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せいゆう丸釣行記
今日の予報では1.5mでうねりを伴うとのことで、ひょとしたら出漁できるかもと期待していたが、昨日の夕方に確認したところ避難港なもので漁船が全船入港してきていて、出も入りもできない状態。
休漁し始めて4週目を迎えようとしておりますが、どうにもこうにもならないのであります。
今日は娘の車の整備関係をした後、やっぱり内海に向かったのだが、写真の通り台風の影響が既に来ておりました。
無理して出なくて良かったのであります。出られなかったけど・・・。
今日は温泉卵の作り方を。
常温に戻した玉子を準備。沢山の水が入ったお鍋を加熱して68℃に上げて、玉子を投入。
きっちり68℃を保って18分。
粗熱を流水で取って終わり。
温度計さえあれば絶対できますよ。
今日もネタ切れを補うため、料理のお話を。
自分は結構凝り性でして、業務用の調理器をいろいろ保有しております。
そのひとつがこの写真と同じ方の縦型ミキサーでして、パン・マヨネーズなどを作るのに欠かせない器具であります。
そこでマヨネーズのレシピを公開いたします。
マヨネーズのレシピ
1. 卵黄 10個分 マスタード 30g 塩50g 砂糖50g ミツカン酢(普通の)250cc サラダ油 3000cc(夏場は冷蔵庫で冷やしておく)
2. 卵黄に酢を入れて縦型ミキサーにホイッパーを装着して、中速で攪拌してよく混ぜる。
3. よく混ざったら、塩・マスタードを入れて中速でよく混ぜる。この順序を間違えると失敗します。
4. 高速で攪拌し、少しずつサラダ油を入れていく。
5. およそ10分くらいで入れ終わると、たいそう美味しいマヨネーズが出来上がります。
自分で作るマヨネーズを食べちゃうと、市販のが食べられなくなりますね。
今日も雨・・・。
雨が振り込むので窓を閉めていても寒いくらい、気温が低いのであります。
農作物の被害は大きいんじゃないかな?
GPV 気象予報やヨーロッパ中期予報見ると、両方共台風12号が26日前後に九州に接近もしくは上陸の予報を出しておられるので、多分今月の出漁はないでありましょう。
出られるとしても月末の1日か2日程度で、今のように高気圧の張り出しが弱ければさらに伸びるかもね。
いつもポジティブに物事考える自分でありますが、今のような状態が続くとさすがに滅入ってきますね。
思い起こせば梅雨に入って晴れの日はほとんどなく、幸いにも梅雨の前半から中盤は雨が降っても海は凪ぎの日が多かったから出漁できる日が多かったのですが、今月の5日からずっと台風の影響を受けっぱなしで海は時化の状態が続いております。
過去にもこれに似た年がありましたが、それでも合間〃に数日出漁できた日があったもので、ここまで徹底的に連続して漁に出られないのは記憶にない。
「異常気象」 という言葉をあまり口にしない自分でありますが、さすがにここまで来るとついポロっと出てしまいそうです。
さて、お魚釣りに関するネタが切れてきたので、チト変わった野趣溢れる男子料理のレシピを公開いたします。
最初に紹介するのはベーコン作りであります。
自分で作った時の写真ではないのでイメージでご覧ください。
ベーコンと言えばキャンプしたり野山大好きな男子が、なんとなくチャレンジしてみたいお料理の一つではなかろうか?
ところが市販されているベーコンは全てモドキの品でありまして、薬品で目一杯カサを増やしてプラスチック化しているのを皆さんご存知でしょうかね?
