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せいゆう丸釣行記
日記がわりに毎日の更新を念頭に、漁に出てなくても約2週間書き続け頑張ってまいりましたが、さすがにネタ切れ状態となってしまいました。
正確にはネタ探しに疲れたのでありまして、海に出らずに2週間はあまりに辛いのであります。
でもでも、明後日からひょとすると出られるかもしれないので、期待してもう少し頑張ることにしております。
心配された台風11号は四国に向かい、宮崎には大きな被害はもたらさなかったみたいです。ひと安心です。
でも四国・関西方面は大変でしょうなあ。お気の毒としか言い様がありませんね。
昨日から夏本番の様相となりまして、台風が気になって自船と隣の船とロープで繋いだりを昨日までしてましたが、少し動いただけで汗がじっくりとなりまして、早々帰ってきてお風呂に入ってエアコンかけて涼んでおりました。
今日は、この前からカローラの右ヘッドライトが切れていたので久保田オートパーツに出かけまして、部品探しをしておりました。
最近のお車のヘッドライトがどのような構造になっているかは知りませんが、20数年前の車のヘッドライトはシールドビームでありまして、結構色々な車種で共通でありました。
カローラのそれは三菱の軽トラックに使われていたのと全く同じでして、自分で外してカローラに戻って確かに点灯するかチェックして、間違いないのを確認した後事務所でお支払いしましたけど540円でありました。
安いでしょ。
ちなみにディーラーで部品を確認したら絶版だそうで、代替の部品だと1万5千円するとのことで、結果久保田オートパーツでの物色となったわけですが、およそ30分の1の経費で済んじゃいました。
ついでにオルターネーターやセルモーターなども見てきましたが、ああいう場所は自分にとってお宝の山でして、気がついたら2時間ばかりウロウロしておりました。
なんか知らんがスクラップが大好きなせいゆう丸の船長であります。
昨日は両親を連れて日南方面をドライブしてまいりました。
バアさんが南郷出身なもので、とりあえず道の駅南郷でソフトクリーム食べながら風景を眺めていると、あたりは物凄い霧に覆われ始めて全く見えない。
大島どころか栄松の集落も見えないほどの霧でありました。
台風から送られてくる湿った暖かい空気が山肌にあたり霧を発生させているのでしょうが、多分湿度が限りなく100パーセントに近いのでしょうね。
宮崎市内に向けて日南海岸を北上するとずっと霧の中でありまして、高いうねりが岸に押し寄せてくるのは分かるのですが、沖の方はあまりよく見えない。
ドライブとしてはあまり芳しくありませんでしたが、両親が喜んでくれたので良かったのかも。
台風の影響で休漁になってもうすぐ2週間が経とうとしております。
9号・10号・11号・12号と立て続けにお越しになって、ずっと海は時化状態。
去年もそんな感じだったから仕方ないと諦めてはいるが、それにしても長すぎるのでありまして、ほとんどやらんといかんことはやり尽くした。
スーパーの鮮魚コーナーを覗くと地魚は一切なくて、サーモンとか冷凍マグロとかエビ位しか出ていない状態でして、アジやサバなどの青物はまるで目にしないのであります。
ところで 「黄金の瀬って広いのですか?」 と問われることがありますが、「広いですよ」 としか答えていなかったので図面を準備してチト説明させてもらうことにいたしました。
この図面は自分で海底地形図をスキャニングして、船のGPS緯度経度のデータを座標値に変換してプロットしたものであります。
漁の師匠から教わったポイントが記録されておりまして、大事な大事な図面であります。
黄金の瀬とムルギ瀬を合わせた広さは、南北に6km 東西に6km程度ありますので、かなり広い瀬なんですね。
勿論この範囲内でどこでも釣れる訳ではありませんが、のっぺらぼうな砂地が続く日向灘においては、極めて複雑な海底地形を呈しており、 「黄金の瀬」 と呼ばれる所以でしょうね。
