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せいゆう丸釣行記

2015-02-19 11:48:00

天気予報では今日は北の風が強くなり、波の高さ1.5mから2メートルになるとの予想でありましたが、朝のうちは何とかなるのではと、いつものように午前6時過ぎに出港しました。

 

朝のうちは大した風はまだ吹いていませんでしたが、潮は昨日とうって変わって上りでありました。

 

丹念に探索すると魚群は南側に付いており、北側はもぬけの殻状態でありまして、潮の流れで魚の位置は真逆になるのであります。

 

理由は魚じゃなきゃ分からんと思うが、とにかくそんなものなのです。

釣り人がこのことを知らないと本当にボウズが続くことになりますね。

 

ところが今日は風と潮が完全に真逆でありまして、風の強弱で20~30メートルくらい船の位置が変わってしまうので、あまり釣果が期待できない状況でした。

 

こんな時は天秤が力を発揮してくれまして、餌のオキアミがゆらゆら漂っておりますとパクリと食ってくれるお魚もおりまして、面倒だが必ず天秤仕掛けは出すようにしております、

 

先輩漁友の中には、サビキの手返しの良さに比べて非効率な天秤仕掛けを懐疑的に思う方もいらっしゃるが、何が何が、やってみるとサビキに見向きもしなり時天秤にはホイホイ食ってくるときもたまにありまして、自分は必ず出すようにしております。

 

でもサビキに魚が食いつき出したら、天秤の竿は放っぱらかしにしていますけどね・・・。

 

おかげさまで天秤にもサビキにも、朝のうちだけアジ・サバが食ってきてくれて、1件分のお店に出品するだけは確保できたようです。

 

潮の関係で午前9時には納竿し、帰港しました。

 

デカチンアジはやはり40cm近くありましたよ。

 

でも南に下ったほうがデカイ奴は多いような気がしますね。

 

いつものポイントに自分が固執しているのは、ここ3ヶ月の我が家のご飯を食べさせてくれた場所に対する感謝の念でありまして、釣れなくなった・ハイさようならは出来ないのであります。

 

まだしばらくはいつものポイントに早朝出漁して、その後南に下るパターンとなるでしょう。

 

明日は朝の方が波が高いようなので、一応いつものように出かけますが、沖に出られるかは明るくなって判断したいと思います。


2015-02-18 18:06:00

関東では南岸低気圧の影響で雪だそうだ。

 

ここ宮崎は雪を見る機会があまりなく、冬のお天気と言ったらピーカン照りだが、霧島おろしの寒風が吹きすさぶ日が多いのだが、暗く閉ざされた雪の地域からすると天国のように感じることでありましょう。

 

 

 

出港する頃から北西の風が強まり、しかも昨日に比べて下り潮が早く、何となく一昨日の不漁の日の状態に似ているのがどうも気になる。

 

仕掛けを投入するとすぐに1匹目が釣れてくるが、後が続かない。

ちなみに写真のデカチンアジは丁度40cmでありました。

 

魚探を見ると先程までモワッと湧いていた魚影がすっかり消えている。

 

一昨日と同じである。

 

お二人共サビキや天秤でアジ・サバを数匹釣られたが、やはり後が続かない模様。

 

昨日先輩漁友のMI氏が爆釣された南のポイントに下ることを決意し、3ヶ月滞在してきたこの場所を離れてせいゆう丸を南下させることにしました。

 

到着すると先輩漁友のMA氏が先に来ておられてサビキを振っておられるが、昨日のような爆釣ではないようだ。

 

やはりここも食い渋りでたまにサビキや天秤の餌に食いついてくるが、およそ半分は針外れでお戻りになる。

 

それでもデカチンアジやデカイマサバが釣れましたので、まあこんな日もあるさと考えるようにしました。

 

しかしながらUさんには、前回・前々回とも豊漁の機会がなかったので、今日こそはと思っておりましたが残念ながら次回に持ち越しとなりました。

 