自分が幼少の頃(50年くらい前)は福岡で生活しておりましたが、その当時食べて記憶に残る食べ物の一つにベーコンがありまして、長いことその味を追い求めておりました。
ところがその味に出会うどころか、その味からどんどん遠ざかっていくばかりで、いつの頃かその不思議を探求するようになったのであります。
最近ではインターネットで色んな情報が当たり前に手に入れられる良き時代になりましたが、ついこの前まではこの手の情報を得るには、その手の本を本屋で探すことしかありませんでした。
レシピ公開の前にベーコンの基礎知識。
現在市販されているベーコンは、「調味料と保存料と発色材とリン酸塩と燻液を、数百本・数千本の注射針で豚肉に注入(インジェクション)した食品」 なのであります。
つまり燻煙されて作られたものではなく、工場で注射針で液を注入して加熱して瞬時に作り上げる、「工業製品」 なのであります。
発色材は亜硝酸ナトリウムが主に使われておりまして、ボツリヌス菌の増殖を抑える役目がある一方、劇物で発がん性の指摘もあるようです。ワインにも当たり前に入ってますが。
増量剤としてポリリン酸ナトリウムがよく使われますが、これはタンパク質と結びついて結着し安定化させ食感を良くすると同時に、増量のための薬剤であります。
ハム・ソーセージ類には必ず使われておりますが、肉だけでなく大豆タンパクも注入してさらに増量をはかっているようです。
普通豚のバラ肉は厚みが3cmから4cm程度ですが、工場で作られたベーコンは概ね倍くらいの厚みになってますので、増量剤と大豆タンパクでお肉のコストをかなり抑えているようです。
燻液はどこかの工場で作られたものかは知りませんが、まあ煙を水に溶かしたものなんでしょうね。
そんな感じで一気に作り上げられた工業製品なわけですから、昔の旨さがするわけないですよね。
旨みは調味料で上手くコントロールされてますが、下手にポリリン酸塩でタンパク質を結着させてるから、なんかプラスチック製品を食べてる感じが自分はいたします。
自分のレシピを公開します。
1. ソミュール液を作る。
水 1000g 塩 100g 砂糖50g 蓋のある大きめのタッパーこれらを溶かして冷蔵庫でキンキンに冷やしておく。
2. 豚バラの準備
出来るだけ新鮮な豚バラ肉を準備して、適当な大きさに切って 1のソミュール液に漬け込み、冷蔵庫で2~3日寝かせる。
3. 加熱
ソミュール液ごと鍋に取り出し火をかけ、70℃まで上昇させ、その温度を保ったまま1時間加熱する。温度計とにらめっこして間違いなくキープする。(ここ凄く大事)
4. 乾燥
ザルに肉をあけて扇風機をかけて出来るだけ表面を乾燥させる。この工程があるから作るのは冬が良い。
5. 燻煙
どんな容器でも良いが、自分はトタン製の大きなアメリカ製の蓋付ゴミペールを使ってます。ハンズマンあたりで固形の燻煙材を買ってきて、一切加熱せず4時間以上を蓋したまま豪勢に煙を立てて燻煙する。冬場だったら煙が消えてもそのまま半日放置しておく。
6. 寝し
出来たばかりのベーコンは煙臭くて食べられたものじゃない。テレビ番組で燻煙し終わったベーコンを食べて 「美味しい!」 とコメントあったら、まったくの嘘であります。
臭くて〃とても喉を通らないのでありますが、新聞紙にくるんで(これ大事)冷蔵庫に1日寝かせると、嘘のように旨くなります。
ただしかあちゃんに冷蔵庫の中が煙臭くなることを事前に了解しておかないと、必ず怒られます。
7. 完成
これで完成なのですが、意外なほど色は付いてないし、自分達が普段食べているベーコンとはまるで見た目の違う煮豚のような物ですが、まあ食べてごらんよ。これがベーコンなのです。
今の時期に作るのはあまり勧めませんが、肉1kg程度やってみてみると良いかもしれませんね。
コショウ・オールスパイス・ナツメグ・シナモンなどは最初は一切使わず、塩と砂糖だけでチャレンジすることをお勧めします。
慣れたらあとはお好みで。
退屈ってのはあんまり良くないですねえ。
張りが無いっつうか、心躍らんと言いましょうか、体も心もだらしくなりすなあ。
「よし、牡蠣取りしてみよう!」
内海へ移動途中の堀切峠からの写真ですが、南からの風と波でもうめちゃくちゃなんですが、綺麗な黒潮の上りが入ってました。
今はイサキの放卵が始まる時期で、年間で一番太ってて旨くて良く釣れる時期なのですが、極めて残念であります。
去年も今頃行くたび爆釣させていましたので、この天気が恨めしいですね。
上りが早すぎたら潟で1kgオーバーのイサキを狙えるので、ボウズが無いのもこの時期ですね。
前回、船の座らせ方を間違えて反対側に倒してしまった失敗を思い出し、今回は船尾を陸側に向けイカリを打って干潮を待つことに。
首尾よく左舷側に傾いてくれて、干潮になるのを待って船底をゴシゴシ。
うまくお掃除ができました。
しばらく波が高い日が続くようなので、ベーコン・パン焼きなど、男子が好きそうなお料理レシピを明日から掲載します。
はい、台風11号はうまいことそれてくれました。
そして、西風がビュンビュン吹きました。
さらに、梅雨明けもしました。
それなのに何故波が高いんだあああ!
今朝5時前の堀切峠からのお写真であります。
念のため待機してもらって、確認のうえ出漁するかどうかを連絡することにしておりましたが、残念ながら北東から尖ったまずい波が押し寄せてきていて、苦渋の選択をすることになりました。
多分出られたとしても、かなり揺さぶられて楽しくないでしょうなあ。
しかも2.5mになるとの予報なもので、断念せざるを得ませんでした。
台風12号が来週末にはお越しになる予報もあり、こりゃ今月は全滅かもね。
一生懸命お仕事して、リフレッシュを楽しみにされておられる方も多いはず。
気の毒でありますが、如何ともしがたいのであります。
ところで、そろそろ我が家のメルケル首相(かあちゃん)に、財政出動のお願いをせんといかんなあ。ああ怖い。