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せいゆう丸釣行記
まだうす暗い5時半に内海港に到着。
せいゆう丸は静かに浮いておりまして、他のお船も全部無事でありました。
この避難港は周囲を山に囲まれているので、今日の強烈な南風でもあまり吹き込まないのであります。
水深が浅いややこしい港でありますが、こんな台風の時にはすこぶる安全で、多分宮崎で一番安心できる港じゃないだろうか。
ただすごい量の木屑が港の中に入ってきておりまして、奥に係留しているお船の出入りはペラを痛めたり、冷却水取り入れ口を詰まらせないようにせんといかんでしょうなあ。
表の本港に行ってプレジャーボート溜まりを見てみると、ドッタンバッタンしていてお船同士がぶつかっておりました。
防舷材が備え付けてあるから船艇を傷めることは無さそうだが、人のお船とは言えあまり気持ちの良いものではない。
堀切峠から波浪警報が出ている日向灘の写真を撮ったのですが、物凄い波でしたよ。
明日までは出漁できないと思いますが、27日からは出られそうですね。
久しぶりに出てみるかあ。
昨日のニュースで中国の景気減速を端に世界的に株安・原油安が進んでいるそうな。
この欄をご覧の方の中には、経済関係のお仕事されているお人がおられるかも知れないので恥をかかん程度にしか書かないが、ガソリン価格もやっと130円を切り始めましたなあ。
株をやったことないのでそっち方面の知識はゼロ。
金持たんから株のことなど考えることがまず無いのでして、株価が上がろうが下がろうが、景気よかろが悪かろがあまり関係ない。
反面、燃料や光熱費には超敏感でありまして、毎日車走らせながら店頭価格をチェックしたり、九電からの請求書の内容を精査したりと厳しい目で見ているのです。
前も書いたが原油価格が下がりガソリン・灯油の限月価格がガクンと落ちたにも関わらず、店頭価格に反映されるのに何故あんなに時間がかかるのであろうか?
逆に少しでも上がり始めたら、あっという間に店頭価格に反映する。
多分元売りの業界の問題だろうと思いますが、 「渋る」 業界の体質が見え隠れしているように思えてならない。
人口減少と若者の車離れで燃料を使わん傾向があるそうで、町のガソリンスタンドがお店を閉めるお姿をちょくちょく見ますと、昔のように面白い商売ではなくなってきたようですね。
取引先の条件もピンからキリまでだそうで、小規模の個人経営のスタンドにはかなり厳しい取引条件を強いられるとも聞く。
いずれにしても昔から囁かれている油業界独特の 「体質」 を払拭せねば、何かをきっかけに大ごとになってしまいはしないか。
まさか地震で原発が全て稼働しなくなるなんて、ついこの前まで誰も予想せんかったやろ。
その結果電力業界の体質が世間にさらけ出され、赤字続きの憂き目にあってますわなあ。
一般市民がフツー知る必要のない業界体質などの情報が、何かをきっかけに表に出てしますと、「ああ、そうなんだ。やっぱり。」 てなことになりまして、週刊誌なんぞから面白がって書かれちゃうのであります。
ところで昨日串間方面で釣り船の事故があってましたなあ。
その事故の話を聞いた時、耳を疑いましたね。
あの大時化の中に船を出したという事実が信じられませんでした。
全ての漁船が避難してロープでがっちり固定して台風に備えてピリピリしている最中に、トコトコ出て行って事故にあったげな。
亡くなられた方がいらっしゃったそうでお気の毒としか言い様がありませんが、何を考えて行動したんでしょうかね。その神経がわからん。
台風15号は石垣島で71メートルの風が吹いたそうで、進路の東側にあたる宮崎はかなりの雨・風でありましょう。
今日、もう一度ロープの確認して大事にならんごとしておきます。
漁に出られないとなんかピリッとしないみたいで、お目目覚めたのが午前5時過ぎ。
いつもより3時間くらい余計に寝ている。
都合10時間は寝ている計算で、チト寝すぎ。
BSで 「あまちゃん」 と 「まれ」 をかあちゃんと見ながら朝ごはん。
「行ってくるわ」 と出て行ったのが8時30分頃でありましたが、それにしても何か妙に暑い。
我が愛車のカローラバンは、エアコンどころか時々最近ファンも回らなくなり極暑状態。
おまけに完全透明の窓ガラスなもんで、お日様の光が肌をもろに刺すのであります。
港に到着してとりあえずカローラのタイヤローテーションをするため木陰を探して駐車して作業にかかるが、それにしても暑いというか暑すぎる。
30分位で前後のタイヤを交換したが、前のタイヤは内側が異常に擦れておりまして、糸が見えかかっていて危ない状態でありました。
ディーゼルはエンジン重量が重いのでどうしてもフロントタイヤに荷重がかかるのだろうか、それとも何か不具合があって内側ばかりが擦れるのか分からんが、ローテーションしたからまあ暫くは大丈夫であろう。
でもこの時点で汗はボタボタ状態で、工具持ってお船に乗り込むと無風のためクラクラするくらい暑い。
予定ではラジエーターに取り付けてある3個のプロテクションジンクの点検と交換する予定でありましたが、24ミリのメガネレンチで回そうとしてもピクリもしない。
相当なトルクで締めてあるようでパイプを継ぎ足さんと回らんと判断し、その時点でやる気喪失。
橋の下に船を持っていき作業ができれば一番なのだが、なんせ漁船が全部避難してきてロープ張り巡らせているので身動きが取れないのであります。
昨日この夏初めてツクツクボウシがなく音を聞きました。
季節は間違いなく秋になりかけておりますが、地上はまだまだ暑うございます。
