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せいゆう丸釣行記
潮の関係で夕方5時に帰港しました。
そんなことで既に眠りについてる時間なのに、今やっとアルコールにありつきました。
従ってとりあえず写真だけアップします。
今日は釣行予定でありましたが、北風が吹いていたのでもしやと思い早めに内海に向かい堀切峠から波を確認すると、案の定北からの波と南からの波がぶつかって、もうグッチャグチャ状態でしたので急遽予定変更させてもらい、明日に相乗りをお願いしました。
そんなことで今日はマリントイレの設置をしてきましたが、なかなかグーでありました。
ナフコでピンクのカーテンや芳香剤やペーパーホルダーなんかを購入して、船に戻りゴソゴソ作業をしてきましたが、トイレのサイズとキャビンの前方のくぼみがジャストフィットして良い感じ。
目隠しのピンクのカーテンを取り付けると 「ええんじゃない」。
洗浄水の中にトイレ用の洗浄洗剤を混ぜてポンプを押すと、ニオイの良い洗浄液が綺麗に流してくれる。
「これ、ええんちゃう?」
トイレの上には換気のハッチがありますので、用を足しながらでも少し開けてもらえれば気にならないかも。
最後にスプレーをシュッとすると、香りで完璧に綺麗なおトイレ状態になりました。
写真撮るつもりでしたがカメラのバッテリーを忘れていたので、明日アップしますね。
男性・女性に限らず必要な時は遠慮なくお使いくださいませ。
スリッパ用意しますのでちょいと履き替えてもらえればありがたいです。
帰りがけ堀切峠から見た日向灘は、もうすぐそこまでに黒潮が来ておりまして、水温の高い上り潮が来ている模様。
明日凪ぎで風がなかったら近場でアジを確保したあと、黄金の瀬まで足を伸ばすかも。
昼間は大潮のド干潮で夕方にしか帰港できないので、ちょっと長丁場の釣りになるみたいです。
頑張ろっと。
昨日は地区の総会で議長を務めさせてもらいました。
300件近い大所帯の地区ですが出席者は4分の1程度で、あとは委任状でありまして、地域活動への意識が希薄なんかなあと思った次第です。
とりあえずつつがなく終わらせまして帰宅し、前日届いたマリントイレを開封しどんな物か見てみましたが 「これ、結構いいんじゃない?」って感じでありました。
海に排出するタイプのトイレを設置するには船体に穴を開けんといけないので抵抗ありますが、このタイプだと利用されるお客様も違和感なくお使いになられるかも?
結構ちゃんとできておりまして、使用後は洗浄水で流せるし、レバーを押し込むと完全に蓋ができ密閉度が高いのでニオイを気にすることもなさそうです。
上の写真は半分レバーを引いた状態で、使用するときは完全に引きます。
これがレバーです。
洗浄液を出すための手押しポンプです。
洗浄液の出口が2箇所あります。
写真は撮ってませんがキャビンにはカーテンがありますので、プライバシーは確保できますので安心してお使いになれますね。
汚物の処理は、帰港後こちらで海水ポンプとホースでジャブジャブ洗っちゃうので、何の心配もありません。
有るのと無いのとでは安心感が違うと思うので、船に持って行って設置したらまたご紹介します。
今日は大シケで漁には出られませんので、ゆっくり休養をいただいております。
今日は自分が住んでいる地区の総会でありまして、議長を拝命しているので漁をお休みしています。
夜が超苦手な自分でありますので、規約や資料に目を通す時間がありませんで、結局今から読まんといかんのであります。
いつでもそうだが切羽詰らんと動かないタイプでして、いつも大慌てで行動して何とか間に合わせることを長年続けております。
かあちゃんから、「その性格はどうにかならんかね?」 と、いつも言われるがどうにもならん。
人生80年とした場合、およそ4分の3は経過しているので、今更性格を直せと言われても無理な話であります。
どうせかあちゃんも、治せるわけ無いと思っているんだろうが・・・。
ご乗船頂いたお客様はそこのところ良くご理解のことと存じますが、自分は絵に書いたようなテキトーな人間でありまして、枠にハメられると拒絶反応をおこしてじんましんが出てしまうようなタイプであります。
タレントで高田純次って面白いキャラのおじさんがいますが、あんなジンベエを着て観光旅行をしているテキトーな感じがしっくりくるのであります。
ですからせいゆう丸のお仕事の中で決まりごとは「安全」だけで、他はかなりテキトーであります。
決まっているのは出港の時間だけで、何時までとか何時間とか関係ないのでありまして、自分の漁のノルマを達成した後はお客様に帰る時を決めてもらうようにしております。
波が立って危ない時は即座に中止して帰港しますが、凪ぎの時は気が済むまで釣り糸垂れてもらうようにしております。
早い話、時間の観念が無く、枠を持たないようにしているのです。
お勤めの方は特にそうだと思うが、日常時間に追われてキツイ思いをしていることが多いと思うので、せめて遊んでいる時くらい時間を気にすることなく楽しみたいんじゃないやろうか?