漁に出られなくなって早2週間目に突入しました。
この間、何をしていたかを思い起こせば特に何もしておらず、お休みの前半は船の整備と掃除、後半はリールの整備程度でありまして、あれもせねばこれもせねばと忙しい時には思っていたのですが、蓋を開ければこの程度でありました。
それでもニュースだけは良く見ておりまして、相変わらず起床時間が毎日午前3時前後のため、まずはヤフーでニュースのチェック。
かあちゃんが起きてくる6時過ぎまでは、息を潜めてイヤホンでNHKのニュースを見ているが、かあちゃん起きてきたら朝チャンかめざましテレビを見る。
お昼近くになれば ひるおび見て同じようなニュースをまた見るのであります。
ですから世の中でどんなことが起こっているか良く分かるには分かるが、それにしてもいい加減飽きがきております。
やっぱ自分は、海に出てお魚と知恵比べする方が良いなあ。退屈で仕方ないのであります。
そんな中チト気のなる話題がありまして取り上げてみますが、例の国立競技場のことで有森裕子や清水宏保が涙ながらに一生懸命訴えておりました。
2千数百億もかかると言われる新国立競技場は必ず負の遺産になり、そしてその批判は最終的にアスリートへのプレッシャーに結びついてしまう・・・。
多分、人生かけてアスリートをやり抜いてきた人間にしかわからん感覚なんだろうね。
「あの子、肝心な時に転んじゃうんだよね」。
真央ちゃんの時もそうだったが、決まってこんな時に顔を出し口出してくる森元総理などの政治屋さんとか、スポーツ団体に天下りしたお偉いさん達やゼネコンさん達には、そりゃもんのすごく甘い蜜が湧いて出てくるんだから、このチャンスを逃すまじと必死なんだろうが、主役のアスリート達は何のことやろかとポカンとしているんじゃないかな?
元アスリート達は、物言えない現役アスリートに代わって一生懸命代弁しているようだが、言葉に重みがありますわな。
「人は建物に感動するのじゃなく、熱き競技に感動するはずだ。」
「世界にお約束したんで、もう時間がないから計画変更は出来ない」 と涼しい顔して関係者達はおっしゃってますが、これって例の安保関連法案の問題と同じ図式でないんかい?
太平洋戦争に突入した時の日本軍の連中と一緒でないかい?なし崩しの典型とちゃいますか?
日本国民・一般市民に玉砕しろ自決しろと強要しながら、戦後その責任とって自ら腹切った軍人・官僚様がどれだけいましたかね?
皆さん長生きされて、お幸せな人生を全うされたと聞いている。
大損こいて失敗して国民に大きな負の遺産を残しても、多分例によって 「甘かったと言われれば、そう言われても仕方ない」 と遠い所を見つめて終わりにするんとちゃう?
結局税金は人から集めたお金で自分のお金じゃないから、将来大ごとになろうがなるまいがどうでも良いお話で、日本の将来を深く考えるような立派なお方はそんなにいらっしゃらないと思うよ。
自分のお金がチト使われでもしたら、そりゃものすごいけんまくで大騒ぎするだろうけどね。
過去の公共事業の有り様や厚生年金の基金などで作られた箱物が今どうなっているかを検証すれば、今度の新国立競技場が将来どのような道をたどるかはバカでも分かりますわな。
時間がないと口を揃えておっしゃるが、それって冷静でまともな判断できていないと、自ら言っているに等しい。
つまり最初からシナリオがあって、シナリオ通り粛々と演じているだけでしょう。「時間がない」ってのもシナリオに書いてあるはず。
「トウキョウ!」
超美しい滝川クリステルがプレゼンして、IOC総会でオリンピックが東京に決定した際、皆で大喜びして抱き合って泣いてたあの感動的な瞬間の映像を思い出してよ。
そん時、鉛筆舐め舐めシナリオ書きながら固唾を呑んで吉報を待っていらっしゃった、政治屋さんや天下り組やスポーツ団体関係各位が、彼ら以上に大喜びして抱き合って号泣してたんじゃないやろか?
