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せいゆう丸釣行記
今日は初めてご同乗いただいHさんとの釣行で有りました。
出港が6時。
先輩漁友のMI氏からタンク前に魚がついているらしいの情報を信用して、真っ直ぐにタンク前に移動。
今日はちょっと波が高く、Hさんは体調がすぐれなかったようで船酔いされている模様。
Hさんは天秤仕掛けで挑戦されていましたが、中学生サイズより大きな高校生サバを中心に、デカアジを含め20匹程度釣っておられました。
自分も青アジ・サバ・サッパなどをそれなりに釣ることができました。
潮が止まりアジ子だけになったので、ニベでも来ないかとプルプルさせていたら、1kg程度の小さなヒラメが釣れました。
ここは今から初冬まで、カンパチやヒラメなどの高級魚が釣れるので楽しみです。
Hさん、今日はお疲れ様でした。
次回は体調の良い日にお出でくださいね。
ご乗船ありがとうございました。
天気予報では2メートル後1,5メートルの波。
前日の北東からの風波が残っていると思われ、早朝からの漁を断念しておりました。
目が覚めたのが8時過ぎ。
大好きな「花子とアン」を見て、ライブカメラで青島の様子を見てみると、「ありゃりゃ、ベタ凪じゃん」。
程なくして先輩漁友のMI氏から、「凪なのに何で出てこないのー?」、のお電話。
ここで焦ったのがいけなかったのであります。
10時頃急いで支度して内海に向かっている間、いつものようなゆったり運転ができていない。
ここからが散々の始まりでありました。
1.港に着いて荷物を降ろし、シャレ男のドアをロックしたら鍵を中に閉じ込めてしまった。
2,先輩漁友に断って近くに着けるも、下り潮が早くイカリが何度も外れて迷惑をかけそうだったから、少し離れて釣っていたが全く釣れない。先輩たちは入れ食い状態。
3,帰港しようとエンジンを掛けようとするが、アンカーを繰り返しウインチで上げたためバッテリーがなくなり、セルモーターが回らない。MA氏に海上でバッテリーをお借りしてようやく起動。
4,イカリの一部が破損し修理が必要となる。
超散々な一日でした。
やっぱり自分は朝の出立が似合っているんでしょうね。
今日(17日)はバッテリーの充電と予備バッテリーの装備を行い、ポータブル発電機と充電器を搭載し、イカリを修理して万全な体勢を整えます。
凪ではありますが本日休漁いたします。
ここ九州宮崎もめっきり秋らしい気候になりました。
我が相棒シャレ男にはクーラーが装備されていないため、数日前までは窓ガラスを全開にして汗をカキカキしていたのが信じられない感じであります。
この季節になりますと随分肌持ちが良くなり、船上でも待ちに待った快適な環境になるのですが、ただ厄介なことに風が北東から吹き始めてまいります。
自分はこの季節の北東からの風を、「青北」と教えられました。
日南方面の言葉かも知れませんが、「青北」が吹き始めると波が高く時化になり、しばらく漁を休まなければなりません。
昨日がその走りだったような気がしますが、今日(14日)もその影響が残っていて、かなり波が高く漁友達もほとんどお休みされている。
幸い風が北西気味だったため、とりあえず出港することにいたしました。
目的地のイルカ沖に着く頃には風は北に変わり、複雑な波がせいゆう丸の船体を揺さぶる。
潮は下りで北からの風とあって南にどんどん流され、イカリが何度も外れてしまい、最後は2丁いかりでやっと目的地に固定。
残念ながら今日はアジの居着いている場所をなかなか発見できず、さらに中学生サバが猛烈に仕掛けに食いついてきてアジがほとんど釣れない。
近くで釣りをしていた船は最初順調にアジを釣っていましたが、そのうち釣れた魚をポイポイ捨て始めたところを見ると、中学生サバの猛攻に遭遇し始めたと判断。
かなり粘って漁を続けたもののアジは数匹しか確保できませんでした。
ほとんどが中学生サバで、他にエバやチダイが混じる程度でありました。
しかしこの中学生サバくらいになると身の量が随分増してきていまして、今夜のおかずはサバの竜田揚げでしたが、身がホクホクしていて超うまいお魚でありました。
自分は釣れたお魚は全部持ち帰りお店に出すようにしていますが、このサイズのサバも結構出ているようです。
明日から天気は下り坂で、「青北」が吹き始めるようです。
とりあえず漁の格好で出かけますが、状況悪いようであれば出港せず、敬老の日でもありますから親の顔見にでも行きましょうかね。
