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せいゆう丸釣行記
今日は雨天・波浪もあって昨日のうちに休漁しました。
そのためか久しぶりに12時間ばかり寝てもうて、先ほど午前6時の起床となりました。
寝すぎて腰が痛く、長時間圧迫されていたために肩・首も痛いですね。
いくら疲れていたとしても、いつもの時間に起床するのがやはり良いのかもしれません。
それにしても昨日は釣れなかった。
釣れなさ過ぎで、こちらが疲れてしまうくらい朝からまるで釣れませんでした。
原因はやはり水温のようでして、今季最低の17度を水温計が指し示しておりました。
前日が19度でしたので一気に2度も冷たくなりまして、お魚がフラフラと力なく浮遊している様子が魚探で伺い知れる。
しかも朝からまさかの小雨模様で、気分はまさに下げ下げモードに。
「今日はもう帰ろうよー」 と促しても返事が帰って来ない。
「今日はもう釣れないよー」 と声かけても返事がない。
「寒くないとー?」 と声かけても 「うんにゃ、寒いことあろうか」 。
とうとう最後まで釣りするハメとなりまして、帰港したのはいつもの3時頃でありました。
釣れない現場は見とるだけで疲れますがね。
この時期、水温の変化で日によって釣果が激変するようで、一昨日と昨日はまさに天国と地獄でありました。
アジ・サバ・チダイ・ニザダイなどの貧漁で終わってしまいました。
今日は整備せにゃならんこと沢山ありますが、あいにくの雨なので、雨が振込まない橋の下の天然ドッグで修理・整備したいと思います。
毎日通っているいつものポイントは、早い時は午前9時から、遅くとも10時くらいには一旦食いが止まるのでありますが、昨日はチト違うとった。
なんでか知らんがポツリポツリとずっと食い続け、終わってしまえば結果久々の豊漁となりました。
昨日も午前7時30分の出港でしたが、朝からモワッとした生暖かい空気に包まれておりました。
昨日のうねりもほとんど取れておりましたが、西風が結構強く海面が波だっていて、1日通して辛そうな釣りになる感じでありました。
ところが問題は波よりも水温でして、赤灯台を過ぎた時には18.3℃を示していたのに、ポイントに到着するといつの間にか17.5℃に低下しておりました。
潮は若干の下りでありまして、年末の貧漁の地獄状態が頭をよぎる。
ところがどっこい、1投目からデカアジが食いついてきてくれて、その後 ポツリ・・・ポツリ・・・ポツリ と、なんとなく食ってきたのであります。
釣れなくなるはずの時間帯を過ぎてもパラり・パラりと、思い出したように食ってきてくれて、そのうちビール瓶みたいなゴマサバも混じり始めて、船中退屈する時間があまりありませんでした。
爆釣って感じではなかったのですが、ホントなんとなく豊漁になっちゃいました。
デカアジ・デカゴマサバ・マダイ・チダイ・ニザダイ等が釣れましたよ。
自分としては年末のような貧漁を思い出しますと、勇ましいお話をババーンとしたくありませんで、出来ればあまねく毎日コンスタントに2~3日食べる分くらいが釣れてくれると良いのですが、自然相手のお遊びだからそうはいかないのであります。
ただ同じ場所で、同じ時間に、同じ餌を毎日撒き続けているので、ひょとするとあそこは天然の養殖場みたいになりつつあるのかも知れませんね。
相変わらずイルカからサボテン辺りのアジの釣り場は撃沈状態のようで、サビキアジ釣り師達はこぞって黄金の瀬へ黒いお魚の数釣りしに通われておられるみたい。
「入れ食いでクーラーに入りきれんごとなったあ」 といった勇壮なお話を耳にすることがありまが、「良かったですね」 と言いつつも 「そんなに釣ってどうするの?」 と、心密かに思うのであります。
以前はお店にお魚出してたから良く分かるけど、奥様方は黒いお魚はあまりお好みでありませんで、売れ残って戻ってきた魚箱を覗き込み、かあちゃんと二人してがっくりと肩を落としたことを思い出しますがね。
正月過ぎると縁起の良いタイすら売れ残ることがありまして、基本包丁を必要とするお魚は近頃好まれない傾向のようです。
趣味や遊びで釣りする分には、適度に釣って楽しんで、家に帰って焼酎飲みながら美味しくいただくのが一番かと存じます。
ところでまだ正月が開けきれんのにチト気が早いけど、初夏を告げるイサキが釣れ始める時期もがろそろ気になり始めております。
去年は台風で散々な目に会いましたので、今年こそ卵パンパンのイサキ釣りをじっくりと楽しみたいと思っております。
高気圧が張り出してベタ凪ぎであれば黄金の瀬やムルギが面白いし、風・波に不安があれば潟でキロクラスのデカイサキを狙うのも面白い。
いつものポイントでまずはアジを確保して、それからイサキを狙ってあちこち釣り歩くのも面白いですよ。
ところで、せいゆう丸もあちこち修理・整備したい箇所が出て来まして、なかなか時間が取れないためチト贅沢な話ではありますが、2~3日程余裕が取れると良いかなあと考えております。