Sさんはサビキがマッチしていたのか、自分よりはるかにデカチンアジやサバを多く釣っておられた。

 

 

 

 

 

明日は北寄りの風にかわり波が高くなるそうですが、朝のうちだけでも出漁してまいります。


2015-02-17 19:24:00

カモメとは・・・・。

 

毎日せいゆう丸につきまとうと言うか、遊びに来られるカモメについて自分はあまり知らないので、チビチビお酒を飲みながらカモメのことを調べてみた。

 

 

「動物質食。 海上や海岸を飛びながら、水面や地上の食べ物を探す。 

ウミネコ等は水に潜れないため、飛びながら採食、上空から水面に浮き上がってきた魚などを採食、泳ぎながら採食する。

 漁船に群れで付きまとい、船の上空を旋回しながら次々と降下や、ホバリングをして、漁船からこぼれた魚を採食する。

 拾い屋のウミネコ等は、漁港などに落ちている魚、加工場から出るアラ、甲殻類、動物の死体などを採食する。

 また、海荒れや濃霧のときには10kmも内陸部に入り、昆虫(アブ類)、オタマジャクシなども採食する。」

 

 

 

以上はウィキペディアでのカモメの記述でありますが、やはり自分が抱いているカモメのイメージそのものでありまして、肉食・貧食・カッパライ・何でも食べる鳥類のようであります。

 

でも、自分が毎日漁をしながら遊んでいる友達のカモメのカー助君は、決まって午前7時30分になるとせいゆう丸の近くに飛来しておこぼれ頂戴し、お腹パンパンになるといつの間にかお帰りになる可愛い奴なのであります。

 

お顔を拝見するとカー助君の目つきはお世辞にも良くないし、潜ぐりも下手で不器用そうなのですが、人間様と微妙な距離を保ちつつ、どことなく人懐っこい海鳥であります。

 

明日もせいゆう丸はカー助君と語らいながら出漁します。

 

そういえば自分は船の上でカー助君によく言葉をかけておりますが、知らない人が見たら異様な感じがするかも知れませんね。

 

「大丈夫やろか?あの人」

 

明日もアジが釣れるといいなあ。

 

 

 

 

 


2015-02-17 14:12:00

昨日(16日)は小雨の中頑張って出漁したのでありますが、久しぶりの良い感じの下り潮にもかかわらずまるで食い気がなく、群れを見つけてもすぐに移動してしまい、イカリを10回ほど打ち替えて獲った魚はアジ1匹・チダイ1匹のみでありました。

 

太陽さんが照らないので寒いし、釣れないし、イカリの打ち替えで疲れるし、散々な日でありました。

 

ところが昨日は無駄な日ではなかったのであります。

 

今日は下り潮がまったりと流れておりまして、しかも北東からの流れに変わっておりましたので期待大でありまして、昨日の魚影が特定の場所にビッチリ付いておりました。

 

昨日の状況が分かっていればこそ予想が立つ訳でして、事実後からやって来た知人のお船は付近をクルクル探索したあと、「ここには魚影は全然ありませんねー。南に下りまーす。」、と言って南下されました。

 

「頑張ってきてくださーい」、と明るく激励して見送りましたが、その時のせいゆう丸の真下は魚影がビッチリ写っていたのであります。

 

「邪魔者がいなくなったから、さあ頑張るぞ」、と気合を入れて仕掛けを投入するとすぐにアジのアタリがありまして、最近デカチンから少し小ぶりになりましたが、無事ゲットすることができました。

 

天秤仕掛けもいつもより3メートル下げてセットすると、サバが食ってきまして、なんか昨日の不調が嘘のように高い活性が感じられました。

 

ほどなくして先輩漁友のMA氏から電話がありまして、「南は釣れないよー」とのことでしたので、「こちらは多分釣れますよー。お出でくださいませ。」

 

すぐにMA氏がお出でになって、2雙をロープで繋いで二人並んでサビキを投入すると、両方共直ぐに入れパク状態に突入。

 

大きいサバも混じってすぐにノルマ達成のお魚を確保することができました。

 

