釣倶楽部　せいゆう丸　

昨日の降水確率が前日の予報から大きく下がったので何も考えずに港を出たら、　「ゲゲ！何じゃこの波は」　でした。

前方を走っていた大きな延縄船の姿が波で見え隠れし始め、なんとなく躊躇しているような動きだったので嫌な予感がしてましたが、どうやら豊後水道からボワリと出てきた青北（北東からの季節風）の影響で尖った風波が押し寄せてきているみたいでした。

風はほとんど吹いていないのに尖った波がせいゆう丸を揺さぶり始めたので、極めて不本意でありましたがUターンして中止することにしました。

延縄船も沖に行くのを諦めたようで、せいゆう丸より先に港に戻っておりましたわ。

沖に出て海況が悪くて中止するのは一番したくない行為であるものの、昨日の場合は予測は困難でした。

どの気象予報を調べても　「波の高さは１ｍ」　と出てたし、風も極く弱い表現だったので、まさかあんな波が来てるとは思わなんだ。

漁友に電話で聞いてみたら、先発隊の情報を聞いて出なかったと言ってたので、それが正解だったでしょうよ。

メチャクチャ暑かったけど海はベタ凪ぎの季節も終わり、いよいよ青北に悩まされる季節が到来したみたいですねえ。

ということで昨日は急遽お休みになったし、今日も雨模様の予報でしたのでお休みしました。

数えてみるとこの１ヶ月の間に沖に出られたのは２日程度でしたので、ほぼ破産状態に陥ってしまいそうですわい。（笑）

でもまあ、気温が下がってきて次第に意欲が湧いて来たので、積もりに積もった修理や整備などを存分に出来る環境になってきたから、そちらのほうに精を出すことにしますわね。　

そんでもって今日は両親がイセエビを食べたいと言ってるので、日南方面に下ってお買い物に連れて行く予定になっております。

台風１０号の大シケでお魚が全く居なくなってたけど、そろそろ戻ってきてるかもと思い昨日出てみたけど、まだまだ戻ってきてませんでしたわ。

奇跡的に沖の亀瀬の一箇所でチョイとした群れを見つけてほんの一瞬釣れたけど、潮が変わったらすぐに居なくなってしまい、雨が降り出したので午前中に早上がりしました。

台風のダメージはまだ尾を引きそうな感じですが、こればっかりは待つしか方法は無いので、気長に待つことにしましょうかね。

昨日の朝一で港に行ってみたが、予報通り南の風が出てて、早くも海面が波でギザギザしてました。

土曜日はサラリー諸氏が一週間のお仕事を終えて釣りを楽しみにされてるのは分かっているけど、あの海況を見たら前日にお休みを決めてたのは正解だったと思いましたね。

昔の言葉に　「土方殺すにゃ刃物は要らぬ。雨の３日も降れば良い。」　というのがありますが、土方を漁師に置き換えても意味は通じると思いますけど、台風と悪天候続きで３日どころかもう一ヶ月近くお休みが続いております。

幸いなことに、近頃気温が徐々に下がってきたので修理や整備に時間を費やすことが出来るようになりましたので暇でたまらないということはありませんけど、ローコストで生活出来てる自分でも経済的に厳しくなってきますねえ。（笑）

ところで自民党の総裁選挙は明日と言ってましたっけ？

派閥で決めなさるから菅官房長官が総裁になるのだろうが、自分的に注目してるのは支配欲が異様に強い官邸官僚達をいかにうまく使うかってところかな？

人事をもって官僚達を震えさせ、忖度が上手な官僚組織にしたのは菅官房長官だったとの声が強いけど、果たしてどんな舵取りされるか興味のあるところですねえ。

おぼっちゃま育ちの安倍さんと、たたきあげの菅さんと、どんな違いを見せてくれるか実に楽しみなのであります。

おやおや、時計を見たら４時前になってしまったので、ボチボチ港に走ることにしましょうかねえ。

お魚が戻って来てくれてることを祈りながら、沖に出るとしましょう。

報道によると、８号・９号・１０号の台風三兄弟で、今後の北朝鮮の食糧事情が最悪のものになるらしいよ。

北朝鮮では年間６５０万トンの食料が必要らしいのだが、去年・一昨年も不作続きで５００万トンも確保できず、最近平壌でも食料の配給が滞りがちになってる中、今回の台風三兄弟の猛威で秋の収穫が激減すると予想され、市民の間では　「生きていけるのか？」　と、相当悲観的になってるげな。