台風が通り過ぎるのが26日だから、うまくいけば27日から漁に出られるかもね。
インペラ = 羽根車 はねぐるま impeller らしい。
インペラとは、何かの中に入っているプロペラだと長いこと理解していた自分としてはチト恥ずかしかった。
INではなくIMでありまして、IMが何を意味するかわ知らんが、でもまあ液体を送り出す装置であることには変わらんのでテキトーにしておこう。
先日のパイピングからの油漏れを受けて、今度の台風の休漁の間にエンジンを徹底的に整備することと致しました。
とりあえず車の中と隣のお船に山のように溜まった餌のビニール袋などのゴミの処理から。
我が愛車カローラバンの荷台一杯になったゴミを、宮崎市のゴミ処理施設に運んで処分。
それにしても昨日は暑かったですね。
エアコンどころか時々送風ファンまで動かんごとなるから、それこそ死ぬほど暑いのでありまして、フツーの人はまず動かせんはず。
お昼前に内海に帰ってきて、橋の下でかあちゃん作ってくれたお弁当を食べてお昼寝。
それから以前から気になっていたインペラを点検することにしました。
まず海水取り入れ口に取り付けてあるコックを閉める作業から。
ところがこのコックは普段まず触らんのでレバーが固くて回らない。
アンカーの爪を曲げる鉄パイプを利用して無事に閉める。
次にエンジンルームに潜り込んでインペラケースのボルト4本をレンチで緩めるのですが、これが隣にあるオイルエレメントが邪魔になりうまく緩められないのでエレメントも外すことに。
緩めてインペラを取り外すと、何と羽の1枚が欠落しておりました。
インペラはゴム製なのでいつかは疲労でちぎれてしまうのですが、前回交換してから運転時間が短かかった割には早く損傷したみたいです。
多分長い時間止めていた期間があったので、曲がった状態が続いた羽が疲労してちぎれたものと思われます。
せいゆう丸のエンジンはヤンマーの4LMで、お隣の予備船は3LMなので共通部品が多いのが助かりでありまして、早速お隣の船のエンジンルームに潜り込んでやっとのことでインペラを外して比べてみると、これがピッタンコ同じもので損傷は全く無い。
部品を買わずに済むことは大きなことでありまして、取り寄せの時間がかからんので船を止めることがない。
勿論暑い時期はしんどいけど金がかからん。
自分の技術も磨かれるのでいいことずくめなのであります。
ついでにラジエーターの水温センサーを外して入れ替え作業もいたしました。
ホントは橋の下にお船を移動して涼しい所で作業する予定でしたが、台風避難で入港してきた漁船のロープが張り巡らせられたので、やむなく炎天下での作業となりましたがかなりキツかったですね。
お船の整備はそこで終えて、帰る前にカローラのエンジンオイル交換をして帰宅。
孫の風呂入れしておネムネムでありました。
今日は珍しく疲れていたのか5時頃起床でしたので、ゆっくりかあちゃんと朝ごはん食べて内海に向かうことにします。
それからそれから、先日釣れた立派なトビハタのお味をお聞きしましたが絶品だったそうです。
お刺身とにぎり30貫作られたそうですが、淡白な中に深い味わいがあったそうで、アラと真鯛の中間の食感だったそうですよ。
昨日も書きましたがネタ切れにならないようにネタ仕入れしておりまして、今日は包丁のお話しであります。
チト前に縦型ミキサーのお話した時に、自分はパンを焼くと書いたと思いますが、一度に6斤の山型食パンを作ります。
今は気温が高すぎるので焼けませんが、涼しくなって暇がある時はまた焼こうかなと思っております。
焼きたてのパンはそれはそれは香ばしくてフワフワで、若い時だったら一気に1斤くらい平らげてたはず。
ただちぎって食べる分には問題ないが、スライスするとなると面倒なことが出てまいります。
焼きたてのパンはあまりにもネトネトしていて、パン切り包丁をもってしてもまともに切れないのであります。
基本冷えてから切るのが常識でありますが、それでもカット面がギザギザしていて美味しそうに見えない。
パン屋さんは専用のパンスライサーでスライスするからキレイに切れるが、包丁で切るとなるとまずあのような綺麗なカット面は不可能と思っておりました。
ところが世の中には隠れた才能の持ち主がいらっしゃるんですなあ。
何かの刃物を改造しているようなのだが、完璧なカット面が出来るパン切り包丁を作っているみたいなのであります。
上の写真が専用のパン切り包丁で、下がその包丁でカットした面の写真であります。
焼いてみたが焼き面の荒さがまるでないのが分かりますよ。
それからね、美味しいカステラの紹介を何度かこの欄でしていたら、なんか知らんが注文のお電話が多くなりまして、取り次ぎがチト面倒なことになってきたので黒木さんに直接電話で注文してくださいな。
090-5087-8191 黒木幸枝 さんです。
黒木さん曰く、「暑い時期はカステラが痛むのでそれが心配」 とのこと。
食品添加物など一切使用していないから、食べ物として当たり前の心配をされるんだろうな。
そう言えば学校給食のパンの食べ残しが机の中で見事にカビていたものだが、最近カビたパンを見たことないね。
自分が作ったパンは油断するとすぐカビが生えてきますが、ヤマサキのパンにカビが生えたの見たことないね。
どんな防腐剤入れてるか知らないけど、ひょとするとカビたやつを食べるより体に有害かも。
カステラは冷蔵庫に入れと置けば全く問題ないから、体に優しくて美味しいカステラは我が家の冷蔵庫にいつも置いてあります。
さて、今日はお船の片付けと修理とネタ探しでウロチョロしようかな。