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せいゆう丸釣行記

2015-10-11 02:22:00
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シケ明けにお魚が沢山釣れた試しがないが、アジが完全に姿を消してしまいました。

 

 

 

昨日久しぶりにいつものポイントに船をつけるも魚影ゼロ。

 

「餌振っていたら何か来るやろう」 

 

そう信じて暫く仕掛けを投入するけどアジ子1匹食ってこない。

 

「浅い場所は台風の高波で揺さぶられてお魚はどこかに退避するのだ」 と、師匠から何回も聞かされてきたがまさにその通りでした。

 

その場所を諦めて沖の瀬に移動してしばらくサビキを投入するとアジ子がプルプル。

 

 

 

それからがニベ退治の始まりでありました。

 

型はさほどではなかったけど2kg中心に30本位は釣れてたはず。

 

一時は鍋や唐揚げの材料に困らないね。

 

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そんな中嬉しいお客様がお越しになって、船中大賑わいでありました。

 

真鯛4kgクラスが2匹に、ワラサクラスのブリが2匹、サゴシ数匹、マサバ10数匹とかなり良い釣果に恵まれました。

 

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ところでこんな面白い仕掛けのカスタマイズを教えてもらっちゃいました。

 

グルクンにウーリーやバケを巻きつけることであります。

 

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グルクン10号は青物にものすごい威力を発揮しますが、365つり具えさ店で販売されているのはケイムラーのみでありまして、特段不自由を感じることなかったのですが、これに好きなウーリーやバケを巻きつけるだけでアジ子の食いがまるで違ってくるだけではなく、真鯛も確か赤のウーリーに食いついてきたと思う。

 

手先器用な方はこれやってみると面白いと思いますよ。

 

グルクンは丈夫で長持ちするから、自分は持ち帰って洗って継ぎ足して何度も使いますよ。

 

 

 

今日も沖磯に直接向かって青物・真鯛との出会いを楽しんできます。

 

さあて、美味しいお魚がいてくれるかなあ?

 


2015-10-10 03:08:00
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今日も北東からのうねりがかなり残っていて休漁しました。

 

台風23号って物凄くデカかったんだね。

 

北海道の向こうに行っても、まだあんな大きなうねりを届けちゃうんだからね。

 

そんでもって今日は最近の軽自動車の低燃費化のお話を。

 

 

 

最近の軽自動車の燃費競争は凄まじいですな。

 

特にミラとアルトの戦いは面白く、どこまで競争をやるのかそっちの方に面白さを感じてしまいます。

 

で、何故そんなに低燃費を達成できるようになったのか、エンジン構造の面を中心に調べてみた。

  

 

我が家の唯一のガソリンエンジンである、かあちゃんのミラクオーレは車両型式がL700VでエンジンはEF型であります。

 

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もちろんキャブレター仕様でありまして、コンピュータなんぞ付いてるはずのない昔ながらのフツーの660ccのガソリンエンジンであります。

 

トランスミッションは最では4速ATやCVTがフツーになったが、かあちゃんのは超クラシックな3速ATでありまして、変速ショックが大きくや動力変換効率において大きく引けを取るのは当然でありますが、エアコンつけなければ20km/L位は走ってくれる。

 

ちょいと調べてみたら、ダイハツのミライースのエンジンは第3世代のKF型だそうで、EF型より少しロングストール化していて、燃焼状態診断システムを採用し、ウオーターポンプやタイミングチェーンのフリクションロスを減らしたり、ミラーサイクル化やデュアルインジェクションに変えたり、全車CVTにするなどして、様々な見直しの結果35km/Lの低燃費を達成したそうな。

 

他にエコアイドルやオルタネーターの制御技術も低燃費に寄与してるそうだ。

 

多分実燃費は25km/L前後と想像されるが、徹底的にエコ走行したら30km/Lは行くかもね。

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確かに息子の嫁さんが乗っているダイハツタントに乗ってみると、EFとKFとは回転の滑らかさが全然違うし4速ATなので繋がりがスムースで気持ちが良い。

 

だがしかーし、大きな心配事がある。

 

ボンネット開けてエンジンルームを覗いてみると、黒いプラスチックカバーがやたら面積を占有していて、見たい部分が何も見えない。

 

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点火プラグ交換するにもカバー外さんと出来ない。

 

あちこちセンサーが取り付けてあるようで、そのセンサーが異常を起こしたり、コントロールしているコンピュータが狂ったらまず復旧するはアッセン部品交換以外なかろう。

 

大雨で水没したら全損は免れまい。

 

 

 

その点かあちゃんのミラL700Vは分かりやすいよー。

 

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エンジンルームは油漏れで汚いが、ホース類やケーブルもむき出しだから、辿って行けばどう繋がっているか一目瞭然なのでして、極めて単純な構造なのです。

 

トラブルがあってもこれなら中古パーツ屋に走り同じもの持って来て対応できると思うが、最近の低燃費車はとてもじゃないがまず出来んと思う。

 

だって調子悪くてディーラーに持って行くと、どこが悪いのかはパソコンと接続してみらんと分からんって言うのだから。

 

でもそれって可笑しくね?

