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せいゆう丸釣行記

2015-08-20 08:32:00

今朝の5時20分ころ堀切峠から見た海況は、昨日と一変しておりました。

 

どでかい大波が海岸をドカンドカンと襲いかかり、「ドドーン」 と凄い音を立てておりました。

 

当然今日から暫くは漁はお休みなりまして、また悪夢の10日間になりそうです。

 

それにしても7月の初めからずっと台風の影響を受け続け、今月も台風でフィニッシュの様相であります。

 

多分海水浴場あたりもひどい夏だったことでしょうなあ。お気の毒さまであります。

 

 

 

漁が出来ないとなると、やらんといかんのがネタ探しでありますが、とりあえず今日は最近の漁の状況のご報告をしたいと思います。 

 

 

返す返す残念だったのが、7月のイサキの時期の大半を台風で台無しにされたことであります。

 

去年も黄金の瀬でお腹パンパンのイサキをかなり釣りましたが、ピークは7月。

 

8月に入ると放卵してやせ細ったイサキが目立つようになり、個体数も激減いたします。

 

自分は夜釣りができないので夜の状況は分かりませんが、多分そんなに釣れてはいないでしょう。

 

8月も中頃になると水温が30度近くまで上昇するためか、お目目真っ黒の可愛いコガネスズメなどの熱帯魚だけしか釣れませんでした。

 

最近は沖の瀬はあきらめて中アジを狙って南下しておりますが、結構釣れております。

 

残念なことにタンク前が不調続きでして、とりあえず朝一のお刺身確保が困難なのですが、その代わり自分の南限のポイントで中アジ・サバ・ニベ・カンパチ・ブリ・チダイなどがコンスタントに釣れております。

 

向かう途中や帰り際にあちこち覗いてみますが、多分高水温を嫌ってだと思いますが魚のお姿はどこにも見えません。

 

 

 

そんな釣れない状況の中自分的に思うのですが、お魚釣りって 確率と傾向と執念とで成り立つのじゃないかな?

 

そのような気がしますなあ。

 

 

 

なんと言ってもポイントを数多く把握しお魚と出会える確立を上げること。そして明日のためにいつも見て回ること。

 

次に海の流れ(潮流のことではない)を掴んでいること。つまり毎日漁に出て傾向を掌握していること。

 

最後は執念でありまして、「何がなんでも」 なのであります。

 

 

さすがに1日に10数回もイカリを上げる作業をするとくたびれてしまいますが、それを疎まず続けることが結果に結びつきますね。

 

自分が大事にしている言葉に 「努力は人を裏切らない」ってのがありまして、努力しているかいつも自問するようにしています。

 

 

 

台風が通り過ぎたら落ち着くまで暫く時間がかかるでしょうが、美味しいお刺身のため、漁を楽しむために毎日出漁しますよー。

 

 

ああそうだ、365つり具えさ店に注文していたサビキが入荷してました。

 

中アジにはガツン・ミジュン、青物にはグルクンを何枚か用意しとくと良い結果が出るかもね。

 

 

 

 


2015-08-19 18:22:00

ダブル台風のおかげでうねりが出てまいりました。

 

昨日エンジントラブルがあり修理した直後でありましたので、とりあえずタンク前で様子見。

 

ところが最近タンク前の調子がなんか悪くて、釣れてくるのはアジ子ばかりでして、たまにデカアジが姿を現すも痛恨のバラシ。

 

意を決してエンジン音を確認しながら南の果てに行くことにして、時速12kmのいつもの速度で南下すること40分。

 

到着すると下り潮なのか、北側にモワッとした魚影が確認出来ました。

 

ただ、潮は下りだが風は南から。

 

これが一番始末が悪い。

 

一昨日もlそうだったが船体が波に対して横向きになるため、嫌と言うほど揺さぶられるのであります。

 

揺さぶられるだけだったら良いが、潮と風のバランスでどこに行くか分からないのでありまして、せっかく餌にまとわりついたアジが散ってしまう。

 

ほんの一瞬でありましたがいつものようにアジ子から中アジに切り替わり、入れパクパク状態に突入したものの直後に南風が勝ち出して、大きくポイントを外れてしまいアンカーを入れ直すけどままならず、結局帰港することに。

 

