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古本屋日誌

2025-06-05 00:24:00

京都駅の伊勢丹7階の美術館「駅」で鴨居玲の没後40年の展覧会が開かれている。

 

 

今日、日差しがかなりのきつくなっている中、出荷を済ませてから行ってみた。

 

 

いつもは枚方からプレミアムカーを使うのだが、今回は丹波橋で近鉄に乗り換えるため、乗車時間が20分しかなく、それに400円払うのは納得できないのでやめておく。

 

 

途中、近鉄にの東寺で降りて、久しぶりに近くのブックオフに行ってみたが、大したことはなかったな。

 

再び近鉄で京都駅に出向き、観光客でごった返すなか、伊勢丹の7階に到着。

 

美術館のお客さんはちらほらでゆっくり見ることができた。

 

 

今回の展示は初期作品から自画像、スペインの酔っ払い、婦人像、教会、陳舜水の本の挿絵とバラエティにとむもので、暗くした照明の中興味深く拝見した。

 

図録は5年前の、没後35年のものも販売していた。5年ごとに回顧展をやっていることがわかった。

 

その足で地下鉄に乗り、烏丸線の終点、国際会館に出向いて、かなり久しぶりにブックオフを覗いてみた。

 

 

ここは北山通りに面していて、すぐ東側には比叡山の山容を望めるということもあって、景観に配慮して例の黄色を基調としたブックオフの看板ではなく、小さな黒いものが掲げてある。

 

一階はモータープール、斜向かいには暖炉のある喫茶店、すぐ東側には餃子の王将があって、本をこうてすぐにどこにでも行ける。

 


2025-06-04 12:03:00

タイガースの監督となった藤川球児がメジャーに行く前に書いた『未熟者』という新書がある。

 

この中で2007年9月の甲子園でのドラゴンズ戦の話がある。

 

5対5の同点の9回表、ツーアウト2、3塁で4番のウッズと対戦して、ストレートばかり11球投じて、結果タイムリーを打たれた。

 

 

これに関して藤川は「『変化球を投げるべきだった』と言う人もいたけど、それには反論したい」と書いている。

 

 

その根拠として挙げているのが2008年の4月8日のウッズとの対戦なんだが、7球中4球フォークを投げたが、ウッズが振ったのは2球目のフォークだけで「「ほ〜ら、降らないやん」。それが僕の素直な感想だった」とある。

 

 

でも、これでは説得力はないな。

 

 

だいたい2007年の話なのに、翌年の対戦時のデータを示しているのは訳がわからない。

 

 

また彼はウッズはフォークを振らないと言いたいわけだが、彼が挙げた反論の中で、ちゃんとフォークを振っている、むしろストレートを全然振っていないわけだから、支離滅裂だ。

 

 

同じ本の中で、岡田が藤川の投球スタイルについて「真っ直ぐで空振り三振を取るのもいいけど、もうちょっと安心できる投球をしてほしかったな。(中略)実際、2007年の甲子園でのウッズとの対決はオール直球勝負やった。藤川はもう、それをとやかく言えないくらいの地位にはなったけど、ベンチとしたら、あそこで打たれてほきくないわいな。もうちょっと〝遊んで〟投げるというか〜」と述べているのだが、その通りだよな。

 


2025-06-02 00:33:00

タイガースは好調なんだが、俺が甲子園に見んに行くのは、仕事の都合上、木曜日で、裏ローテなので先発が不安定というのもあって勝てていない。

 

 

こないだの木曜日もベイスターズ戦で、デュプランティエが先発したのだが、ホームランを打たれたり、四球を連発して失点し、腹が立った。

 

 

野球は運の要素がかなり多いスポーツだ。

 

たまたま野手がいないところに打球が行けばヒットということになってしまう。

 

解説者は「今のは振り切った分だけヒットエリアに飛んだんです」などと言うが、バカバカしい。そんなもんたまたまだろう。

 

 

だからこそ、ヒットを何本打たれようが基本的にはたまたまであり、偶然であり、点を取られたとしてもとんだ災難みたいなものだと思う。

 

むしろピッチャーは、打ち取られているのに、全力で一塁に走っている見苦しい野手を軽蔑して見下しているのではなかろうか。

 

 

それはそうなんだが、ホームランと四球は話が違うと思う。

 

 

これらは完全に投手の技量のなさが原因であり、従ってピッチャーが責任を負うべきだとおもう。

 

 

またサッカーなどと違い、毎日試合をやるものだから、コンディションの悪い投手、野手でも出てきてしまう。

 

 

従って、チーム力が全体として他を上回っていても、ある局面では負けることもある。

 

 

優勝するチームであっても、勝率は5割後半であり、半分くらいは負けるといって差し支えないだろう。

 

バレーボールにせよ、サッカーにせよ、力のあるチームはなかなか負けない、野球とは好対照だ。

 

 

だから野球では祈りがメインとなる。

 

 

監督は送り出した選手が、いつも通りの力を発揮してくれるように、またおかしなエリアに球が飛ばないことや、イレギュラーパウンドしないことをベンチでひたすら祈る。

 

 

野手もまた同様に、イージーゴロやフライが来ることをひたすら祈る。

 

 

一方打者は間を抜けてくれるように手を合わさんばかりに祈り続ける。

 

 

もちろんファンも、わがチームが勝つように‼️できたら目の前で何本もホームランが飛び出して圧勝しますように‼️と祈りを捧げる。

 

 

