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古本屋日誌
今日も10時くらいに起きて、トースト、ヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。嫁が万代から帰ってきてさらにりんごを分けて食べた。
11時半ごろ萱島から準急で枚方に出て特急に乗り換える。予定は丹波橋なので、プレミアムカーの400円は値打ちがないので、2両目に乗る。
少し混んでいたが樟葉から空いてきた。今回は宇治市にあるブックオフに行こうと思っているのだ。宇治には2店あって、近鉄小倉駅近くと、大久保駅から1キロほど西のロード沿いにある大久保店だ。
宇治は京大のキャンパスがあるし、かなり前だが小倉駅近くを歩いた時に大きな一戸建てがおおいことがわかった。それで俺好みの本がかなりあるのではないかと思っているのだ。
丹波橋で近鉄に乗り換えて、小倉で下車。
近くの『ブックオフ 小倉店』をスマホの地図アプリで表示させて、それを目指して歩く。
店は駅から数分の川べりにあるはずなのだが、その地点に着いても見当たらない。
仕方ないので、ブックオフアプリを出し、その中の地図を表示させ、さらに広域図を出した。
これはGoogleマップなんだが、目的地までの音声ナビを選択すると画面にはあと200メートルで右折れとか出ていて、その地点まで歩くと音声ガイドで右折れですと教えてくれる。
しかし右に折れ、左に折れ、そのたびに200メートル、また200メートルと歩みを刻むにもかかわらず、店らしきものは現れない。
やがてさっき乗ってきた近鉄の線路が現れて、それを渡って右折れした地点が「目的地」で音声ガイドは「お疲れ様でした」と朗らかにおっしゃるけど、そこは閑静な一戸建ての住宅地で、グルグル回ってもお店一つない。
やむを得ず、再びスマホのMAPに切り替えてみると、今自分が案内された「目的地」は店から近鉄線を挟んで逆の地点だとわかる。
アプリの地図表示はアインシュタインの相対性理論に基づいて補正もされていて、極めて正確なはずなのになぜ今回はバグっていたのか不思議だ。
またトボトボ歩いてようやく到着したが、寒くて風も吹いているにもかかわらず、汗をかくほどの暖かさだ。結局駅から30分近くかかっている。
さて小倉店だが、文庫本の数も多く、岩波文庫なら『ファウスト博士』全3巻揃(各500円くらいだが、この間重版された)『草の葉』全3巻揃(各600円くらい)新潮文庫の井上靖『氷壁』(220円)とか文春文庫の『天皇と東大』全4巻揃(学術文庫500円くらい)、『名俳句1000』(110円)、講談社学術文庫の『人口から見た日本の歴史』(220円)などなかなかよかった。
買い物を済ませて、すぐ横の『天下一品』で半ちゃんセットを食べた。(1200円くらい)
帰りはスマホのアプリで近鉄小倉駅を確認して、5分もかからず到着。しばらく待合室で待って天理行きに乗って二駅、高架となっている大久保駅に着いた。
ここから駅前の京阪バスに乗り、3つ目の林という停留所で降りて、少し南に下がると大久保店があった。
この店はすぐ横に高架道路があるロード店で、あまり期待していた本は無かったな。やはり住宅地に囲まれた立地の方が俺好みなのだろう。
帰りはまたバスに乗りたいところなのだが、近鉄に向かうバス停がよくわからない。
国道の信号を近鉄よりに渡った方にあるのではないかと考えて、てくてく歩いていくと、少し向こうにベンチがあって、爺さんが腰掛けているのが見えたので「これは間違いなくあそこにバス停があるはず」と近づいてみたら、そこは単に休憩用にベンチが設けてあるだけだった。
仕方なくスマホのアプリで近くのバス停を検索してみたら、逆方向、信号を渡る手前にあることがわかった。なかなかうまくいかないものだ。
今日はまた寒くなっていて、9時過ぎに起きて、食パン、ヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。
お昼前に郵便局にお願いをして、嫁とその足で萱島、枚方からは特急の指定席で祇園四条。
初めて5号車に乗ってみたが、各シートの前カゴに舞妓さんが特急に乗る写真がプリントしてあるクリアファイルがあって、中には大原の宣伝パンフが入っていた。
オーバーツーリズムに悩む京都だが、この時期は寒すぎてさすがに大原まで足を伸ばす人は減っているのだろう。
花見小路のどんつきにある建仁寺の塔頭である両足院に出向いて、嫁が3000円払って手作りのお守りを作り、毘沙門堂に参拝した。
おみくじやカラフルな御朱印(1000円と500円)などを売っているお店の奥に長細い机が左右に置いてあって、おのおの好きなパーツを選んでお守りを作っていくもので、お客さんは途切れることなく続いている。