帰港の途中にアジのポイントを見て回りましたが、とにかくお魚の姿が見当たらないのでありまして、これじゃあ誰も出てきて釣りをする気にはならんわな。

 

 

 

でもね、こんな感じで釣れてないからプレジャーボートは出て来ないけど、時間と場所で中アジやチダイや鯖やニベ等色んなお魚が釣れてるよー。

 

だって毎日出てるもん。

DSCF1169.JPG

圧巻だったのは2kgクラスのトビハタでありまして、ホントに美味しそうでしたなあ。

 

自分が釣っていたら既に食べてその印象を書けたのだろうが、残念ながらそうではなかった。

 

以前自分が釣ったトビハタはお店に出して何故か売れてしもたから、まだ自分で食べたことない。

 

かなりの高級魚だそうで、ウミボウズのサイトではベタ褒めでありました。

 

http://www.zukan-bouz.com/hata/sonota/tobihata.html

 

 

明日はうねり2mだそうだが、風波がなければ出れるかもね?

 

分からんけど。


2015-08-19 04:04:00

秋雨前線の影響なのか、最近お天気がぐずついてますなあ。

 

昨日は少し時間を遅らせて7時の出港となりました。

 

タンク前を探索してみようかと向かったものの、大型遊魚船が既に構えていてパス。

 

南下する途中にオネの瀬あたりを探していると突然 「ピピ」。

 

「あれー、何の音かい?」

 

しばらく走っていると、「ピピピッ」

 

「ムムム?」

 

すると次第に、「ピーーー」 となり、インパネの油圧警告ランプが点きっぱなしになりました。

 

センサー異常か、インパネの異常か、それともエンジン自体に異常が出たか?

 

 

 

それほど遠くまで走ってきていないので、とりあえず低速で帰還することにしました。

 

この判断が良かった。

 

 

帰港してエンジンルームに潜り込んで驚いた。

 

なんとエンジンオイルをプランジャーポンプに送るパイピングにピンホールが出来ていて、エンジンかけるとジャカジャカとオイルが吹いておりました。

 

多分オイルパンにはあまりオイルが残っていなかったと思われ、もう少し走っていたらエンジンがパーになり漂流の受け目にあったことでありましょう。

 

 

 

エンジンルームに潜り込んでパイピングを外し、この前かあちゃんの車のブレーキでお世話になった吉園さんの工場で修理していただき、取り付けたらフツーにエンジンが動いてくれました。

 

 

 

長年使っているお船は、新艇では考えられない金属疲労や腐食などのトラブルが生じるため、あらためて危機管理の重要性を感じた次第であります。

 

 

 

台風がまた2個も日本に近づいてきてますので、漁ができるのは今日までかなあ?


2015-08-17 14:02:00

今朝も6時の出港でありました。

 

南の果てに向けて時速12kmと、いつもの速度で南下していたところ少し南からの風が出てきました。

 

GPSで船速を確認すると、風の影響で遅くなるはずなのに逆にスピードが上がっている。

 

「ゲゲ!下り潮えらく速いやんけ」

 

という事は・・・。

 

「南からの風で下り潮は超マズイぜよお」

 

ポイントに到着してギヤを抜くと、船はほとんど動かない。

 

つまり潮と風の力が拮抗していて動かず定位置にありまして、こんな場合イカリを打つと必ず風に対して真横を向くので、横波をまともにくらうのであります。

 

魚影は昨日と違って下り潮のため北側に一杯出ているのですが、風と潮のバランスが崩れるとたちまち数十メートルズレる可能性がありまして、まず釣りにならない。

 

とは言っても準備して来ているのだから、とりあえずイカリをドボン。

 

予想通り横波喰らいっぱなしだし、数十メートル移動するし、仕掛けが絡まってどうにもならないし、雨・風が激しくなり雷までゴロゴロ。

 

痛恨の撤収となりました。ゴメン。

 

 

 

今日の教訓として、天気がチト怪しい時には出港時間を遅らせてでも様子を伺うことでしょうね。

 

特に南寄りの風の時には要注意だね。

 

 

 

 

 

ところでところで、ここ数日ですが南の果て(自分的に)での漁をしておりますが、海の底に船の残骸があるようでとにかく仕掛けを引っ掛けやすく具合が悪い。

 