そのため何と言ってもバックアップ艇の準備を急ぎたいのですが、体がひとつしかないのでこれまたどうにもならん。
チャプチャプと心地よい波の音を子守唄代わりに、キャビンの中でイビキかきながら 「どうにかならんかなあ?」 と、毎日そんな事を考えております。
書き忘れるところでしたが、ケイムラの3号と4号が昨日完全に売れ切れておりました。
5号も残り数枚程度でありまして、365つり具えさ店の店主によるとメーカーに注文したくても相手が正月休みだそうで、しばらく入荷は難しそうです。
必要なお方は事前に量販店に探しに行かれたほうが良いですよ。
「水温19.2度。よっしゃー、今日も釣れるかも」
午前7時30分、いつものポイントへ向けて出港したのですが、赤灯台を過ぎた頃からなんか海の様子がおかしい。
どうやら前線からのうねりが入ってきたようで、最近のベタベタ凪に慣れた体が戸惑っているようです。
しかし到着して水温計を見てみると好漁だった前日と変わらず、何となく釣れそうな海の色と水温でありました。
予想通り1投目から名竿 「海春」 の穂先が海中に刺さり、30cmを軽く上回るデカアジが船中に取り込まれておりました。
ところが昨日は釣り座で大きく釣果が左右されたようで、仕掛けを入れるたび当たる座もあれば沈黙を続ける座もありまして、なんでやろかと様子を伺い観察しておりますと、どうやら付け餌に問題があったようです。
一般的に潮下に座を構えたほうが釣れる割合が高くなるものですが、潮の流れと風の向きでどうなるのか全くわからない問題でして、それこそ神のみぞ知るであります。
しかし不幸にして不利な座であっても工夫していくと結構釣れるようになるもので、投入する深さや仕掛けの長さを調整したりすると不利な座でもそこそこ釣れたりいたします。
しかし昨日は付け餌で大きな釣果の差が出てしまいましたね。
この欄で何度も紹介している 「宮崎で釣り。たまには遠征したい!」 のあららさんが、1月2日の書き込みしておられたが、やはり付け餌で大きく釣果が変わる事があるようです。
http://ararafish.blog.fc2.com/
あまり釣れてない座のお方の付け餌を見ておりますと、少し白っぽく全部腰が曲がっているのに気がついたので手に取ってよーく見ると 「これってボイル?」
そうなんです、不調の原因はボイルだったのですね。
実は365つり具えさ店は年末年始に備え、冷凍庫に入りきれん位大量の餌を在庫していたそうなのですが、例年にない好天に恵まれたおかげなのか、磯釣り師が集中して買い求められたようで、餌の品切れが続出したもようであります。
付け餌も同様で、生のオキアミのLLやLが既に売り切れていたそうだが、横の並びに目を移すとLLの付け餌があったので、このお方は何の疑問を持つことなく手に取り買ってきたとのこと。
それがボイルであること知らずだったそうで、これが不運だったのですねえ。
以前ボイル神話をお持ちのお方とイサキだったかアジだったか比較したことありましたが、あっさりボイル神話は崩れ去りましたなあ。
真鯛釣りの時にはボイルが良いそうだとのお話聞いたことありますが、自分で実際やってみるとボイルにはアジ系のお魚はあまり食ってきてくれないですね。
普通の生が一番で、新しかろうが古かろうが関係なく生であれば食ってきますが、夏の暑い盛りに高温で白く変色してしまうとあまり良くない。
最近よく見かけるパック詰めの長持ちするタイプの餌も、水を吸って白く変色してしまうとあまり食わなくなるみたいです。
前述のあららさんのブログの内容の通りであります。
さて、順調に釣れ続けていたと思っておりましたら無念の潮止まりが起きまして、それが残念なことに納竿の3時まで続いたためかアジの当たりが全くなくなりまして、変わって食ってきたのがデカゴマサバ。
走り回るのでその度仕掛けがお隣と絡まったり、プロペラと絡まって切って逃げて行ったりと船中大騒ぎでありましたが、それでも結構確保できました。
さらに突然すんごい引きがありまして、やっとこさ上がってきたのは推定3.5kgくらいのブリ様でありました。
アジは前日の半分以下の20匹くらいで、同数くらいのデカサバやマダイ・チダイなどが釣れて、しばらく食べる分には十分なお魚が釣れましたよ。
釣り仲間の情報によりますと、鵜戸沖は昨日上り潮の激流に見舞われていたそうで、ひょっとするといつものポイントも高水温が維持されるかもしれないね。
年末の大貧漁はもう味わいたくないものだ。
内海港に到着したのは午前6時前。
カセットコンロに火を入れて、発電機かけてお湯沸かして、キャビンの中はすぐにポッカポカとなりまして準備オッケー。
まだ暗い中、コーヒーをズズっと飲んでラジオに耳を傾けるこの時間が大好きであります。
ただ船を出すまでには結構せねばならぬ事が多いのでありまして、せいゆう丸のように爺さん船ともなるとあちこち見てやらんといかんので、朝は結構忙しい。
忘れることが多い自分は、ひとつひとつ順を追ってやらないと大抵何かをやり忘れてしまう。
そうそう、人とお喋りし始めたらもうダメ!
