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せいゆう丸釣行記
昨日は凡そ10日振りの沖の行きだったので状況がさっぱり分からず、手前から探してみることにしました。
釣友のSI氏の横に着けさせてもらったがまるで釣れなくて、しばらく粘ってたものの我慢しきれず離脱して南方面を探してみることに。
ところがどこに行ってもとりあえず反応はあるものの、食い気が無いのか全然釣れなくて、SI氏にその後の状況を聞いてみると、「せいゆう丸が来た途端喰いが止まり、離れた途端に喰い始めましたわよ!」だってさ。(笑)
てなことで午後には南風が強くなるし、干潮で港に入れなくなるため最初の場所に戻ったものの、漁船タイプのデカイ船がドデーンと陣取っておられてポイントに入れなかったし、しばらくして居なくなってお気に入りのポイントに付けられて釣れだしたと思ったら入港限度時間になってしまい、泣く泣く帰港いたしました。
でもあと10分粘ってたら潮が下がって、入港は不可能になっておりました。
あぶない、危ないでありました。
極貧漁の写真は撮ったけど、車の中にカメラを置き忘れたみたいなので、明日アップしますわ。
とにかくトコトン間が悪すぎた1日ではありましたが、お昼前には4号ハリスの天秤に10kgくらいのブリが喰ってきて、およそ20分位の格闘の末タモですくえるところまで来たけど、余力を残してたのか船の周りをグルグル回り、タモを見て驚いたのか急潜行して「プッツン」でありました。
でもまあ、タモに入ったとしても身体の半分も入らず、取り込めなかったでしょうよ。
小物釣り専門のせいゆう丸には、身の丈に合わないデカ過ぎた魚が掛かってしまったということでしょうかね。(笑)
ということで今日もおふくろをデイサービスに連れて行った後に沖に出てみますが、間の悪さの原因はここにあるのかも知れませんなあ。
昨日の西風はスパコン予想とおりに非常に強かったですねえ。
親の面倒見から束の間解放されて、久しぶりに何も心配することなく港で整備をしちょりました。
早朝はさほどではなかったものの次第に西風が吹き始め、後ろのワシントニアパームの葉っぱがザーザーと音を立ててたなびいておりました。
「出なくて良かったわー」 でありました。
帰りに堀切峠下を見てみると5~6隻のプレジャーボートがたむろしてたので、行き場がなくて仕方なく潟に集まってきたのでしょうよ。
さてと現在午前5時過ぎで、今から親宅に行っておふくろをデイサービスに連れて行き、その足で内海に向かいお刺身捕まえに行きますが、また介護の世界に戻らねばならなくて、次の土日が待ち遠しい生活になりますなあ。
なんか長年過ごしたサラリー時代のように、土日が待ち遠しくてたまらない生活が完全に蘇った感じがしますがね。(笑)
親の介護のため、田野の親宅に寝泊まりし始めて2ヶ月半経過しました。
デイサービスに行ってる間は自分のことができるけど、その他の時間は気が許せないのでなんとも疲れてしまいます。
親父が退院して1ヶ月以上になりまして、そろそろ動いてもらわねばならないから、自分は土日に我が家に帰って両親二人で生活してもらうようにしました。
気になるところはあるものの、見てなきゃそれなりにやってくれるであろうことを祈りながら、明日の朝早く親宅に向かいおふくろをデイサービスに連れて行き、その足で内海に向かってお刺身捕まえに行く予定です。
明日から3日くらいは出られそうですが、台風2号の影響で週末はかなりの高波が出そうにあります。
2月からこっちの強風続きだったり、早くも台風の影響を受けたりと、気象変動が現実のものとなってるのをひしひしとかんじております。
お休み続きでしんどいけど、どうにか踏ん張って生活していかないといけませんねえ。
「ニコイチ」と言うのは、使えない2つのジャンク品の良いところだけを合体して、1つの使える品物に仕上げることなんでして、自分のようなしみったれで物好きな人間がよくやる手法であります。
これとは逆に、1つの使えない品を加工して、2つの使える品物に変えることを「イチコニ」と呼ぶのか「逆ニコイチ」というのかは知らないが、昨日はそのような作業をしておりました。