てくてく歩いて東大路に出て北上してデニッシュパンの「ボロニャ」。西側の大きな店は閉じられていて、東側にあった喫茶店でパンを売るようになっていた。
早速横断歩道を渡ってお店に出向いてプレーンと抹茶のをそれぞれ1.5斤ずつ買う。(2200円くらい)
さらにコーヒーとプレーンにチーズをのせて、メープルシロップなんかで味付けしたトーストをオーダーして、2階で食べた。2時くらいなんだが、東大路は雪時雨となって寒そうだ。
さらにてくてく歩いて三条河原町下ルの丸善の地下2階で開催中の古本市に行ってみた。
先日初日に来た時にチラチラ見ていた雑誌『きょうと』(きょうと発行所)を確かめてみたら、1955年の創刊号なんかもあることがわかった。
今日からさんちかホールで古本市がある。三ノ宮駅のまあ前で、しかも屋内だから寒風に悩まされることもなく本をじっくり見ることができる。
ただ規模がさほど大きくないのと、10時のオープンに合わせて行くとなれば、萱島を8時55分の準急に乗らなければならないという時間的にタイトなスケジュールとなってしまうのが問題だ。
出荷もあるので、朝一で行くのは諦めて、朝は8時半くらいに起きて、食パンとヨーグルト、コーヒーで朝ごはん。
郵便局にお願いした後、京橋、大阪を経て快速で三ノ宮に10時半に到着。
早速赤御影石が敷き詰められたペーブメントを踏み締めてさんちかホールに向かう。
赤御影石の歩道は地下街にも及んでいて、微妙に違う色合いや凹凸が素晴らしい。
階段を降りて会場に入ると行き違いが難しいほどたくさんの人出で誠に結構なことだ。
会場には錦絵、震災の本、地図、紙もの、郷土史、鉄道、DVD、図鑑など所狭しと並んでいる。
俺の好きなものではちくま学術文庫の『機械の中の幽霊』(4000円、ハードカバーもあったが値段は同じだった)講談社文庫の『あらかじめ裏切られた革命』(5000円)『米寿 桂米朝』(2000円)『京阪百年』(値段は見てない)、岩波文庫の『弁論家について』(全2巻揃、1200円)とかが目についた。
レジは5人くらいで丁寧にやっておられて、5000円以上ならカード決済ができる。
さて今日29日はブックオフの特売日、2割引きになる店舗もある日だ。
近くの『センター街店』は残念ながらそれは行なっておらず、アプリを見せると150円引きになるにとどまる。しかしせっかく近所まで来たわけだから、少し行ってみた。
その足でさんちかに戻り、地下鉄海岸線で『ブックオフ 駒ヶ林店』を目指す。ここは250円買うごとに50円の割でサービス券が出る。ところが着いてみたら改装中で、本の販売は2月1日まで休止なんだそうだ。できたらアプリに表示しておいてもらいたかったな。
仕方ないのでまた地下鉄で元町まで戻る。
今日は穏やかな天気で9時過ぎまでぐっすり寝て、食パンとコーヒーで朝ごはん。夜前にあった注文の本を探し出して梱包。
11時過ぎに郵便局に出向いてお願いしてから、京阪電車で梅田に出た。
ヒルトンウエストの6階にあるレストランで、ちょっとした食事会があるのだ。
そこで、あれこれこのところの古本事情を聞いてみると、なんでも徳間文庫から出ていた、さくらももこが挿絵を描いている『アミ』3部作シリーズが大変高くなっているという話が出た。
Amazonなどで調べてみると7000円とかしているし、ヤフオクでも入札がたくさん入り、かなり高価で落札されていることがわかった。
どういう内容の本なのかもよくわからないが、気にはなるね。
そういえば先日もお客さんから、「講談社文庫の小森健太朗の『大相撲殺人事件』が高騰していて、探しているけどなかなか見つからん。3000円以上するのは嫌なんや、お前のところに置いてないのか❓」と聞かれたが、そもそもその本の記憶がない。
お客さんの話ではギャグ小説のようで、「電車の中では読まれへん」ほどのものらしい。
2日前、お客さんのところに寄った帰り、梅田の紀伊国屋書店にふらり、東入口の左手に並ぶ文庫の新刊を眺めていると、岩波文庫の「リグヴェーダ讃歌」が平積みされているのが目に入った。
サイトで調べてみると今月の重版となっている。
この本は数年前にも重版となって本屋に並んでいたのだが、まもなく品切れとなって、古書価が4000円くらいになっていたもので、読書家の皆さんにとっては朗報だ。
ただ俺は先日苦労してお客さんにお願いしてこの本を手に入れたばっかりなので、がっかりしたことも確かだ。
この本は人生の様々な岐路で唱えるべき呪文が満載で、敵に勝ちたい時のそれなど数ページにもわたるもので、俺も何回か唱えさせていただいたことがある。
岩波文庫では『アタルヴァベーダ讃歌』も刊行されているのだがこちらは、品切れにならず、今も新刊書店にあるのに、『リグヴェーダ』の方は早々と売り切れてしまいしばらく入手が困難だった。