昨日もマックスバリューでわざわざウミネコのカー助に買ってきたレーズンパンを、しっかりと車中に忘れてきてもうた。
出港時間は午前7時30分。
元日より気温は高めのようですが、外はやはり寒い。
いつものポイントに到着して魚探で北側を探すも魚影がなく、反転して南側を探索するとなんかざわついた反応が・・・。
操船している時には気がつかなかったのですが、最近ではお久しい上り潮が来ておりまして、出港時には17.5℃だった水温がみるみるうちに上昇して19℃までになったのであります。
一番賑やかな場所に付けようとイカリをドボンするも、風と潮の微妙なバランスでどうにも付けられず、イカリを入れ直すこと数回の末、ようやく満足のいく場所に付けることができました。
1投目からデカアジが食ってきてくれましたがこんな時は大体よく釣れるものでして、終わってみればデカアジ60匹近く(多分)・ゴマサバ20匹くらい(多分)・チダイ・サンノジ・その他の好漁でありました。
潮と風が合っていれば何もすることなくキャビンの人になるのですが、昨日のように刻一刻風が変化する時は気が置けんのでありまして、キャビンと船首との往復が頻繁になりますね。
でもその結果好漁となりますと本当に嬉しいものでして、家に帰ると晩酌で充実した1日を振り返り 「日向木挽ブルー」 が喉を潤してくれるのであります。
昨日か一昨日にも書いた気がするがこのお酒は自分は大好きであります。
基本酔えば酒は何でも良い自分でありますが、行きつけのコスモス薬局空港店のお酒コーナーに行きますと、どうしてもこのお酒が目に入り買ってしまいますがね。
とにかくパッケージの色が良かね。
真っ青なグランブルーは待望している上り潮のようで、魚の活性が一気に上がる気がしまして、グイグイ飲んでまたかあちゃんに怒られるのであります。
さあてと、今日も出立の時間となりましたが、今日はアジさんの調子はいかがでしょうかね?
元日くらい日の出を見らんで良かと思っておりましたが、お目目覚めたのがやっぱり午前4時。
親宅で記憶なくなるくらい焼酎飲んでたはずなのに、体内時計は狂っていなかったようですね。
マックスバリューで今年最初の半額ハンティングをした後、昨年暮れに手に入れたバックアップ艇を見に宮崎港に向かうべく車を走らせると、港の近くに来るとなぜか車が多くなり、水門あたりは駐車している車でビッチリ。
タクシーの姿もかなり見られましたが、皆さん初日の出を見に来られてたのですね。
車走らせながら日の出をチラリと見ましたが、いつもの光景なので特に感動もなくお船の所に行きましたが、昨日の朝はとにかく寒かったですね。
お船の装備品を確認するためキャビン内に潜り込みますと、なかなかのお宝が眠っているのが判明しまして、ニヤニヤしながらいじくり回しておりましたが、寒さで指先の感覚が無くなり始めたのでお宝を数点持って帰宅いたしました。
お宝の一つは主機である4LM-HTZの取扱説明書。
30数年前のヤンマーディーゼルエンジンの取扱説明書を見たのは初めてでありまして、寒さも手伝ってか発見したとき身震いがしましたなあ。
お宝の二つ目はトローリング用の組立式アウトリガーでありまして、メイドインUSAで4段式の本格的な品でありますが、最近あまりやってないけどサゴシのキリキリパーには使えそうですが、チト本格的過ぎるかも?