実は以前お知り合いを通じて専門の鉄工所さんに作ってもらった瀬イカリなんですが、こちらから正確な寸法を伝えてなかった関係で長すぎ大きすぎでありまして、黄金の瀬で使うにはチョイとデカすぎで倉庫の場所取り状態になっておりました。
以前から「どぎゃんかせんといかん」と思ってましたが、鉄工所の真似事してるうちになんとなく出来ちゃいました。
それがこれですわ。
一番下のイカリを分解切断し溶接して、上2個のイカリを作っちゃいました。
結果だけを見ると簡単そうに思えるでしょうが、鉄工の素人がやってみるとそりゃ大変でしたわ。(笑)
切断は、昨日のブログの通りディスクグラインダースタンドのおかげでどうにかなったけど、次なる問題は知人から頂いた家庭用の溶接機で上手く溶接出来るかでありました。
これが家庭用アーク溶接機のスズキッドレッドゴー120という代物なんですが、単相200vに対応してるから結構アークパワーがありますわ。
大変だったのが、パワーを上げすぎると家の配電盤のブレーカーが落ちちゃうことで、最適な位置を見つけるまで何度家に上がってブレーカーを復旧したことか。
でもまあ、やってるうちに何となくコツを覚えて、理想の大きさの瀬イカリを作ることが出来ましたわい。
黄金の瀬みたいな荒い沖の瀬ではイカリを失くす頻度が高く、イサキのシーズンには下手すると5個くらい棄ててしまいますが、チェーン及びロープも含めると10万円以上の損失が生じるので、貧乏である自分にとっては切実な問題なんですなあ。
とりあえず瀬イカリくらい自分で作れるようになったので安心しましたが、素材が生鉄だけにすぐに錆びて船が赤錆で汚れちまうので、神経質なお方にはこんなこと向かないでしょうなあ。
お金に心配ないお方は、ステンレス製のイカリとチェーンをオススメしますわよ。
さてと今日は大雨になるみたいで、明日も西風が強く吹くらしいので今日・明日もお休みしますわ。
潟に張り付いて釣りをしても釣れないから、あえて出ないことにしました。
機械関係は一応できるものの、鉄工関連の仕事はなんとなく苦手意識があってかチャレンジしたことがなかった。
ディスクグラインダーは音がけたたましくて何か怖いし、アーク溶接は感電や紫外線で目をやられそうで怖くて、正直なところずっと避けてました。
よって不便に感じることが多かったのですが、最近のお休み続きの時間を活用して一念発起チャレンジしてみることにしました。
きっかけになったのがこれ。
今までその存在を全然知らなんだが、ディスクグラインダースタンドという品でございます。
ディスクグラインダーは、切る・削る・磨くが出来る便利な電動工具なんだけど、とにかく「ギャイーーン」とけたたましい音が出るのと、下手すると暴れたり刃が飛んできたりして大怪我してしまうので、あまり使いたくありませんでした。
ところが世の中には便利な品を考える人が居るもので、ディスクグラインダーをしっかり固定するスタンドを考案して販売してたのですなあ。
これだと手にディスクグラインダーを持って切ったり削ったりする必要がなくなるから、極めて安全で速く作業が進みますわな。
これはイカリの爪の10ミリの鉄筋をカットしようとしてる写真ですが、あっさりと簡単に切断出来てしまいましたがな!
ディスクグラインダーを手に持ってカット出来る鉄筋の太さはここまでで、それでも鉄筋を回しながらカットしなくちゃならないので時間が随分かかるうえ、音と振動と怖さでビビりながらの作業だから嫌でたまらない。
でもこのスタンドを使っての作業だと、何本でも切りたくなるから不思議ですがね。(笑)
そしてそして、大胆にもイカリの胴の部分の直径35ミリのぶっとい鉄棒のカットにチャレンジしてみましたが、時間はかかったものの見事にカットに成功しましたわ。
カットの断面が汚いのはご愛嬌ということですが、鉄棒を回転しながら切るから角度の誤差でこうなるみたいです。
でも手持ちのグラインダーでこんな太い鉄の棒をカットしようなど100年経っても思わないだろうから、自分にとっては大きな前進でありました。
次は溶接にチャレンジしてみましょうかね。
さあて今日は随分悩んだけど、風は出ないもののお天気が悪い方向に向いつつあり、波の高さが2メートルになるらしいので、あえて出ないことにしました。
がっかりされたでしょうが、次回までお待ちくださいな。