その中で錦江湾スタイルと申しましょうか、下鉛の上カゴ仕掛けのサビキをやると具合がかなり良いのであります。

 

宮崎のサビキは下カゴ+鉛で、落としたら大きくシャクって少し糸フケをくれてやり、また巻いてシャクってフカしての繰り返しのためどうしても下に漁礁みたいなのがあると仕掛けを捨ててしまうのです。

 

つまりずっと竿を握った状態が続き、1日やると結構しんどいものがあります。

 

ところがその仕掛けでやりますと、竿はホルダーに掛けたまま仕掛けを下ろし、底から2~3mのところで止めて1度大きくシャクってやってそのまま待つ。

 

そのうちアジがピクピク食ってくるので、電動リールのスイッチオン。

 

上がってきたら竿を立ててお魚を回収。

 

サビキなのに天秤やってるみたいで超楽チンでして、中アジだったけどサビキが合えばかなり食ってきますね。

 

ただし同じ要領でやっていても、サビキのハリスがチトでも太いと船中でかなりの差が出ますね。

 

昨日の場合ハリス3号と5号では10:1くらいの釣果に差が出たみたいです。

 

お勧めのサビキは、ハヤブサのガツンミジュンのツイストウイリーとか蓄光スキンのハリス4号。

 

 

 

また、そこはアジ子が多い場所だから青物やニベがウロウロしているみたいで、時折突然どギューんと竿先が突っ込まれる時がありまして、なかなかスリリングであります。

 

そんな時にはハヤブサのグルクンの8号・10号で仕留めるのであります。

 

自分が青物の時期になるとこのサビキを良く使いますが、ハリスが8号・10号もあるのにその割には針が太いけど小さいので、アジ子が良く食らいつくのであります。

 

アジ子がサビキに食らいついてジタバタする振動を感じて大物が食らいつくのですから、とにかくアジ子を食わせなければこの釣りは成立いたしません。

 

グルクンの10号があれば10kgクラスのブリは難なく取り込めますよ。

 

どちらのサビキもいつもこの欄で紹介している、365つり具えさ店で量販店よりかなりお安く売ってありますので、是非立ち寄ってお店の方に聞いてみてくださいな。

 

店主とは釣り方や釣果についてほぼ毎日情報のやり取りしてますので、せいゆう丸の名前出してもらえれば親切に教えてくれますよ。

 

 

明日は今日の波の名残があるかもしれないので、出港時間をチト遅らせて出てみたいと思います。


2015-08-17 03:19:00

昨日も南限の地に・・・。

 

途中あちこち見て回るけど、お盆が過ぎたにも関わらず皆さんご不在のご様子で、魚探には何も映らない。

 

一昨日カンパチとブリとニベが釣れた南限に赴くと、魚影がグワっと出ているのでアンカーをドボン。

 

最近流浪の旅が続いたので睡眠不足気味でありましたが、おかげさまで昨日は良く眠れました。

 

カンパチ1匹 ニベ数匹 中アジ200匹位かな?

 

 

中アジは味としては最高と思う。

 

デカチンアジは翌日食べるのが旨いが、中アジはその日の夜が最高。

 

 

おかげさまで何とか毎日食べる分は釣れてますね。

 

 

 

 

帰宅してゆっくりした時体を癒してくれるのが黒木さんのカステラ。

 

この釣行記で何度か紹介しておりますが、黒木さんのカステラはまっこと体を癒してくれますなあ。

 

紹介させてもらって以来随分注文いただいたようですが、素朴な味わいと混じりものがない単純な原料と匠の技ですんごく美味しいスイーツに仕上がっております。

 

多分ハチミツを多く使っているためだと思うが、疲れた体に癒し効果があるのじゃないかな?

 

長年続けた佐伯のイリコをやめて、黒木さんのカステラをお中元として今日からお世話になっているお方にお届けしますが、はてさてどんな感想をいただくか興味深々であります。

 

多分 「このカステラどこに売ってるの?」 って感じになるでしょうなあ。

 

うふふであります。

 

世の中にはあまり表に出てこない匠の技がわんさとあるのでしょうね。

 

そんな匠の技をこれからもこのHPで紹介できれば良いがなあと思っております。

 

 

 

今日も南限で中アジ主体に頑張りたいと思います。

 


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