気とかガスとかいわゆる公共性の高い事業には必ず既得権益を守ろうとした力が働くんだよね。
裏には天下りの腹黒いお方達の姿がチラホラ目につくような・・・。
自分はこんな連中の懐を温めてやる考え全くないから、自衛策として今冬も自作のボイラーでお風呂沸かしております。
熱量と価格で換算すると都市ガスは灯油の5倍するようで、おかげさまで我が家はお湯たっぷりの湯船で毎日のお風呂を楽しんでおりますよ。
2台のファンヒーターと1台の瞬間湯沸かし器のジャンク品をヤフオクで格安で手に入れて、心臓部をドッキングさせて作ったお風呂の湯沸かし器でありますが、市営住宅のように都市ガスしか使えない家でもアイデア一つでこんなこと出来るんだよね。
さすがに台所のコンロは都市ガスしか使えないけど、お風呂でのガス消費量は半端ないから大助かりですよ。
真冬でも月40リットルくらいの灯油消費量だから3000円しないかもね。
多分10,000円以上の節約になってると思う。
自分ってお金使わんことを考えるの大好きですがね。
それからそれから、2月に修理とか船検とかの日を入れてましたがどうも修理が長引きそうなので、とりあえず2月は荒天で漁に出られない日に修理して、船検は3月にしようと思います。
カレンダーの修理予定日を全部消したので、よかったら参考になさってくださいませ。
昨日の朝は久しぶりにマックスバリュー2店舗を回り、半額ハンティングしてきました。
書き込みを終えたあと、午前4時前に島之内店と浮之城店に向かい、めでたく半額物を多数ゲットできましたよ。
鶏もも肉の購入が目的でしたが残念ながら出ておらず、牛肉や豚肉などが結構手に入りました。
これで1300円分だから、なかなかのものでしょう?
家に持って帰ったら、即かあちゃんが真空包装器で処理して冷凍するから、しばらくは買い物せんで済みますわ。
内海のお船の中で朝ごはん食べていたらタコ釣り名人さんから 「タコ釣れたけど、食べる?」 との有り難いお電話がありまして、内海港から急いで市内に戻り、立派なイイダコを5ハイ頂きました。
これまた早速こうやって真空包装して冷凍庫にストックしまして、1ハイ分だけタコ飯にかあちゃんがこさえてくれたけど、超美味かったですわ。
美味しそうなタコ飯であります。
タコ釣り名人さんによると今年はイイダコが良く釣れる気配だそうで、今からどんどん大きくなるらしい。
たいへん楽しみでありまして、おすそ分けをいつもありがたく感謝しております。
ところで昨日は昼過ぎから恐ろしいくらいの西風が吹いてましたね。
宮崎港でバックアップ艇の修理をしておりましたが、艫(とも)からまともに強烈な風波を受けるものだからたまったものではない。
エンジンルームに潜り込んで修理しておりましたが、飛沫がバンバン飛んできて濡れ鼠状態での作業でありました。
前日からオイルエレメントがどうしても回ってくれず難儀していたので、最後の手段の鉄筋突き刺し作戦を敢行。
ようやく邪魔なオイルエレメントが外れたので、いよいよスナップリングを取り除く作業にとりかかったが、購入した専用のペンチの先がスナップリングの穴に届かない。
穴に届くようにペンチをチト改造して再チャレンジするも、波で船が大きく揺さぶられてなかなかうまくいかない。
エンジンルームに潜り込んで1時間ほど経過して、ようやくケースが外れてくれました。
これが海水ポンプのケース。
こちらがギヤトレーン側。
とにかくこんな感じで錆まくっているから大変ですわ。
明日もまだ西風が強い予報だから、出漁中止して修理・整備をしたいと思います。
少しずつではありますが、前に進んでいますがね。
昨日の朝ご飯は、 お船の中で鍋焼きうどんを作って食べたが、実に美味かった。
五木製麺のアルミ鍋に入った生めんタイプで、確か80円ちょっとだったと思います。
薄いアルミの鍋に水を入れてカセットコンロで沸騰させ、うどん玉を入れてしばらくコトコト。
うどんが柔くほぐれてきたら粉末スープを入れて、かき揚げを乗っけて、家から持ってきた玉子をポトリ。
お船で食べるあったかうどんは美味しいよお!
生まれつきしみったれでドケチな自分は、うどん屋で食べたら確実に500円以上の鍋焼きうどんがわずか100円で食べられることに、それはそれは感動と深い喜びを覚えるのであります。
普段から豆腐や納豆、お肉やキムチなどの日配品は全て半額でしか買わんし、コンビニには絶対近づかないし、お魚は一番釣ったお方から恵んでもらうし、お野菜はかあちゃんが作ったり頂いたりで、そんな生活を身に付けてしまうと金銭に対する執着心がまったくなくなってしまいますがね。
「猫に小判」 とか「豚に真珠」 と同じことでありまして、電気代とか水道代とか保険代とか口座から月末無事に引き落とされればもうそれで良し。
あとは毎夕5時過ぎからの晩酌と、かあちゃんの料理を楽しめればもうそれでハッピーなのであります。
長年の今までの生活と違うて時間はたっぷりあるし、仕事で嫌なことせんでも良かし、面白いこと追求できるし、おかげさまで実に人間らしい生活を営んどります。
ところで焼酎のお話しでありますが、基本自分は酔って布団に寝れればアルコールは何でも良いのですが、選ぶとすればやはりこれですな。
雲海酒造が去年4月1日に発売した 「日向木挽blue」 でありまして、そう言えば今までにここで何度か書いたことあるなあ。
この焼酎は宮崎限定で売られているそうで、県内でしか買えんことになるけど、最近スーパーやドラッグストアではよく目立つ場所に置かれるようになりましたね。
面白いのは日向灘の海水から採取された酵母が使われているそうで、お酒作る酵母って色んな所で生きているものなんですね。
自分は残念ながら焼酎の味についてうまく表現できないが、芋の香りをあえて抑えたスッキリタイプの辛口かな?