いつも甲子園でイライラさせられるのは9回表の「あと一人」とか「あと一球」という意味不明なコールだ。ここには祈りがないよな。ベースボールを自分の力で制御しようという醜い欲望があるばかりで、野球の本質にそぐわない。

 

 

 

 

 


2025-05-31 11:09:00

定期的な健康診断で右肺上部に結核の治癒痕とは別に怪しい部分があるとの診断で、CT検査を受けるようにとの指示が出た。

 

 

それで近くで出来るところを探したら、四ツ橋に19800円でプチ人間ドックをする診療機関があって、あれこれの通常の健康診断のほか、胸部、腹部のCTも含まれているので5月30日の予約を入れた。

 

 

でも後で考えてみると、必要なのはCTだけなのに、体重から視力から血液検査までされるのは面倒だと考えて、さらに検索してみたら、モノレールの摂津駅近所の宮川クリニックというところが見つかった。

 

 

ホームページをみたら、CTもできるとあるので、30日の午前中電話をかけてみた。

 

 

受付の女性は、「今日、11時半までに入ってもらえば、CT検査出来ますよ」とのことだったので、四ツ橋の方はキャンセルの電話を入れて、早速行ってみた。

 

 

そこはモノレールの摂津駅すぐの、マンション一階にある診療機関で、先生が言うには「CTはね、今日はやってないんや、ごめんね、明日ならいけるけど、とりあえずレントゲン撮らしてもらえるかな❓」とわけのわからない話だ。

 

 

どうもCTを操作するのは先生ではない、別の技師さんらしい。普通なら怒って帰るところだが、医者となるとそうもいかない。健康診断の診断書をスマホから見せ、その中の「所見」も示した。

 

 

 

その後、血圧、血中酸素、脈拍を測定。血圧は132、酸素は98で「問題ありません」とのこと。レントゲンを撮り、先生は、念入りに読影。

 

「古い結核のもんやで、これは。なんか自覚症状ある❓咳が出るとか、痰が絡むとか?」

 

「いや、それはないです」

 

「明日CT撮りましょう」となって、翌土曜の11時にまた行くことになり5900円支払った。

 

 

「CTはなんぼくらいかかりますかね❓」と無能な嘘つきの受付女に聞いてみたら、「すぐ終わります、CTはそんなに時間かかりません」

 

「いや、ちゃうがな。費用はなんぼやゆうてんねんけど」すると、女は料金表を出してきて

 

「これは頭のCTですが10000円くらいです」という。デタラメな案内をしても、謝りもしないバカのゆうことなので、信憑性はないな。

 

 

そして今日、10時半にクリニックに着くと、待合室は誰もおらず、すぐに検査室に通される。

 

 

やはり先生とは別に、長身の検査技師がいて、レントゲン室の真ん中の白いベッドに寝かされて、「2回撮影します、それぞれ息を吸ってください、その後止めてくださいという指示が流れます。2回目は息を止める時間が長いので、もしあれやったら、鼻で息してもらってもいいです」とのことで、撮影自体は数分で終了。

 

 

先生はとみると別の患者さんに応対中で、待合室でしばらく待たされた。

 

 

5分くらいで診察室に通されて、CT画像を先生は見つめている。

 

 

マウスで画像をスクロールしながら無言。

 

 

診察室の入ってすぐ右手後ろには、なぜか、中宮寺の半跏思惟像のお写真が貼ってある。仏様におすがりしなさいということだろうか。

 

 

他にも、よくお手洗いに貼ってある「気を大きく、命長し」の張り紙もある。冷静になれ‼️という励ましだろうか。

 

 

3分くらいしてから、ようやく、

 

 

「輪切りにして眺められるようになってて、ここが気管、2本管があるよね。左肺こうなってるね。

 

ほんで右肺の上部、結核の痕やね、固くなって空気がほとんど入らんようになってるね。運動した時なんかに息が上がるわけだ。結核の痕跡は残るから常に言われるよ。」

 

 

「これは結核の痕跡で、新しく何かということない。来年またきてもうて、比較してみるといいんやけどな。画像をコンパクトにしたものを渡せるけどどないする❓」

 

 

必要ないのでお断りして、会計では予想通り17090円をお支払いした。

 

 

受付女は、無能かつ、嘘つきだが、先生は丁寧で、長い時間かけて診察してくださり、CT画像を示しながら、一つ一つ部位の説明から始めて、現状をこちらを向いてお話しくださいましたから、ありがたかった。

 

 

しかし俺は怖がりだから、自分の体のあれこれの説明を、美術館で天目茶碗を見るように冷静に眺めることは出来ず、油汗がたれそうだった。

 


2025-05-29 12:40:00

没後10年となる今年、新書館が全集の最終巻を刊行し、また故郷の姫路では回顧展が開催中だ。

 

朝日新聞の一面下の本の宣伝欄にも、5月半ばに『車谷長吉全集』完結、発売中の広告が掲載された。

 

 

しかしこの時点で、新書館のホームページにアクセスして、第二巻の在庫を見てみたら、品切れとなっていた。

 

 

この巻には、車谷が意中の女にせっせと送った70通あまりの絵手紙が原色のまま掲載してある。

 

 

しかし、朝日新聞に広告を打っているのだから、品切れになっている巻も増刷するのではないかと思った。

 

 

俺は5月半ばに姫路文学館に出向いて、彼の展覧会を鑑賞したが、その際併設されているショップには全集は全巻揃っていた。2巻も4冊あったな。

 

 

値段が8000円オーバーだし、重たいというのもあるだろう。

 

でも、今日問い合わせてみたら、すでに2巻は売り切れたという。確かに古書価も高騰しているようだ。