そういえば北のおぼっちゃまが台風の後にどこかの農地に足を踏み入れて何やら直接指導（指図？）している動画を見たけど、あれっておぼっちゃまが　「こりゃ、かなりヤバイ！」　と思ってる現れなのかも知れませんなあ。

国連による一連の経済制裁も相当こたえてるとは思うけど、新コロナウイルスによって中国との国境を完全に封鎖して輸入が激減したところに台風三兄弟がやって来たものだから、そりゃ　「エライこっちゃ！」　になってるのだろうねえ。

イソップ物語の　「北風と太陽」　のように、北風の力（パワー）では旅人の上着を脱がすことが出来なかったが、太陽の暑さに耐えられなくなって旅人が上着を脱いだように、国際社会の力では崩壊させることが極めて困難な北朝鮮の体制が、疫病と台風という自然の力によってあっけなく崩壊するかも知れませんねえ。

そりゃまあ、人間とて生き物だから食べ物が無くなれば別のことを考えて別の行動を取るだろうから、自然な成り行きと言えそうですわな。

「どうせ死ぬなら、今まで散々苦しめてきた憎い奴を倒して死のう！」　てなことになるかもよ。（笑）

ところで話は変わるけど海水温が随分下がってきたみたいです。

日向灘沖は２７度の等温線に囲まれているから、そろそろお魚が活動出来る水温になってきたみたいだね。

特に台風三兄弟が通った東シナ海では一気に２４度台に下がってるから、台風にエネルギーを吸い取られたことが推察できますなあ。

明日は雨がひどく降らなければ、チョイと沖に出て様子を見てみようかと思います。、

多分何も釣れないと思いますけどねえ。（笑）

バカみたいに暑かった今年の夏も、９月も１０日頃になるとさすがに朝は涼しくなってきて、虫の音色も秋のものへと少し変わってまいりました。

そうなりますと俄然身体が活動的になりまして、昨日は夜明けから昼過ぎまで没頭してせいゆう丸の整備や修理をおこなっておりました。

１、船首のバウスプリットのガタの修理

２、各所に溜まったアカの排水

３、魚探の振動子（トランスデューサー）の交換

４、発電機のキャブレター分解掃除

５、ヤフオクで落札したＧＰＳのテスト

こんなことでお昼ご飯も食べずの活動となりましたが、これがあの地獄のような暑い最中ではとてもとても出来なかったですわ。

ところでヤフオクで破格値で落札したＧＰＳ本体ですけど、これがまた程度が素晴らしく良くて、せいゆう丸のＧＰＳの目的地とマークとかのデータを移してやれば、この先バリバリ動いてくれることでしょうよ。

気持ち的には大病しなければ向こう２０年はこのお仕事を続けるつもりなので、大事な大事なポイントデータの確保が必要不可欠なので、少しは安心して仕事を続けられそうですわい。（笑）

今朝の雷雨に象徴されるように、ここ数日は非常に不安定なお天気が続く見込みです。

昨日、何も知らずに１隻だけ出て行ったお船に夕方電話で釣果を聞いてみると、完全に坊主でひたすら餌だけ撒いているとのご返事でありまして、　「よくもそれまで長時間辛抱できるものだ」　とそちらのほうに感心してしまいますが、お魚が戻って来るにはまだまだ時間がかかりそうです。

せいゆう丸は、釣れる見込みがないと分かっている時にガイドは一切しませんので、そこのところはご理解くださいな。

さてと、今日はおふくろの巻き爪治療のため皮膚科の病院に連れて行く日なので、朝ごはん食べて田野の親宅に向かうことにしますわね。

スパコン予想だと週末のお天気もかなり怪しいので、多分お休みになると思いますわよ。

予定されてるお方は、今のうちに別のお遊びを考えておかれたほうが良いでしょうねえ。