今日は、9日にご乗船頂いたTさんからご予約いただいておりまして楽しみにしておりましたが、前日の天気予報からかなり変わりまして、早朝から大粒の雨が降り時化模様のため中止しました。
Tさんは内海港にお出になっていたのですが、自分はまだ暗いうちから堀切峠の駐車場にシャレ男を停め、海況を確認しておりました。
雨については合羽を着れば良いだけの話なのですが、北東からの風波は波頭が砕けて非常に危険でして、朝のうちはそこまで崩れていませんでしたが、時間の問題と判断した次第です。
Tさん、せっかくお出で頂いたのに出港できなくて残念でした。
またこちらにこられた時は、是非お出でくださいね。
さて、昨日(12日)の漁について報告します。
この日も寝坊して午前6時30分の出港でありました。
一昨日のオネの瀬の状況が知りたくてそちらに船首を向けてせいゆう丸を走らせていると、なにやら後方から船の気配を感じ振り向くと、先輩漁友のMI氏がエンジン全開でイルカ沖に向かってぶっ飛ばしている。
ほとんどシルバー暴走族なのであります。
MI氏はせいゆう丸を一気に追い抜いて、あっという間にイルカ沖で魚影を探していらっしゃる。
自分はとりあえずオネの瀬の状況を知りたくてイルカ沖には寄らなかったのですが、イルカ沖を通過していた時にはMI氏は既に数匹釣っていたそうです。
一昨日のオネの瀬とまったく様子が違っていて、魚影がまるでないため近くのポイントを探るがまるでいらっしゃらない。
プライドも見栄もないせいゆう丸船長は、すぐさま先輩漁友のもとに駆けつけ、「釣れてますかー?」と聞こうとする前にMI氏が、「こっち側に着けろよー!」。
今日も、ありがたやありがたやでございます。
おかげで一投目から入れパクで、午前10時30分頃にはノルマ達成となりました。
周りを見渡すと数隻のプレジャーボートが釣りをしておりましたが、一時もじっとしていないところからあまり釣れていないようでした。
明日は波がおさまっていれば出漁いたします。
漁が忙しいと釣行記のアップが後手後手になり、年齢のせいか、生まれ持った健忘症なのか、一昨日のことを思い出すのが難しくなります。
10日(水)は、3ヶ月ぶりにご乗船頂いたMさんとの釣行でありました。
そして今回、満を持してお父様のご登場となりました。
と言いますのも、前回Mさんがお見えになった時、お父様から「様子を見て来い」と言われて出てきたのです、と言うMさんの言葉を覚えておりまして、感慨深くお迎えした次第です。
Mさん親子はご家族でよく釣行されるそうで、錦江湾にしばしば釣行されるそうです。
そんなベテラン釣り師親子にせいゆう丸を選んでいただいて、至極光栄であります。
前日イルカ沖で好調だったこともあり、午前6時に出港しおよそ30分かけて昨日のポイントに到着。
イカリを掛けて仕掛けを投入し、いきなり竿先がギューんと海中に引き込まれるイメージを抱いておりましたが、蓋を開けたら、「シーーン」。
これはまずいじゃあーりませんか、とギャグを飛ばしている場合ではない。
ピクリともしない状況に、焦りまくったせいゆう丸の船長は南下することを決意。
先輩漁友のMI氏もMA氏に聞いても全く釣れないとおっしゃっている。
ならば伊比井沖にと、遅い足のせいゆう丸にムチを打って時速9kmで南下し伊比井沖に到着するが魚影がまるでなし。
そうであれば最後の砦のサボテン沈船に行けば、アジ子にニベでも食らいついてくれるのではないかと期待し、さらに南下。
ところが無情にもサボテン沈船を探るも、アジ子の姿すら魚探に映らない状況。
オーマイガー。
地獄でございます。
お父様は、「錦江湾で夜釣りしても1匹も釣れないこともあるんだから気にしなくていいよ」、と言って下さる言葉が胸に刺さる。
さあ、どうするか。
その時思い出したのが、最近ご無沙汰のオネの瀬。
自分の師匠がこよなく愛したポイントで、去年は自分もよく通って成果を上げたところですが、最近魚の付きが悪くご無沙汰状態でありました。
駄目もとで船首をオネの瀬の向けて走ること30分、「やったー、魚がいるぞー」。
Mさん親子に気づかれないようガッツポーズのせいゆう丸船長でありました。
その後は入れパク状態で、Mさん親子のクーラーは満杯状態になり、満足してお帰りいただきました。
地獄から天国を味わった、せいゆう丸船長でした。
Mさん、今回は前半退屈させてすみませんでした。
これが海なのですが、結果オーライでほっとしました。
またお出でくださいね。
ご乗船ありがとうございました。