それにしても黒潮を思わせる深い青色のラベルが超美しくて、お料理の横に置くと一層引き立ちますね。
最初の写真は港のクラブの会長さんから頂いたニベのニンニク醤油漬けの唐揚げです。
そしてこちらが
同じ会長さんから頂いた大きなカサゴのお煮付けであります。
blue飲みながらこのお煮付けはもの凄く美味かったですよ。
年に1~2度程友人と焼き鳥屋に行く時は必ずblueを注文しますが、お店のお姉さんに聞いてみると注文が徐々に増えてきているそうです。
自分的に隣のお席のお方がblueを飲んでいるのを発見すると、なんか嬉しくなっちゃいますがね。
霧島愛飲家のお方も一度試しに飲んでみてよ。
絶対美味しいから。
もしどうしても受け入れられんで残っていたら、遠慮せんで持ってきてよ。喜んで飲んじゃうからさ。
今日もバックアップ艇の修理・整備をしますが、ほとんど錆との戦いになってきました。
オイルエレメントが邪魔になったので専用工具で回そうとしたら、なんと例の怪しい塗料のおかげでエレメントの鉄板が薄くなっていてグニャリと凹んでしもた。
もう、やれやれであります。
いい加減修理が前に進まんで、頭痛が痛くなりそうであります。
「何だ、この風波は?」
ベタ凪ぎを信じ込んで何も考えとらんかったが、赤灯台を過ぎた頃に北から押し寄せて来る風波にようやく気がついたのでありました。
風は若干北向きでしたが波は北東からの尖ったやつでして、波頭が崩れて白くなりかけておりました。
「むむむ、どうしたものか・・・」
こんな時が一番悩むのでありまして、沖にはとても行けないし、さりとて潟寄りでは最近何も釣れないしで、とりあえずいつものポイントで波の揺れに耐えながら仕掛けを入れてみるも、当然何も食ってこない。
こんな時はノーゲームが一番でありまして、無駄な時間を浪費することなく早く帰って他の事をしたほうが良いと思っております。
温泉に行くも良し、帰って孫と遊ぶも良し、美味しいもの食べに行くも良しでありまして、無駄な時間とお金を使わんほうが良いと思っちょります。
そんなことで皆さんとお別れした後、自分は早速宮崎港に向かいバックアップ艇の修理に取り掛かることにしました。
前回インペラを交換したにもかかわらず海水を汲み上げない現象について、先日ヤンマーのメカニックに電話で相談したところ、「多分空回し続けた結果メカシールが焼きついて空間が出来、そこからエアーが流入して負圧にならないんじゃない?」
とのご返答を頂いたので、海水ポンプ本体を外してオーバーホールすることにしました。
ところがどっこい6本の10mmボルトで取り付けてあるのですが、レンチがやっと届くような奥ばったところにボルトがあるものだから、2時間かけてチビチビ回してようやくポンプ本体を外せたと思いきや、スナップリングが効いていて外れない。
それではとギヤトレーンから外しましょうと12mmのナットを回しかけたら、何と下側のナットの頭が錆で腐食してナットの原型をとどめていない。
もうやれやれであります。
とにかく何でこんな塗装したのか分かりませんが、前の所有者が住宅の内装用の塗料か何かで銀色に塗り上げた結果、塗料が吸湿して長い時間かけてエンジン全体を錆だらけにしてしまったのですね。
専用の塗料で塗っておけば良いものを、わざわざ腐食を促進するような塗料を塗りたくったものだから、剥がし方に苦労しますわ。
一番注意しなければならないのが潤滑油と燃料の配管でありまして、腐食でピンホールが出来てる可能性がありますので、静かにこすって腐食具合を判断せねばなりません。
こんなお船を扱うのはとても危なくて、多分プロのボートショップでは決して触らないはずであります。
しかし自分はこんなお船が大好きであります。
自分はこんなポンコツ船をコツコツと仕上げてカスタマイズするのが面白くて、時間はかけてもお金はかけず、ゆっくり仕上げるつもりであります。
今日はあいにくの雨模様ですので、昨日のうちに漁は中止にしました。
いつものポイントにお魚が居なくなったのが相当痛手でありまして、ムルギ辺りの沖に行ってて天候の急変に遭遇したら大変なことになりますので、風の関係でお休みの時が増えるかもしれませんね。
でもその内いつものポイントお魚が戻ってくるとは思いますがね。