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せいゆう丸釣行記
波高1.0mが続いております。ありがたいことです。
しかもお店に出品しているお魚の完売が続いております。
自分の釣ったお魚を待ってくれている人がいることは、誠に励みになるのであります。
従って、疲れているけど休むわけにはいかないのです。
昨日も暗闇の中イルカ沖目指して、せいゆう丸の船首を南東方角に向けて、時速7kmでトコトコ出港。
常識的にはサビキ釣りの場合暗い時間が有利という訳ではないと思いますが、とにかく自分は朝が大好きなのです。
お日様が昇ったあとに行動するのは大損した感じがするのです。
早起きは三文の得と言いますが、三文の損ではないように思えます。
理屈抜きで清々しいのであります。
イルカ沖に到着した頃は、丁度お日様が東の空の雲の合間から顔をのぞかせるかどうかの時刻でした。
昨日の天気予報では曇りのち雨とのことで、いつものメンバーが出てこられない。
先輩漁友のMI氏とMA氏に電話すると、雨が降りそうだから今日の出漁は見合わせているそうだ。
ただ、自分が係留しているメンバーのS氏はお仕事の合間に出てこられる模様。
昨日の状況は朝から全く潮が動かず、かなり苦戦を強いられました。
アジがいるにはいるのだけれど、食いついてくれない。
自分が得意の超細仕掛けに替えると、食いついてくるけど食欲が無いのか、唇の先っちょでくわえるからすぐ外れてしまいます。
あたりの半数以上は外れてしまう有様。
粘って粘ってようやく一軒分のお店の出品に見合う量を確保したものの、もう一軒分が不足している。
そんな時にS氏からのありがたいお電話がありました。
「38mにいるけど、急な下り潮が来て入れ食いになったよー」、とのこと。
S氏と自分の位置は数百メートル離れているので、そのうちこちらにも下り潮がくると判断し、残り少なくなった餌を温存し下り潮を待っておりました。
それから待つこと30分ほど、ようやく下り潮がやってまいりました。
ザワザワと音を立てながら、ちょっときたないアブクを先端に携えて待望の下り潮がこちらに到達したものの、逆にお魚さんの反応が消えてしましました。
餌は残り少ないし反応は無いしで、最後の手段S氏に連絡して横付けさせてもらうことにしました。
しかもあつかましいことに、S氏に餌が少ないから恵んでくださいのお願いをしたところ、S氏は「十分釣ったから残り少ないけど、どうぞ」と、快く恵んで下さいました。
漁師が餌切らしてどうする、と自分を戒めつつも、白真アジを待っててくださるお客様にお応えするのも自分の責務と、恥をしのんでお願いしたのですが、S氏の大きな懐に救われました。
Sさん、昨日は本当にありがとうございました。
おかげさまで今日もいつもどおりに出品することができました。
昨日で連続何日か忘れましたが、ノルマ達成することができました。
漁友の皆さんのおかげで順調に漁をさせていただいております。
本当にありがとうございます。
今日は一日ずれましたが、小林・須木に行って旬の栗や舞茸を購入しにかあちゃんと出かけてまいります。
今日は久々のお休みです。
先輩漁友の計らいで、イルカ沖での漁を続けております。
例によって今からお店に出品箱回収に行かなければならないので詳しくは書けませんが・・・・、いやかなり詳しく書いていたのですが、下書き登録するの忘れていて操作間違いですっかり消えてしまいました。
貴重な1時間に及ぶ作文作業は一体なんだったのだろうか?