「やったあ、金回ってくるわ! 儲かるわ! ウハウハだわ!」
それらのお顔を拝見すると、残りの人生あんまり無さそうな感じがするんだけど、滑稽だね。
いやー、織り込み済みとはいうものの、長すぎる夏休みもくたびれてきたなあ。
台風の進路が若干変化して、四国から関西に上陸しそうだね。
早く通り過ぎてくれないかなあ。
ニコイチ(2個1?)って言葉は、どこかの業界用語なんだろうが、自分は良く使いますね。
要するに使えない2つの品の良いとこだけくっつけて、1個の使える物にしちゃうってことなのですが、生まれつきしみったれた性格の自分は好んで使う技であります。
使えなくなって放置されたり廃棄される機械を引き取って使える部品だけ保管しておくのですが、忘れ去られている品もかなりある。
ところが昨日、使われなくなったシマノの基盤のコントローラーを保管してたことを思い出して、部屋の片隅をゴソゴソ。
あったあったありました。
汚れたままだったので、とりあえず要らない部品を切り離しキレイキレイに吹き上げ、いざ導通試験。
「ああ!、生きてるわ」
多分塩がモーターに入り込み使えなくなった電動リールを、どなた様からか頂いた品だったと記憶しているが、定かでない。
メーカーこそ同じシマノではあるが、本体部はかなり古い5段階スピード変速の品で、コントローラー部はまあ最近の探見丸システムの3000Hでありまして、老人の体に中年の頭を無理やりくっつけたようなものでありました。
ところが実際物事やってみらんとわからんものですねえ。動いたんだわ、これが。
当初抵抗かましてスピードコントロールするつもりでありましたが、無駄に熱が出てバッテリーの消耗が早いんじゃないかなと思っていたので、とりあえず成功でありました。
防水の問題もあり、これが実釣で使えるかどうかは分かりませんが、やっぱり部品は大事にとっておくべきだと痛感しましたなあ。
ダメ元でやったニコイチの実験でありましたが、思いがけず成功したんで暇でブルーな気分が少し晴れたようなせいゆう丸の船長でありました。
そーいえば、自分はリールの新品を買った記憶が無いですね。
いや、竿も買ったことないぞ。いただいた物ばかりだわ。
購入した中古ボートに載ってたとか、ほどこしで人様から頂いたとかそんなんばっかりで、家の中に部品だけはゴロゴロしております。
ご存知のとおり自分は新品買って眺めてニンマリのタイプじゃないもんで、船もそうだがくっつけはっつけが大好きでありまして、確か今使っている電動リールも親や知人から故障品を頂いたんじゃなかったかな?
手巻きのリールはジャンク品が格安で手に入ったのでもう暫くは揃えんで良かけど、今後電動リールを2台ほど用意しようかと思っております。
イサキの季節が終わり、そのうち深場でのアジ釣りが主体となった時どうしても手巻きじゃしんどくなりまして、特に初めて船釣りを体験される方や女性にはチトきついものがある。
初めてってのは随分大事でありまして、そん時面白かったらそれに越したことないのでありますが、気分悪かったりしんどかったりするとそればかり思い出されて、次にまた行こうって感じにならないんですよね。
自分は、今まで海に接したことのないお方に出来るだけその面白さを伝え広めたいと日々考えておりまして、そのための仕掛けを色々しているつもりでありますが、最初から船釣りの道具を揃えるのは若いおトーサン達にはチト無理がある。
だから船釣りが初めてのうちは、手ぶらで来られても大丈夫なようにせねばならないのであります。
面白くなったら自分で少しずつ揃えていく。それで良いのであります。
そんな訳で船も竿も電動リールもフランケンシュタイン状態ではありますが、もっともっと気楽に気軽に船遊びが楽しめるよう工夫せねばならないと思っております。
昨日の書き込みでヨーロッパ中期予報センターの台風情報について触れましたが、アジア地域の予報にたどり着くのにチト難しいので、ここから入ると比較的スムーズに行けるかも。
それでも英語全然だめだから困難極めたけど。
http://www.iejima.com/knowledge/ecmwf/
昨日までの予報では、九州にかなり接近して北東に反転するコースだったが、今朝確認したらなんと九州直撃のコースに変わっているではないか。
しかもかなりの勢力を保ったまま。
船ひっくり返らんよう、しっかり対策せねば。