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せいゆう丸釣行記
「トランプの最後っ屁」 という面白いワードがあったので見てみたら、大統領を退任する前にあれこれしでかしたことを言うそうな。
自身2度目の弾劾の対象となった連邦議会乱入をツイッターで煽ったことや、身内を含めた大量の恩赦連発などがそうみたいだが、中には結構立派な最後っ屁もあったげな。
一つ目はウイグル族などの少数民族を大量虐殺(ジェノサイド)したと認定したこと。
二つ目は台湾への圧力を停止することをバイデン政権に渡したこと。
極端に中国嫌いだったトランプさんらしい最後っ屁と言えるけど、民主主義国家が連携して中国共産党の脅威に対処する道筋をつけたことは評価に値すると思いますがね。
台湾と尖閣をセットで奪いに来るのではないかというまことしやかな予見もある中、先日岸防衛大臣とオースティン米国防長官とが電話会談して、尖閣諸島への安全保障条約適用をお互いに確認したらしいので、ひとまず安心ということになりますわな。
プーチンさんにしても習近平さんにしても絶対帝王ともなると欲が無限に膨らむ一方、国民の不満がマグマのように高まり、いつかは収集がつかなくなる事態になるのもゼロでは無さそうだ。
ナワリヌイ氏の毒殺を失敗したプーチンさん家では反体制派のデモが各地で相次ぎ、3000人を超える人々が拘束されたとの情報を聞きますと、 「そろそろ」 かな?って気がしますがね。
さあてそんなことはどうでも、今週は土日あたり何とかなる程度で全滅のようにありますわい。
今やれることをするしかないのだけど、海を相手にするお仕事はどうにもなりませんねえ。(笑)
昨日は午前中はずっと雨模様だったので、海に浮かぶ書斎でゆっくりと読書や情報収集しておりました。
そんな中に目に止まったのがお隣の国の1800トンクラスの最新鋭大型潜水艦が日本海で故障して航行不能になり、タグボートで曳航されて自国の港に連れ戻されたというお話しでありました。
沖で船に乗ってて、何らかの原因で航行不能になった時は非常に焦るし、どうやって復旧すればよいか分からなければ結局 「助けてー!」 ということになる訳でありまして、曳航して救助してくれる仲間が居ればことなきを得るけど、居なかったら海保のお世話になり後で大変面倒な思いをしなくてはならない。
けれど漂流して命の危険にさらされるよりは絶対にマシなんだが、自分も何度か経験してるから分かるけど、曳航されて港に入ってきた時の小っ恥ずかしさといったら例えようもないくらいの惨めな思いになりますがね。
プレジャーボートですらそんな思いをする訳だから、国の期待を背負って極秘に海の中で軍事行動を行うべく出港した最新鋭の潜水艦が、浮上した状態でタグボートに引かれてすごすごと帰還してきた時の艦長さんの心中は如何ばかりであったでしょうかねえ。(笑)
最近お隣さんのマスコミが、 「日本の潜水艦の能力を超えた!」 と、例によって胸を張り日本に勝ったと主張して報道したばかりだったので、推進系のトラブルで動かなくなったなんて実に恥ずかしかったでしょうよ。
でもねえ、北の国に対する防衛目的であれば潜水艦などあまり必要とされてないらしいから、多分仮想敵国を日本と定めての潜水艦開発だと専門家は指摘してるらしく、世界のトップレベルにあるとされる海上自衛隊の 「そうりゅう」 型の潜水艦を意識して建造を急いでいるそうな。
核を動力とする潜水艦ではないから。大気を使わず低速度ではあるが潜り続けて長距離航行できる非大気依存 「AIP潜水艦」 に分類される船らしいけど、日本の海上自衛隊が開発した 「そうりゅう」 型の潜水艦は一般にあまり知られてないけどその分野では世界一の性能を有するらしいよ。
詳しくは知らないけど海洋国家である日本の技術の粋を集めているとのことですわ。
ただ、お隣さんのように政府やメディアが胸を張って世界に自慢をひけらかすことでは無いと思いますけどねえ。
ところで海の状況ですが、昨日港からの帰りに堀切峠から日向灘を見下ろしますと、もうほとんど台風の時のような状態でしたわ。
今週は北風・東風・南風と日替わりに強烈に吹くので、波の高さが3mの日が続きそうです。
今週の土曜日あたりに出られるかどうかみたいですわよ。
そろそろ確定申告の準備しなくちゃと思ってたので、丁度良いお休みの時間となりそうです。
昨日は孫娘の絵本読み聞かせと、両方の親のヘルパーさんをしてました。
高齢になり、しかも認知症となると後片付けが苦手になるみたいで、床の掃除機掛けが出来なくなるので訪問した時は必ずするようにしてます。
それでも親たちはどうにかこうにかして自活してくれてるからありがたいけど、いつかは出来なくなる日が訪れるのであろう。
その日のために今のうちにやれることがあるはずなので、ご意見を伺いながら考えたいと思いますねぇ。
今日は完全休養日にして、海に浮かぶ書斎で読書したりしてゆっくり過ごすことにしますわよ。
そもそも自分はお魚を探し出すのが好きな質(たち)なんでして、自分では竿を出すことはしないけど他のお方に仕掛けを入れてもらい、獲物を巻き上げる電動リールの苦しそうな音を聞くのを喜びとしております。
そんなことだから、去年の秋からこちらにかけて内海界隈にお魚が一切居なくなってしまって非常に苦しい展開となっております。
探しても探してもお魚がどこにも居ない訳だから、釣りガイドの仕事にならないのは当然のことながら、探したいけど無駄と分かっていることが自分にとってストレスの種になりますがね。
そんなことで昨日もほとんど動くことなく 「待ち」 の釣りを強いられてましたが、幸いなことに朝のうちだけ下の潮が上ってくれてて、パラパラとデカアジが喰ってきてくれたものの、9時過ぎからは潮がパッタリと止まりほとんど釣れませんでした。
大きなアジは40cmを超えていて、夫婦2人ではとても食べきれない大きさですわよ。
今までのように、どこかにお魚が居るのだったら躊躇せず探し回るのだけど、今は時間の無駄と分かっているからじっとしてなくちゃいけないのが本当に辛いのですわ。
さあて今日からしばらく荒天でお休みになりますので、ここ数年かあちゃんと遠出してなかったのでどこかにドライブでもしてきましょうかねえ。
昨日は風も吹かずお久し振りの凪ぎになりました。
ところが元々体調不良でいらしのか船酔いダウンさんが発生して、船首でそのまま昇天・絶命状態となられ、イカリ打ち換えがなかなか出来なんだ。(笑)
ピタリと位置を合わせたかったけど風向きがコロコロ変わって船があっちに行ったり戻ったりと不安定で、なかなか釣果に結びつきませんでした。
それでも1尾のサイズがいちいちデカかったから、食べるには十分な量になったと思いますわよ。
それにしてもお魚が全然戻って来ませんねえ。
内海周辺では昨年の秋以来、今までに経験したことのない絶不調が続いております。
こうなりますと、せいゆう丸に残された道は、廃業もしくはマキ・シャカ船への転向しかないかも?(笑)