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せいゆう丸釣行記
今日は以前ご同乗いただいたKさんとの釣行になりました。
Kさんは8月の末にお出で頂いたのですが、その時は潮が完全に止まっていたためか全く振るわず、アジの大きいのを釣ることができませんでした。
今回はなんとかその時のリベンジで、大きいサイズのアジを釣ってもらいたいと考えておりましたが、昨日の貧漁からするとあまり期待ができない。
出港予定時間は午前6時30分でありましたが、Kさん気合が入っていて20分前には到着。
支度をして早速出港。
最初はタンク前に向かってキリキリパーを引きながら走らせましたが、タンク前の漁礁にはこれといった反応がないのでパス。
すぐさまイルカ沖に向きを変え、キリキリパーしながら20分くらいで到着しましたが、サゴシはノーヒット。
途中はなかなかの下り潮を感じていましたが、野島沖くらいから潮が止まっているのを感じ、イルカ沖でアンカーをいれるとやはり潮が止まっている。
でも昨日より魚影がありしかも活性が高い感じがする。
Kさんは移動中に仕掛けを作っておられて、船が安定すると同時に仕掛けをイン。
自分も負けじと仕掛けを作っている最中に、何となく船首の方からビチビチとした魚が甲板をたたくような音が・・・。
「Kさん何か釣れました?」
「はい、25cm位の良型のアジがきましたよ。」
冷静なお声で、そうお答えいただきました。
焦ったせいゆう丸船長は、慌てて仕掛けを作ろうとするが動揺は隠せず何となく手がおぼつかない。
立て続けに4~5匹のデカアジをゲットしましたが、入れ食いモードになることはありませんでした。
群れが大きくないのか爆釣には程遠いのですが、コンスタントにゆっくり釣れ続け、大マサバも含めてノルマ達成となりました。
午前9時30分には当たりも遠のいてきたので、かなり早い上がりとなりましたが、Kさんもおおきなうねりに少し気分が悪くなったのを機に、帰港しました。
Kさんには「これだけ釣れれば十分です」、と言っていただき、「大満足です」の言葉を聞いたときは本当に安堵いたしました。
せいゆう丸が帰港するのと入れ替わって先輩漁友のMI氏が同じ場所に着けられましたが、その後状況を聞いてみると全く釣れないとのこと。
たまたまかもしれませんが、今日は早起きは3文の得でありました。
Kさん、今日はうねりが高い中お疲れ様でした。
新鮮なお魚を食べたくなったら、またお出でくださいね。
お待ちしております。
今日の波高は1.5mのち2.0m うねりを伴うとのこと。
一昨日からどうも北風が強く、うねりと風波がいやらしい。
午前6時40分頃出港して、キリキリパーをしながらタンク前に移動。
サゴシが1匹ヒットしたものの、後が続かない。
タンク前は魚影がほとんどなく、イルカ沖に移動するがいつもと様子が何となく違っておりました。
風はほぼ北から吹くのですが、上りの潮が来ているためか、あまり船が流されず移動しない。
風と潮の力が拮抗するとこんな具合になるのですが、非常に釣りづらくなります。
場所が安定しなかったり、場合によってはアンカーロープが船の真下に来てロープを釣ってしまうこともあります。
案の定船がフラフラして定まらず、なぜか今日はお魚姿が見えません。
結局写真のように、イサキ アジ マサバ サゴシ 子サバが釣れただけで、残念賞の貧漁でありました。
でもそれぞれのサイズが大きいので少しは救われました。
よっちゃん広場に出品することにします。
宮崎県南部に強風波浪注意報が発令されたため、内海には向かわず日向の梶木港に向かうことにしました。
日向に着いたのは午前7時前で、すっかり明るくなった頃でありました。
D131ディーゼルエンジンの冷却水がうまく上がらず、水温ブザーが鳴りっぱなしだったので、まずはエンジンルームに潜り込んでラバーホースの緩みなどないかを点検。
異常ないので海水こし器をばらして詰まりがないか点検するが、特におかしくない。
