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古本屋日誌

2021-10-31 23:05:00

お客さんから昭和46年にキネマ旬報社が出していた「蒸気機関車」という雑誌を譲っていただいた。


SLの写真集なんだが、たしかにアングルにも工夫があって見ていて飽きない。
機関車が3連結となっていて3つの煙突から火山でも噴火したかのように煙が噴き上がっているのは壮観だ。
そのお客さんによれば
「写真あれやけど、SLの蒸気の音だけを集めたレコードがあるんやで。もちろん聴いたらどのSLかすぐわかるんやけどな」
とのことであきれるほかはない。
今日は衆議院議員の選挙で、私も仕事が終わってから近所の小学校に出向いて立憲民主党の候補と共産党に投票しました。

国政選挙はほぼ全て投票してますが投票した候補者が当選したことがないな。
それにしても午後8時の投票終了と同時に関テレは自民が230になって単独過半数割れとの予想を出していたけど、本当に当たるんだろうかね。


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2021-10-30 14:34:00

今日から水曜まで百万遍で恒例の古本市。早速行ってみた。



安く買えそうな本屋はハッキリした専門分野を持っている店だと思う。
専門店は自分の得意分野以外で客が持ってくる本は渋々買い取っているだろうから売値も安いだろうと思うのだ。
古書価を勉強して値付けするのは時間もかかるし、めんどくさいし、意味もないことだからだ。
専門分野がハッキリしているのは次の本屋だろう。
石川古本店はマンガ、キクオは洋書、三密堂は占い、其中堂は仏教書、赤尾は刷物、シルヴァンは写真。
でも仏教書を扱っている本屋は店頭を見ても本当に仏教書しかおいていないから、客がいろんなジャンルの本を持ってきたとしても買取を断るだろうから除外すべきだろう。
また刷物や浮世絵を生業にしている本屋も実態は骨董品屋だと思う。
徳川時代や明治の和本を専門に扱っていると、客も限られてくるだろうから集まってくる本も限られるだろう。
写真を専門にしている本屋も同じことが言えるだろう。


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2021-10-29 20:12:00

今日から寺町四条の藤井大丸の地下で古本市、10時半オープンでさっそく行ってみた。

藤井大丸は老舗の百貨店なんだが、地下はデパ地下ではなくスーパーになっている。
四条河原町の阪急が潰れてしまったのはデパ地下がなかったからだとウワサされていたけど、その意味で藤井大丸は不思議だな。
今回の古本市は京都、大阪、兵庫、金沢など各地の古本屋20店舗程度が参加して、売り場も広くてみやすかった。
ただ今日は29日で日本最高の古本屋であるブックオフが安売りをする日でもある。
店舗によってはこの日に合わせて在庫商品の大幅値下げをしてくる。
その規模やレベルと藤井大丸の古本市を比べてみたら、文庫や新書ならブックオフの方がバラエティに富んでいるし、値段も安く、量も多くてブックオフの圧勝だ。
単行本はいい勝負というところだろう。


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2021-10-28 18:35:00

 

タイガースは今年も優勝できず、これでなんと16年も優勝してないのだからあきれるしかない。
セリーグは確か6チームしかなく、普通に考えたら6年に一回は優勝しても、不思議はないと思うのだが全然ダメだ。
優勝て、そんなに難しいことだろうか❓
いやいや、簡単でしょう。ちゃんとしたピッチャーがいて4番がホームランを打てばいいだけだ。
だから金を積んで補強したらいいだけなのだ。2003、5年の優勝は広島から獲得した金本のおかげだ。
今のタイガースはどう考えても4番が論外だ。
大山は2割5分の打率しかないし、得点圏打率など低すぎてお話にもならない。ホームランも少ない。
去年も大したことなかったわけだから何億円でも何十億円でも積んで4番を張れる打者を獲得すればいいだけだよな。
それをやらないんだからタイガースは永久に優勝することはない。
今日から3日間、出町柳の臨川書店でバーゲンセールがある。

朝9時からだが、早速行ってみた。
ワゴンに国文学や歴史、社会科学系の古本を詰め込んで販売するのだが、価格は文庫が2冊で100円、単行本1冊100円、300円、500円と三段階に分かれている。
9時ちょうどに店のシャッターが開いて店員がワゴンを引き出して販売開始だ。
つまり販売は歩道で行われるのだ。
お客さんはそんなに多くはなはないのだが、とにかく歩道上だからスペースがないし、当然通行する人もいるし、自転車で行き来する人もいるから、混雑している。
臨川書店は自社ビルだしビルの中でもできそうなんだが、なぜか歩道で販売している。これは古本屋はもともと露天商だった名残なのかもしれないな。
「ご先祖さまは啖呵売やったんや、わしらもその苦労を偲ばんなん、偲ばんなん」
そういえば京大のすぐ北にある吉岡書店も何十年も前から歩道上に板で組んだ販売台を設置して本をたくさん並べているよなあ。


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2021-10-27 21:55:00

今日は昼に近くのdocomoショップに嫁と出かけて料金プラン見直しをしてもらう。12時に予約していて実にスムーズで二人合わせて6000ほど安くなるプランにした。
合わせて4年ほど使っているアイホンの電池の減り方が激しいので新機種に変更した。
その足で大阪のお客さんのところに伺って1968年から1970年にかけての「季刊蒸気機関車」を譲っていただいた。

キネマ旬報社が1980年ごろまで出していた蒸気機関車の写真集だ。
モノクロが多いのだが、例えば三ノ宮の海岸沿いを疾走するローカモーティブの連続写真なんかが載っていて面白い。
実際にその時代の三ノ宮にもし行けたとしても要らないものがなんぼでも写ってしまうだろう。
道端に放置してあるゴミや、無秩序に止めてある車やバイク、自転車、もちろんいろんな方向からなだれ込んでくる人々の姿などだ。
ところが写真集となると撮影時間や切り取るアングルを工夫することで、心惹かれる作品になるのだ。
これは今でも全く変わらない。
旅行で観光地に行ってもガイドブックやネットの観光地写真のような美しい風景に遭遇できることはまずない。
旅行てそもそも大した価値はないものなのだ。

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