まあ、職場でこんなことやってたらえらいことになるけど、せいゆう丸船長のような気ままでお気楽な自由業では大したことではないのであります。
イルカ沖の平瀬は、想像するに多分波状岩が続き、身を潜めているお魚が餌を振るとわらわら集まってくるんだと思います。
アジ釣りのセオリーである、魚探で群れを探して、潮の上流に船をアンカーで固定し・・・、そんな手順が要らないのであります。
だいたいその辺にイカリを入れて、後はずっと仕掛けを投入して撒き餌するだけなのです。
ただ根気を必要とし、時には1時間ほど当たりがない場合もあります。
でもこの時期のここではこんな感じなのですね。
サイズはでかいのが最近混じります。
写真の白真アジは35cmを超えていて、数匹おりました。
最近の生け簀の中のお魚さんは、高水温による酸素不足のためかすぐ死んでしまいます。
従って、釣り上げたらすぐにエラに包丁入れて出血させて、氷海水に入れて鮮度を保つようにしています。
明日まで頑張って、明後日はお休みして小林・須木にかあちゃんと出かけます。
旬のクリと舞茸を買いに行ってきます。
めっきり秋らしくなり、朝が涼しくなりました。
30日は丁度ひと月前に、初めて乗船いただいたIさんが同乗での漁になりました。
Iさんは前回が初めての船釣りだったそうですが、その時は黄金の瀬でイサキその他を数匹ゲットされ、ご自宅で美味しく召し上がったそうです。
今回はアジをなめろうにしたり、ポン酢でお刺身で食べたいとのリクエストに答える形で、サビキでアジを専門に狙うことにしました。
最近物忘れが激しく、2~3日前のことをすっかり忘れてしまいがちでありまして、確か午前5時には出港したと思います。たぶん。
いつものタンク前に陣取ってサビキを投入するも芳しくない。
タンク前のアジは移動してしまったように思えます。
前日のNさんの時と同様に南へ流浪の旅が始まり、最終的にたどり着いたのがやはりサボテン沈船でありました。
ところが前日と違い潮は下り気味。
同じ港に係留しているS氏は、既にアンカーを投入してサビキを振っておりました。
しかしアジ子の中に時折中アジの小が混じる程度で芳しくないとのこと。
せいゆう丸も前日と同じ位置にアンカーを投入し仕掛け投入するもやはりアジ子しか来ない。
しからば奥の手と言うことで、太ハリスのスペシャルサビキを取り出しニベ退治を始めることにしました。
数匹釣れたところでその仕掛けをIさんにお貸しし、釣り方をレクチャーしてしばらくするとIさんの仕掛けにニベさんが食らいついてきて、「うをををー! すゲゲゲー!」と、Iさん唸りながら必死でリールを巻いておりました。
ポンピングで巻き上げるようにアドバイスしたら、その後は割と楽に上がってきて、2kg弱の良型大ニベが胃袋出しまくって「こんにちは」。
Iさん大物釣り上げ満足そうでありました。
よかったね、Iさん。
ところがまだ本命のアジがほとんど釣れていない。
沈船に見切りをつけて北上することにし、最終的にたどり着いたのがイルカ前の38メートルでありました。
「Iさん、ここが駄目なら今日はもう無理ですバイ」と、魚探を注視しつつも弱気になりかけた時、なんとモワッとした待望の魚影が目に飛び込んできたではあーりませんか。
アンカーを投入し仕掛けを入れて振ることしばし、まあ釣れるは釣れるは、中アジが鈴なり状態でぶら下がってくるのであります。
Iさんもかなり沢山アジを釣っておられました。
最後の最後で群れに遭遇し、Iさんのリクエストに応えることができて本当によかったです。
31日は再びNさんのご乗船でありました。
フカセの達人であるNさんは、先日の白サバフグに仕掛けを全部プッツン切られたのがよほど承知できなかったのか、カワハキの引っ掛けとイカの切り身を持参してのフグ退治を目論んでおられました。
よって黄金の瀬への釣行でなく、再びアジ釣りにチャレンジすることにしました。
5時に出港し、いつものタンク前でサビキ仕掛けで狙うけれど、やはり釣れない。
タンク前はしばらくパスすることにしましょう。
でもそのうち間違いなくやって来るので巡回だけは怠らないようにします。
カンパチの季節がやって来てますからね。
さてどうするか、と思案していた時、先輩漁友のM氏から、「釣れてなければこっちに来て横付けしなさいよ」、とのありがたいお言葉。
素直で、見栄もプライドもないせいゆう丸の船長はすぐさま船首をイルカ沖40メートルに向けて全速前進!。
とは言っても時速9kmだから30分は掛かりましたけどね。
誘われるままM氏の船の横20mに付け、仕掛け投入すると、すぐさま2匹~3匹ぶら下がってくる状態に突入。
このあたりは内海のプレジャーボートがよくかかるところで、自分はあまり群れを好まないのでほとんど近づかない場所であります。
しかしこれだけ釣れればそんなことを言っている場合ではない。
周りには瞬く間に数隻のプレジャーボートが集まってきて、ほとんど祭り宮崎状態に・・・・。
Nさんが、「船長、十分釣ったから帰りませんか?」のご提案を受け入れ、午前11時頃切り上げて帰港いたしました。
先輩漁友のM氏には本当にいつもアドバイスを頂いて感謝しております。
このホームページを見る機会は無いかもしれませんが、いつもありがとうございます。
Nさん、1週間分の食料確保できて良かったですね。
アジは本当に美味しい魚ですね。
これから大アジが釣れる季節になりますが、自分が勝手に名前を付けた「白真アジ」のお刺身が堪能できますよ。
40cmで500グラムの白真アジを求めて、また漁に出ましょう。