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せいゆう丸釣行記
予定より1時間早く目が覚めてしまったので、昨日の釣行内容をカキコいたします。
出港は午前6時10分。雲のない好天のようだがワシントニアパームの葉がざわつき始めている。
最近いつものポイントの競争が激化しておりまして、しかも金曜日は例の疫病神が出没する確率が高いので、キリキリパーをせずに一直線にポイントに向かうことに。
ポイントに向かう途中船速が微妙に落ちてきたので下り潮と判断し、到着してから探索すると予想通り北側にお魚が付いている模様。
ここで迷うのが真北に着けるか、東寄りに着けるかでありまして、これを間違えると他船が爆釣しているのを指くわえて眺めるハメになる。
今の時期のデカチンアジはピンポイントに集まるようでして、お腹に卵パンパン状態のためか場所によっては荒食いすることがあるのです。
今日は先輩漁友達からお休みの連絡を受けておりましたので混雑はないと踏んでおりましたが、問題は金曜日の疫病神の出現があるかないかであります。
この疫病神は先輩漁友達や自分の師匠からも、「吐き気がするほど嫌いだ」、と言われている御人でありまして、多分悪人ではないとは思うがとにかく傍若無人と言いましょうか、節操がないと申しましょうか、魚の居場所を自ら探すことなく、釣れている船を見つけて知らん顔して近くに船を着ける横着者なのであります。
魚を釣りたい一心なのか知れないが、こちらは毎日努力して探しまくってお魚を確保しているのに、労力なしに魚をかっさらっていくとんでもない奴であります。
人から嫌われていることに気がついていないところに問題があるのだろうが、こちらが「近づくな」、と何度怒鳴りつけても、カモメと一緒で涼しい顔していつの間にかスーっと近寄ってくるので始末におえない。
しかも近づいて来る時のロープさばきのテクニックは見事である。
70前の良い年したオヤジだがどうにもこうにもならない。
ああそうだ、疫病神の紹介などしている場合ではなく、昨日の釣果について書かなければ・・・。
恐れていた通りその疫病神がいつの間にか現れて、肝心要の場所にデーンと構えられたので、場所を移動するにも邪魔でイカリを打ち替えられない。
でも夜明け頃はサビキに、陽が昇った後からは天秤にデカチンアジが良く食ってきて、ゴマサバが多かったけど合わせて30匹は釣れましたよ。
1匹のサイズが相当デカいので、締めてクーラーに入れたらギュウギュウの状態でありました。
お店に出すにはちょっと多かったかな?
風が強くなりノルマも十分達成したので、午前11時前には納竿帰港しました。
帰港する途中後ろを振り返ると、自分が着けて釣れていたポイントに急いで船を着け直す疫病神の姿が・・・。
やはり自分は疫病神が大ッ嫌いだ。
今からお魚を店に配達して、内海港に向かいます。
今日の漁は午前中で終えましたが、車のことでバタバタしてて先ほど(6時30分)に帰宅しました。
とりあえず今日の漁の写真だけアップします。
なんかアジが全部デカくて、サバとアジで30匹ほどでしたが、クーラーにギュウギュウ詰めでした。
今日は自分の天敵である疫病神が出没して血圧上がりっぱなしでありましたが、ジンクスとは違い結構釣れました。
それにしてもあの疫病神を誰かどうにかしてくれよー!