 

低燃費化やスマアシ等の安全装置を追求していくと、やたら電子部品の点数が多くなり、故障や耐久性の面でリスクを背負うことになるんじゃないかな?

 

軽自動車ではないが、自分のカローラディーゼルバンみたいに、25年間 40万キロ走っても特に何も修理することないタフネスさは期待できない気がする。

 

ただ窓のガラスの上げ下げは重いノブを手でグルグル回さんと動かんし、エアコンはとうの昔に壊れてるし、送風ファンも回ったり回らんかったり気まぐれだが、エンジンが壊れる気配はまるでないし、今までドアが外れて落ちたこともない。

 

とにかく頑丈なんだな。

 

 

 

結局のところ、話の結びが自分の古い車の自慢話になってしまったけど、古い車を長く乗るのも一つの車文化だと思うけどなあ。

 

ヨーロッパではそんな感じだよ。

 


2015-10-09 02:53:00

台風が1個発生し太平洋側をお通りになると、決まってほぼ1週間は漁はお休みになります。

 

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骨休みになるのはせいぜい最初の2日くらいで、あとは退屈との戦いになる訳ですが、幸いなこと?にせいゆう丸は特別古いお船で、水漏れ・油漏れその他いろいろな不具合を抱えているから、その対策になにやらかにやらと時間を潰せるのであります。

 

こんなお船を神経質なお方は絶対所有できないと思いますね。(笑)

 

決して自慢にはならんが、ちょこちょこトラブル起こしてくれるから常に対処方法を考えておかないといけない。

 

エンジン音・振動・匂い・電圧・水温等々、走行中に発せられる色々な情報を五感で感じ取り、常に異常が発生していないか監視しなきゃいかん。

 

これってすごく大事なことでありまして、陸上で自動車転がしてるのと訳が違い、海上ではトラブルイコール漂流に繋がり、最悪沈没も有り得ますので、命に関わる問題であります。

 

ノントラブルが理想かも知れないが、現実的にお船にノントラブルは有り得ないし、大事なのは発生したトラブルに適切な対応が速やかに行えるかどうかなのですね。

 

割とお粗末な例でありますが、沖に出ていて波が高くなり帰港しようとエンジン掛けるもシフトが完全に中立になっておらず、「セルが回らん!」 と慌ててマリンショップにヘルプしてくるお方も多いそうで、それが誤発進を防ぐための仕組みであることを知らなかったから慌てんといかんことになるんですなあ。

 

 

 

ところで先日犠牲亜鉛(プロテクションジンク)が脱落してしまったので、いつもの橋の下の天然ドッグで取り受け作業をしてまいりました。

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その際ドライブから油漏れを発見して、ひょっとしてドライブシャフトのシールの損傷かと心配しましたが、幸いギヤオイルドレンボルトの座金が劣化したための漏れと判明して増し締めして問題解決。

 

 

 

 

それから自宅に帰り朝食をいただいた後、以前からやらんといかんと思っていたことを実行することに。

 

それは撒き餌のアミの含水率の測定であります。

 

以前から撒き餌のクオリティーについて疑問というか疑念というか釈然としないことがありまして、どうしても数値化して判断しなきゃいかんと思っておりました。

 

 

 

私たちがフツーに購入して使用しているアミは学名ツノナシオキアミだそうで、主に三陸沖で捕獲されているらしい。

 

東日本大震災の時には冷凍設備がやられた関係で国内産が手に入らず、しばらく中国産や韓国産の撒き餌を使わねばならなかったが、付け餌買わんでも良いくらい小魚等の異物が混入しているわ、水がバシャバシャ入っているわで、そりゃひどかった。

 

最近は国内産が安定して売られているので安心しているが、それでも1つ気になることがある。

 

それは撒き餌に含まれる水分量の問題であります。

 

 

 

昔知り合いから聞いたお話でありますが、既に廃業した延岡の大手の釣具餌店では、冷凍してあるアミを大きな水槽で一旦溶かして水を入れ防腐剤を加えた上、自社の大型冷凍庫で再冷凍していとたのこと。