お宝の三つ目は双眼鏡。
お船に装備しとくと結構便利な品でありますが、買うとなると結構なお値段するので今まで手を出したことありませんでしたが、早速せいゆう丸に持っていこうと思います。
そんなこんなで子供がおもちゃを弄るように遊んでおりましたらもう夕方になりまして、いつもの時間になったので酎ハイ・焼酎などアホみたいに飲んで気を失って、朝になってまたこうやってパチパチしているのであります。
焼酎と言えば最近こればかり飲んでます。
色が良いよねー!
しかも酵母が日向灘から採取されたのだって。
海で遊ぶ人はこれ飲まなきゃダメだよ。(笑)
お正月迎えて新たな決意などするわけもなく、何時もの生活パターンをただ繰り返しているだけの自分でありますが、それなりに今年しなきゃいかん事くらい考えているのであります。
一つ目が操船技術の継承であります。
お船の運転って自動車のそれと違ってかなりテキトーでありまして、海には信号もなけりゃ制限速度の表示もありません。
他のお船や堤防や岩礁にぶつからんければ良いだけで、どこをどう走ろうが全く自由でありまして、港の中では右側通行しなさいねーくらいの決まりごとしかありません。
それだけに全てが自己責任でありまして、何かあったら全部船長の責任になるから、怖いと言ったら怖いかも。
陸上でなにかやらかしたら警察のご厄介になりますが、海上では海上保安庁が取り仕切っておりまして、これがまた厄介なことになるんですねえ。
最近では例の尖閣諸島問題でお忙しいのかあまり臨検してないようですが、提示を求められた船検証や免許証など船中に置いてなかたったらそれこそえらい目に合っちゃいますよ。
何度も何度も油津の保安庁に呼び出されて、取り調べ室で犯罪者同様の取り調べを受け、同乗者にも同じように出頭命令が出され、最後は検察までいかにゃならんごとなる。
免許不携帯だけでこんなことになるのですが、事故でも起こしたらそれこそどえらいことになりますなあ。
ですから船長の責任は重大でありまして、それなりの覚悟で操船しなきゃいけないのですが、そこら辺を頭に叩き込んでいたらこれほど楽しいお遊びはないと思っております。
自分は誰から操船技術習ったわけではありませんが、今からお船を動かしてみたいけど何もわからんお方には教習してやる必要があります。
自分でお船を動かしたいお方がいらっしゃれば、喜んでお教えいたしますよ。
お船の挙動、港での走らせ方、浅いところ、大型船と遭遇した時の対処方などなど、全部知っていることお教えしますがね。
実際にステアリング握って、エンジンかけて、クラッチ入れて、前進して、速度を上げて、ステアリング切って、リバースして、離岸着岸して、とにかくやってみらんとわからんのであります。
お船の操縦には多少向き不向きはありますが、車の運転に問題ないお方であればたいがい出来ると思うよ。
興味のある方はやってみてん!
面白いよー。
船の場合免許持ってなくても横に船長がいれば操船しても構わんから、車のように免許持たんと運転出来んてことないからね。
二つ目は釣れるポイントの公開であります。
免許取って自分で操船して 「さあ出発!」 をしたものの、お魚が釣れるようになるには相当な時間がかかります。
キス釣り程度でしたらそのうち釣れる場所を発見できますが、アジとかイサキとかタイになりますと話が違うてまいります。
季節にもよりますがお魚が居心地よくいらっしゃる場所がありまして、それを知るには物凄い時間と労力を要します。
多くがそのうち 「釣れないからやーめた」 てなことになりますがね。
苦労して免許取って、船買って、お魚釣れなくてやめたお方を何人も知っておりますが、絶対もったいないお話ですよね。
自分は師匠から相当な数の場所や釣り方教えてもらいましたが、それ全部教えちゃいます。
何も隠すことないからお船遊びしたい方には全てお教えしますがね。
所詮遊びなんだから目の色変えて魚確保せんでも良い訳で、まあお刺身食べられるくらいのお魚が釣れる程度であれば沢山場所はありますよ。
別に公開といってもここで緯度経度を書く訳ではありませんが、操船技術をお教えする中でじっくり特徴などを伝授したいと思いますよ。
海の遊びをもっともっと沢山のお方に知ってもらえると、ホント嬉しいですが。
さあて出立の時間となりましたが、年末大貧漁に見舞われてましたのでどうなることやら。
クーラーボックスの代わりにビニール袋どころか、まさか洋服のポケットで済むんじゃないやろな。