次にインペラケースを分解しようかと思いましたが、「待てよ、海水こし器と海水取り入れ口をつなぐラバーホースの中がが詰まっているんじゃないよね?」、と一応疑って圧をかけて逆流させると、ゴミがわんさと海中に漂い始めた。
ゴミを拾ってよく見ると、竹の葉っぱが腐ったような細かいゴミでありまして、長年ホースの中に御滞在されていたようであります。
近いうちに船を上架して、海水取り入れ口のメッシュ部を確認したいと思います。
さて小一時間修理を行い、ホース類のバンド締めつけを再度実施しエンジンをかけると、勢いよく冷却海水が排出され無事完了。
支度を整え門川の湾内に船を進める。
ところが今日は北風がものすごく強くて、白波があたり一面に跳ねている。
昨日はサゴシのナブラを見つけてキリキリパーをしたのだが、今日はサゴシがどこにいるのか全然わからない。
一回だけあたりがあり急いで回収すると、上がってきたのは写真のデカエソでありました。
エソは練り物の最高の材料でして、かあちゃんに揚げ身を作ってもらうためキープ。
その後あちこちするけどまったくヒットしないので、今日は諦めて帰港することにしました。
明日は波高が1.5メートルになるので、内海のタンク前から攻めてみたいと思います。
昨日(22日)は、低気圧と前線の通過するとの天気予報を信じて、日向でサゴシとキスを釣ることにしました。
自分は塩路の「よっちゃん広場」以外にも、佐土原の生産者直売のお店にもお魚を出品しておりますが、まあ出てるは出てるは、自分以外の生産者の出してるアジの量が半端じゃない。
宮崎沖で漁をなさってる漁師さん達も出品されているのですが、一昨日あたりから釣れ始めたようで、その量がもんのすごいのであります。
「こりゃ売れんわ・・・」
新聞の市場市況を見てみても全体的に暴落していて、今頃市場に出すと、いくら大量に釣っても売上があまり上がらないことになりますね。
今年の長かった台風の季節がようやく過ぎ去り、お魚さんも次第に落ち着いて釣れてきたのは良いのですが、釣れすぎるとこんなことになっちゃう。
自然相手の仕事は、なかなか平準に事を進ませてくれないもので、このあたりに頭を使わないといつまでたってもボヤくしかありませんよね。
さて、お店への配達業務を終えて日向に向かったのが午前9時過ぎ。
11時前に日向に到着し、釣具屋さんでキスの餌を買うついでに、サゴシの情報を聞いてみると、店主さんいわく、「今年はサゴシが異常発生しているらしいですよ」。
お魚に異常発生はないだろうけど、ともかく結構湾内でジギングで釣れているらしい。
昨日内海沖でもかなり広範囲でサゴシのなぶらを確認できましたので、今のところサゴシが多いのは間違いなさそうであります。
港を出て水深14メートルの地点からキリキリパーを投入し、日向で初のサゴシ漁を開始。
ところが一応整備したD131エンジンにまた問題が発生し、なぜか水温が高く排気口から湯気がかなり登る。
インペラ交換しているので冷却水は揚がっているはずなのだが、どうしたわけか熱交換器がかなり熱くなっている。
ちぎれとんだインペラの破片が熱交換器のパイプに詰まっているのかわかりませんが、回転を上げるとけたたましく水温ウオーニングのブザーが鳴り響く。
また問題発生でやれやれでございます。
あらためてエンジンばらしをやらなければいけません。
低回転ではその症状が出ないので、低回転で沖に向かい引っ張りを続けるけどアタリがありません。
ターンして乙島に船を進め、水深13メートル地点にさしかかった時初めてのアタックがあり、500g程度のサゴシをゲット。
その後何度もその辺りを探るけどそれっきり反応なし。
仕方なくキス釣りに変更し、仕掛けを入れてしばらく探るもこちらも反応なし。
「だめかなー」、と思っていたとき、200メートル沖にサゴシのナブラ発見。
急いで船をその方向に向かわせキリキリパーを投入すると、いきなり小さめのサゴシがアタック。
その後はナブラを見つけて、走って、投入してを繰り返し、結局7匹ゲットできました。