自分はキャビンのお布団の中でおねんねしているか、ケータイで釣行記をピコピコ打ってたりするので退屈ではなく、それなりに楽しいのであります。
「船長そろそろ帰りましょうか?」と、声をかけてもらえればよろしいのです。
暗くなってまでは、さすがに勘弁してもらいますがね。
さて昨日嬉しかったことが二つありまして、一つ目は写真の餌のホルダーのことなんですが、これってハンズマンで部品集めて作った自作の品なんですよ。
これを作成された方は2度目のご乗船だったのですが、前回来られた時に船べりの厚みを測っておられたのか、見事にピッタリの寸法できっちりハマっている。
しかも船に傷をつけないようにとクッション材を噛ませる気の使い様には、本当に嬉しかったなあ。
いい加減な自分はあちこち船に穴を空けまくっておりまして、こんな丁寧な扱いをしてもらうと逆にこちらが恥ずかしくなりますなあ。
でもホントありがとうございました。
また遊びましょうよ。
二つ目は昨日海の上でお受けした電話だったのですが、若いお父さんの感じでありまして二人のお子さんに釣り体験をなんとかさせてやりたい旨のお話でありました。
長年人生をしていると電話の向こうの様子や人物像が大体分かるものでして、お父さんのお子さんに対する思いがひしひしと伝わってまいりまして、快くお受けすることにいたしました。
船酔いが心配されるので湾内での小物釣りから始め、問題なければ少し遠出してクルーズしたりちょこっとサビキしたり、状況に応じてお子さんが喜ぶような企画をしようと企んでおります。
自分はこんな事が大好きでありまして、かあちゃんから「お店に出すお魚はどうすんの?」と、お叱りを受けそうですが、まあ孫を遊ばせるようなものだからその日くらい許してちょうだいな。
でも嬉しかったしワクワクしますな。
自分の子供たちが小さかった時に、家族で船遊びした頃を思い出すのであります。
ああそうだ、子供さんのことだから突然熱が出たり調子が悪かったりすることもあるでしょうから、そんな時は無理して連れて来ないでくださいな。
今便利なCメールってやつがありますので、当日の朝までにメール入れてもらえれば自分はいつものとおり漁に出るだけだから何の問題もありませんよ。
次の機会がまたありますからね。くれぐれも子供さんには無理させんでね。
そろそろ総会の資料に目を通さんと議長が務まらんわい。
蛇足でありますが、発注していたマリントイレのお話は次の釣行記にアップしますね。
さて、今朝の水温は18.6度で昨日と一緒。
昨日最後に助けてもらったタンク前のポイントに船を付け、一斉に仕掛けを投入したら中アジがパラパラ釣れるものの、何故か昨日のデカアジが混じらない。
あたりが遠のいたので、アジ釣りにチャッチャと見切りをつけて黄金の瀬に移動することにしました。
先見隊をお願いしたお馴染みのSI氏に電話して確認すると、メジナが1匹釣れたとのこと。
自分はせいゆう丸の老体をいたわるように、時速12kmくらいの速度で、約30分かけて南側に到着しました。(ホントは燃費が一番良い速度だからなのですが。)
潮はわずかに下りで、あまり芳しくない感じでありました。
イサキ狙いだから仕掛けは天秤でしたが、竿がしなることのないまま時間だけが経過して、そろそろSI氏の横に付けようかなあと考え始めたその時、Sさんの竿先が海中にドギュンと突っ込む。
やりとりを繰り返した末、ついにメジナのお姿を見ることができたのですが、タモを入れようとしたところで痛恨の針ハズレ。
良型だっただけに残念でありました。
その後しばらく天秤を続けてみましたが全くあたりがないので、SI氏の横に付けさせてもらうことに。
しかし到着してよくよく観察するとSI氏はフカセでやっておられ、水深が10数メートルと浅いため天秤には不利な場所だが、不利を承知でやってもらうとイサキがたまに食ってくるから辛抱辛抱。
まあ辛抱はするのも良いけれど、それにしても釣れなさ過ぎでありまして、堪忍袋のロープが切れそうになります。
皆さんお昼過ぎにはお弁当食べて、なかなか釣れない疲れもあってか、移動のお時間はうつらうつら、コックリコックリされておりました。
せいゆう丸は少しマラソンの早い人程度のスピードしか出せないので、今日のように超べた凪ぎの時は波に揺られてかえって気持ちの良いお時間なのかも。
潮の関係で入港出来る時間まで、朝立ち寄ってアジを少し釣ったタンク前で最後の力を振り絞りサビキを振ると、アジやメジナがパラパラ釣れ始めました。
結局一日中パットした釣果に恵まれませんでしたが、皆さんで協力して楽しく釣りを終えられたのは本当に良かったです。