 

潰れてしまったお店だから今になっては真偽は分からんけど、餌に水を加えて嵩を増やせば容易く利益率に貢献することはバカでもわかるが、消費者としては不利益を被るだけで実にけしからん話である。

 

ただ釣り餌は人のお口に直接入る品じゃないから、そのあたりはかなりテキトーというか、監視し管理する手立ては多分無いと思われます。

 

この問題はたまに撒き餌を使われるお方にはあまり関係ないと思いますが、毎日漁に出て撒き餌を使う者にとってはかなり重要な案件でありまして、コストに大きく響いてまいります。

 

 

 

 

そこで暇な時間を利用して水分量の測定をしてみることにしたのですが、普段自分は365つり具えさ店でしか餌や道具は購入しないのでありますが、たまたま宮崎市内の釣具屋さんで売られている撒き餌が手に入ったので、早速調査の対象にすることにしました。

 

その撒き餌にはオリジナルの袋だと思うが 「水無」 と堂々と印刷されている。

 

製造メーカーの名前は書かれていない。

 

おそらく市内の量販店で無地のビニール袋に入って700円で売られている物と出処は同じと思われますが、ブロックの側面を見ただけでアミエビが氷の中で泳いでいて明らかに含水率が高いことが見て取れる。

 

比較対象にしたのは365つり具えさ店 で550円でフツーに販売されているヒロキューの特選アミエビを選びました。

 

ヒロキューは国内で生餌においてトップのメーカーであり、多分社内規格がしっかりしているであろうと判断してチョイスいたしました。

 

ちなみにヒロキューのカタログを見ますと、グレードの高い順から 水無し 特選 三陸アミ と分かれておりますが、実際にはこれよりグレードの低い餌も沢山あるとのことで、たまげたことに特選を水無しとして売っているお店もあるそうだ。

 

 

 

測定方法は簡単で、同一条件でザルの中でゆっくり自然解凍して水分を抜く方法でありますが、その結果は次の通り。

 

 

                 解凍前    解凍後   歩留まり

市内の釣具店の撒き餌   1684g ⇒ 1014g   60%

 

365つり具えさ店      2068g ⇒ 1514g   73%

 

 

こんな結果になりました。

 

 

その撒き餌が量販店で700円で販売されている撒き餌と同一だとすると、365つり具えさ店で売られているヒロキューの特選と同じ実身を手に入れようとすれば850円出さないといかんことになる。

 

なんと300円も余計にお金を出さんといけないし、普段2角使うから600円も損する勘定であります。

 

きっちょうのたぬきうどんが3杯も食べられるではないか。

 

 

 

 

まあ目くじら立てて吠える話題ではないが、お店の選びかた一つでこれほどの無駄が生じるというお話でした。ちゃんちゃん!

 

 


2015-10-08 08:05:00
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高波で休漁中にする事といえば船の整備とパソコンでの情報収集で、それでだいたい1日を費やすのでありますが、家にいる時は 「ひるおび」 と 「Nスタ」 は欠かさず見るようにしてます。

 

Nスタを見ておりましたら、2日続けて日本人がノーベル賞を受賞する、実に嬉しい速報が飛び込んできてましたね。

 

世界の何億人もの命を救うことになるかも知れない微生物の研究のため、自分の給料までつぎ込んで亡くなった奥さんにエライな苦労をかけたとしみじみおっしゃっていたが、 「先生」 と呼ばれるお方の中にも実に立派な人がいらっしゃるのですなあ。

 

 

 

それにひきかえ、この前日歯連の爺様達が3人逮捕されてたが、皆さん元は立派な偉いお医者様なんだろうが、あの年になってもまだお金に執着してるようで実にみっともない。

 

お見受けしたとこ皆さん70歳をとうに越していらっしゃるようだが、所詮この先10年か20年程度の人生しか無いのだから、大村さんのように 「人のために何かしたい」 と、謙虚な心を持って心静かに生きていけんものかね。

 

何の見返りを期待してかは知らんが、良い年こいてコソコソと迂回献金なんぞして、警察に逮捕されてしまうのだから実に卑しい。

 

見かけ立派な先生方は 「頭が良くて世間バカ」 「金は持ってるが徳は持たん」 そんな風に揶揄されん事、人のために何か小さな奉仕活動から始めたら如何かな?