明日はお一人のお客様ですが、今日みたいに釣れると良いけどな。
釣りをしていると時々不思議なことに遭遇する。
言い訳ではないのだが(ホントは言い訳に過ぎないけど)、自分は貧漁 他はそこそこ釣られて結果を残されました。
同じ釣り方、同じ仕掛け、同じ餌でこれだけの差が出るのには何らかの理由があるのでしょうが、その時は全然頭に浮かばなかったのですが、今考えると餌の鮮度が違ったよなと思い出したのであります。
自分の餌は4~5日前から餌箱に残っていたまっ茶ッちゃ色で、ほとんど原型をとどめていないひどい餌。
餌は新鮮なオキアミの生でありましたので、多分それが差を生んだのでありましょう。
そういうことにしておきましょう。
お二人共釣り経験が半端なく、何とIさんはご自分で船を所有されているそうで、お二人共とにかく持って来られる釣りの装備がすんごいのでありまして、自己完結型と申しましょうか、せいゆう丸にできるのはただ釣り場にお連れするだけであります。
早い話達人のお二人でありまして、お教えできるのは水深と海底の状況くらいで、「どうぞ仕掛け入れてください」、と声をかけたら即釣りに集中されておられました。
せいゆう丸には船首側に左右両側にロッドホルダーが装着されていますが、ご自分のロッドホルダーを持参され、天秤とサビキと両方の竿をうまいこと出されておられる。
釣り始めは良型のマサバ・ゴマサバが数匹釣れておりましたが狙っているデカチンアジがなかなか来ない。
この日は流れは上りがゆるりでありまして、夜明け前にはうじゃうじゃ写っていた魚影が日が昇るに連れスーっとなくなってしまい、なんか嫌な予感が頭をよぎる。
海上はめったにない超ベタ凪で、日が照ってくるとポカポカ陽気で自分はついお昼寝してしまいましたが、お二人は集中力を切らすことなく釣りに没頭されておりました。
結局この差が釣果に出たのは明白でありまして、納竿の午後1時まで楽しんでおられました。
お二人共良型のアジとサバを20匹前後釣られておりまして、1匹々のサイズが大きいのでクーラーの中がかなり賑やかになっておりました。
自分の釣果写真は撮るに値しないので、撮りませんでした。
ここ2~3日は潮の流れが緩慢で爆釣りはできませんが、MさんやIさんのように根気強く粘れば結果は出るようです。
せいゆう丸の船長のようにすぐ飽きてヘソ天でお昼寝するような輩には、海の神様からのお恵みは当然いただけないのであります。
せいゆう丸は今日珍しく休漁しております。
昨夜実家に泊まり楽しい酒を飲みすぎて寝坊してしまいました。
明日はいつもの通り出漁します。
我が愛車のシャレ男(シャレード)のエンジンに火が入らなくなって3日立ちました。
予熱グローがバカチンになったみたいで、既に部品は供給されていないので修理の方策はなく、さあどうしたものかと考えておりました。
予備車のカローラを復活させるか、かあちゃんのミラを乗り続けるか、グローなしでエンジンが掛かるであろう春まで待つか、考えあぐねておりました。
今朝せいゆう丸に搭載したストーブで暖をとっていて、突然ピンとひらめきました。
インテークマニホルドをバーナーで熱してやればエンジン掛かるのではないか?
昼ごはん食べて、昼寝して、駐車場に出向きバーナーでマニホルドを温めること約5分。
「バン・ババン・ババババン・バーーーーン」
ほとんど昔の農機具のエンジンの始動風景であります。
焼玉機関の始動と一緒でありまして、これから暖かくなるまで毎朝この作業をすることになります。
でも久しぶりのシャレードは良いですね。
やっぱり自分はシャレ男が大好きであります。
ただ、早朝のエンジン炙りで犯罪者扱いされないよう、くれぐれも気をつけたいと思います。
今朝も寒かったあ。
夜明け前は風が吹いてなかったのがせめての救いでしたが、とにかく手先が冷たくてたまりませんでした。
でも昨日からせいゆう丸に搭載したカセットボンベのストーブが大活躍で、軍手をはめて手を温めていたら軍手が少し焦げていた。危な!。
さて6時10分に出港して、今日はキリキリパーもやらずにいつものポイントに6時30分に到着。
昨日釣れた場所から北の方に向かって探索しましたが、なぜかあちこちいたる所に魚影があり、どこに着けるべきか悩んだ末、結局北側にアンカーを打つことにしました。
潮は上り潮なのですがなぜか北側にも魚影が出ていて、たぶん下は下り潮なのだろうと推測してアンカーを若干南寄りに投入するも予想よりかなり北側に船が移動してしまい、再度探索することに。
予想違いが何度もありまして、アンカー打ち換えを繰り返すうちに魚影がスーっとなくなり、また探索の旅に・・・。
予想外の展開に少し焦りが出てきましたが、こんな時はあまり釣果が良くないのでありまして、そうならぬよう落ち着いてじっくり魚影を探しておりましたら、意外な場所に魚影を発見してアンカーを入れてようやく仕掛けを投入する段となりました。
出港して既に1時間以上経過しておりまして、グズグズしているとデカチンアジはどこかに散ってしまうので、急いで仕掛けを準備して投入するとすぐにアタリがありました。
無事船中に取り込むことができましたが、とにかく船が北に南に振れ続け、丁度良い場所をあっという間に通り過ぎてしまう。
とにかく釣りをするには効率が悪すぎる。
結局7匹を確保したところでアタリが全く無くなり、終漁。
昨日もそうでしたが、長い時間食い続けてくれないので数がまとまりませんが、他で全く釣れてない状況が続いていることを考えると、贅沢は言えませんよね。
そういえば20メートルあたりでアジ子にアタックしてくるデカイ魚がおりまして、多分10kgオーバーのオオニベであろうと思いますが、アジ子の泳がせ釣りも面白いかも。
明日はお二人のお客様の予定となっておりますが、デカチンアジが釣れてくれると良いけどな。
せいゆう丸は明日も漁に出ます。