いつものように10時30分過ぎる頃には食い気がなくなりましたので、早々と納竿して帰港しました。

 

昨日の不漁があったからこそ今日のお恵みに「ありがたい」、と感謝できるわけでありまして、何でもそうですけど悪い時のことを経験して知っておかないと感謝の気持ちは生まれて来ないのかも知れませんね。

 

 

明日もせいゆう丸は出漁します。


2015-02-16 02:29:00

一昨日・昨日と漁に出ておりましたが、一昨日の夕方に40年からの旧友との飲み会がありまして更新が遅れてしまいました。

 

 

デカチンアジの型が最近ちょっと小さめになってきているのが気になるが、それでもずっとある程度数が出ておりましたので撃沈の恐れは少ないものの、海は出てみないと分からない。

 

Hさんとの待ち合わせは午前6時。

キリキリパーをやりたいのだが疫病神対策や、よそで全く釣れてないので混雑状態になるので、まだうす暗い中直接いつものポイントに向かいました。

 

船速からしてほとんど潮が動いてないようで、魚がバラけていることが予想される。

 

到着して仕掛けを投入するとサビキ・天秤に調子よく食ってきたかと思ったら、日が昇るに連れやはりバラけたようで続かない。

 

それでもHさんは黙々と仕掛けを投入されておりまして、結果2kg弱の黒鯛2匹を含め、アジ・サバを食べる分には十分な量を確保されておりました。

 

自分はこの日飽きっぽい性格がモロに芽を出しまして、お友達と遊んでおりました。

 

そのお友達は毎日午前7時半頃決まってせいゆう丸の近くに飛来し、遊びにお出でになるカモメのカー助君であります。

 

カー助君はとても人懐っこくて、潮に流されまいとずっと足をせっせせっせと漕いで近くを泳いでいるのであります。

 

毎日顔を合わせているとカー助か他のカモメかの区別がつくようになりまして、そのうちにお互いが慣れて信頼関係を深めたら、漁師とカモメの涙の友情物語として全国に放映してもらおうかと考えております。

 

アジ子が釣れていた時は死んだのを食べさせていたのですが、最近アジ子がいなくなったので与える物がなく、近頃はかあちゃんが作ってくれたお弁当のおかずを食べさせております。

 

その日のお弁当のおかずはトンカツと卵焼きでありまして、釣れなくて退屈しておりましたのでカー助君の好き嫌いを探るべく色々与えることにしました。

 

カモメのお顔をよくよく拝見すると結構目つきが悪く、お人好しの感じではないが、おこぼれ頂戴しようと思って粘り強く足をバタつかせている姿は可愛いものがあります。

 

そんなカー助君の好物はフライの衣でありまして、プカプカ浮いているので食べやすいのもありますが、実にうまそうに食べてくれる。

中身の豚肉も好物のようですが、沈むのが早く、撮り損ねることが多いので衣が付いた状態で与えると喜んで食べてくれます。

これがトンカツを食った時の証拠写真であります。

意外なことにカモメは海鳥のくせに水に潜るのが超苦手のようで、わずか20cmくらいしか顔を浸けられない。

 

自分の目論見としてはお友達になって信頼関係を構築したら、ご飯やるかわりに海底まで潜ってもらって、アジの状態を調べてもらうつもりでありましたが、残念ながら潜れそうもないので断念せざるを得ない。

 

単なるタダ食いであります。

 

そんなこんなで午後1時に納竿・帰港しましたが、自分は貧漁でお客様はそこそこ釣られたという、いつものパターンでありました。

 

 

 

 

昨日(15日)はやはり潮が全然動かなかったので魚がバレけていて場所移動が忙しかったのですが、前日の貧漁でかあちゃんからの喝が入り、頑張ってアジ・サバ合わせて20匹以上のノルマ達成でありました。

 

今日は雨模様のようですが、今から雨具の用意して出漁します。

 

せいゆう丸は時化以外毎日出漁いたします。

 


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