しかし残念なことに急に風が強くなり、また冷却水の温度がさらに上がり始めたので、漁をやめて帰港しました。
帰港する間ずっとブザーが鳴りっぱなしの状態でうるさいったらありゃしない。
でも日向・門川で初めてのサゴシを釣ることができ、満足のいく漁でありました。
それとサワラ(サゴシ)の行動が面白く、時間によって遊泳層をかなり変えるみたいでありまして、その習性を掴んでおくのがこの漁のコツであります。
今現在午前3時40分。
今日は内海に行くか、日向に向かうか考えあぐねております。
夜明け頃内海に行って波を確認して決めることにいたします。
サゴシの写真は、かあちゃんが既に袋つめしていたので、ビニールに覆われたサゴシの500gものです。
今日は昨日の寝坊を反省して早めの起床。
ただ早めといっても、午前2時前の起床はあまりにも早すぎた。
もう一度眠るのも無理と判断し、18日と19日の釣行状況をせいゆう丸のホームページに書き込み終了するもまだ午前4時前。
あまりにも夜明けが待ち遠しい。
そんなこんなしているうちにシャレ男に乗り込み、内海港に着いたがまだ暗い。
こんな時は母船の黒潮丸のキャビンで布団にくるまり寝るのが一番。
うつらうつらと黒潮丸で仮眠とっていると、夜明けの光が目に飛び込み、「さあ、起きるかな」。
いつもより30分早い午前6時の出港で、最初に向かったのはタンク前漁礁でしたが、向かう間の船速に変化がないので潮があまり動いていないことが読み取れる。
しかしながらタンク前に到着すると、南側になんとなくぽやぽやとした微妙な反応が出ていて、かなり良さそうな感触でありましたが、昨日のイルカ前での食いっ気を思い出すとやはりイルカに向かわざるを得ない。
イルカ前の38mに到着すると明確な船の流れが掴めず、とりあえあずイカリを打ってみましたが、目的のポイントに船を付けることができずにイライラしていたとこに、先輩漁友のMA氏がいつもより早めに来られて、ドンピシャの場所に付けれられた。
「さすがやなー」、と思いつつ様子を見ていると早速竿が曲がっている。
ただ今日はアジの個体のサイズが全体的に小さめで、昨日・一昨日とかなり小さめのアジが多く、単価的にちょっと厳しそう。
というのも台風が去り、ようやく魚が釣れ始めたのは良いのですが、釣れる量が多すぎるのでしょうか、宮崎市場の単価が滅茶苦茶安いそうで、青アジや小さめのサバなどは引き取らないことがあるそうです。
周りを見渡すと、釣り師が釣れたサバ子をポイポイ捨てる光景を目にする。
でも自分はお客様にお店を介して直接販売しておりますので、アジ子だろうがサバ子だろうが何でも販売できますので、大事に大事に持ち帰るのであります。
それはさておき、今日は何となく活性が低いのかあまりサビキに飛びついて来ないし、午前10時頃になるとイルカ前は何雙ものボートでひしめき合うことになり、風や潮の変化でこまめにイカリを打ち替えることもままならなくなりました。
そこでイルカを諦め移動を決意したのでありますが、今朝方目にしたタンク前のぽやぽやが忘れられず、あちこちした後タンク前の南側50メートルにせいゆう丸を付けて仕掛けを投入。
しかしながらその頃(11時頃だったかな?)から南風が激しくなり、ぐらぐらと横揺れの激しいせいゆう丸で頑張って撒き餌を撒いているとポツリポツリと釣れ始め、結局タンク前漁礁のおかげでノルマ達成することができました。
タンク前はここのところずっと無反応でありましたが、ようやくお魚が付いてきたのでしょうかね。
12月まで、ヒラメ・カンパチ・サワラなど高級食材が集まる素晴らしい漁場であります。
ああそういえば、今日サゴシがサビキとキリキリパーで釣れました。
イルカ沖では無数のナブラができていて、そのほとんどがサゴシの狩りの現場であろうと思われましたが、半年ぶりのサゴシのお姿にちょっと感動いたしました。
前線の通過のため明日は内海沖は無理と思われ、日向のお船でサゴシキリキリパーとキス釣りをしてきます。
結果はまたご報告いたします。