 

実刑か執行猶予になるかどうか知らんが、心機一転いつもより早起きして、近くの通学路に立って子供達の交通安全のために旗でも振ってみなよ。

 

気持ちがとっても清々しくなるからさ。でもプライド高そうやろうから、そんなことできんやろうけど。

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、ノーベル賞の気持ち良いニュースのあとBSの番組表を探していたら、「サンダーバード」 の文字が目に飛び込んできました。

 

確か今から50年前、自分が小学生で福岡にいた頃の番組でなんか懐かしいなあと思いよくよく見ると、スターチャンネルで無料の文字が。

 

悲しいかな自分には半額とか無料の文字にすぐ飛びつく性がありまして、そのチャンネルボタンを押すと極めて綺麗なカラーの懐かしい画面が映し出されておりました。

 

確かあの当時白黒だったはずで、原版はこんなに綺麗なカラー映像だったとは全く知らなかった。

 

アメリカ映画と思っていたけどイギリスなんだね、制作した企業は。

 

も良く出来てるなあ。びっくりしました。

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50年前の娯楽番組とはとても思えない程の出来栄えですよ。

 

32話連続で放映するそうなので、お時間取れるお方は是非ぜひご覧くださいな。

 

でも放映が毎日午後5時だから、皆さんまだお仕事中だわな。無理かあ?

 

 

 

今日は定期検査で胸のレントゲン受けるから休漁です。

 

明日は行けるかも知れんが、時化の後は釣れた試しがないんだよね。

 

さあ、どうなることやら。

 


2015-10-07 03:49:00
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先日シケのため休漁して帰宅する途中、365つり具えさ店にお邪魔して時間潰させてもらったのですが、その時店主から 「食べてみてん」 と、カステラを1切れ戴いたので食してみた。

 

なんでも1本1800円なのだそうで、え?と言うことはその1切れが200円以上になるわけだ。

 

立派な紙の箱に入っていてどこのお店のカステラかは判らなかったが、文明堂あたりの有名店のものでありましょう。

 

ですが、食味・食感ともそのお値段に値するものでは全然なかった。

 

やたら重量ありすぎて1切れで胸が焼けると言うか、ドスンと胃袋に落ちると言うか、もういいでしょうてな感じでしたね。

 

かなりのお砂糖を使っているのだと推測されるが、とにかく重すぎなのと生地のフワフワ感がなくざらつく感じかな。

 

自分のお気に入りの黒木さんのカステラの美味さがあらためてわかります。

 

玉子の香りがほんのりして、甘さを控えた美味さは絶品だと思いますね。

 

冷凍庫に保管している在庫のカステラなくなったらまた注文せんといかん。

 

コーヒー飲みながらパクパク食べられる黒木さんのカステラは、不思議なくらいまったく飽きが来ませんよ。

 

3本入って1300円のお値段は驚異的であります。

 

多分利益なんぞ出ることないでしょうね。でも自分はますます黒木さんのカステラ熱烈なファンになりました。

 

 

 

次にお魚の味のことですが、この欄で何度も紹介している 「宮崎で釣り。たまには遠征したい!」 のあららさんも述べていらっしゃいますが、クロエバ(オキアジ)の食味は本当に素晴らしい。

 

http://ararafish.blog.fc2.com/

 

メールにて 「クロエバ美味しかったよ!」 とたくさんのお方に評価してもらってますが、リクエストが多いのでクロエバの料理を2品紹介します。

 

1品目はクロエバのフライであります。

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チリソースとマヨネーズが物凄く合いまして、フンワリ・ホッコリの上質のエバの身の良さが引き立ちますよ。

 

 

次に2品目はクロエバのアラの唐揚げであります。

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頭・エラ付近・骨・尾などのアラをニンニク醤油に漬け込んで、片栗粉をまぶして油で揚げるだけですが、すんごく美味いですよ。

 

 

 

クロエバは体色がドス黒く微妙にパッとしないのと、体から粘液がドロリと出てくるためか、市場価格がかなり低いらしいのですが、実にもったいないお話ですなあ。

 

でも我々釣り人の特権で、釣りたて〆たての超新鮮なクロエバをこうやって食べられるんだから本当にいいよね。

 

他に甘辛の味がしっかりした煮付けも最高だし、細切りにして生姜の千切りを添えたタタキも絶品ですよ。

 

そうそう、握り寿司のネタにしてみたいなあ。

 

 

 

台風23号のうねりがいよいよ押し寄せて来たみたいで、一ツ葉の浜から 「ドドーン」 と波の音が響いております。

 

明日は胸のレントゲン検査だそうで明日までお休みしますが、9日から出漁したいと思っております。


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